カオスと化す炎上案件【番外編】

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今回は、↓の記事のシリーズです

 

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毎日終電、泊り込み、休日出勤、パワハラが横行してる某大手キャリア案件の話です

 

これまでは、このブログの筆者、漆うしるの体験談でしたが、

 

今回は、他の人の身に降りかかった災難を取り上げようと思います

 

 

次々辞めていく古株作業員たち

この案件がカオスと化す(元請け会社と派遣先会社の間に大手SIerが割り込んできた)前に作業員の4分の1が辞めていきましたが、カオスと化してから1ヵ月経ってから、更に3分の1の人が辞めていきました。

 

その中でも仲良かったある人と話す機会があり、その人はこう言っていました。

「8ヶ月以上我慢してきたけどもう限界。自社に言って辞めさせてもらった。」

 

当然と言えば当然ですね。

毎日終電・泊り込み・休日出勤が当たり前のこの案件で辞めたいと思うのは当然です。

 

ちなみに、私も自社に辞めさてもらうと掛け合いましたが、単金が上がるという理由で辞めさせて貰えませんでした。

 

こうして私含め、カオスと化す前にいた作業員にしわ寄せが行き、毎日終電・泊り込み・休日出勤がどんどん酷くなっていきました。

 

残った者はますます貧乏くじを引くことになります。

 

 

周りは全くスキルの無い新人ばかりで月休2日

の記事で、この案件に入りたての時に、私にLinuxコマンドを仕込んで、後々社以内チャットの友達(これからチャッ友と読む)のTさんから聞いた話です。 

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Tさんは、この案件がカオスと化す(元請け会社と派遣先会社の間に大手SIerが割り込んできた)時に、担当作業員として北関東某所にあるデータセンターに常駐していました。

そこで一緒に作業することになった作業員は、Tさん以外、この業界に入りたての新人や、全くLinuxの知識がない人間ばかりだったそうです。

このIT業界では、業界未経験者を一切教育しないで派遣先にドナドナ送りつけることが常態化しています。

 

それによって当然ながら問題が発生します。

それは、作業ミスが頻発して作業遅延が発生しまくることです。

 

Tさんが居る北関東データセンター構築作業チームは、最初の2週間は週休2日の日勤制でしたが、新人作業員のミスの連発でスケジュールに遅れが発生したので、翌週から週休1日なりました。

しかし、新人作業員のミスの連発で更にスケジュールに遅れが発生したので、その翌週から、夜・昼それぞれ12時間の2交代制に代わってしまったそうです。

 

それに伴って新人作業員は週休1日に、経験者のTさんは月休2日なってしまったそうです。

 

そうなってからTさんはおかしくなってしまい、社内チャットの会話は必ずと言っていいほど下ネタを挟むようになりました。

これではただの変態オヤジチャットです。

 

 

 

そして、一緒に作業することになった人(カオス化する前からいる人)からも必ず言っていいほど、Tさんがおかしくなったと耳にするようになりました。

 

みんな口々に

「あの人、説明に必ず下ネタを挟むんでキモいんですけど」

と言ってました。

 

Tさんのまじめそうな見た目からは想像できません!!

 

 

全くスキルの無い新人ばかりで60連勤

の記事でちょっと出てきたAさんの話です。

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Aさんは仕事が出来る人で、元請け企業S社から中間の大手SIerJ社、派遣先D社からも次から次に仕事の依頼が舞い込んできます。

 

本来なら新型サーバの検証・構築チームで、新型サーバの検証・構築・手順書作成を行う人なのです。

しかし、Aさんはこの仕事をやりつつ、新人作業員のミスの尻拭いの為に、全国各地のデータセンターを飛び回ってたそうです。

 

久々にAさんに会った時の事です。

Aさんはこう言いました。

 

今日で60連勤目だわ。それも今週は1日も家に帰ってないし(5轍)

 

 

Aさんが過労死しないか心配です。

 

この案件に入場してから一週間で胃に穴が開く

私が、1日だけ北関東某所にあるデータセンターで作業することになった時の話です。

 

私は、一緒に作業することになった新人作業員と、自宅が近いという事で仲良くなりました。

その人と作業の合間に休憩に行った時の話です。

 

漆さん、隣にチャラい感じの人いましたよね?

 

そういや、居ましたね

 

この日は、2人2組の編成で作業をしていました。

その別の1組にチャラい感じの20代の作業員が居ました。

 

彼、この案件に入って1週間経った月曜日に胃が痛いって休んだことがあるんですよ

 

それから3日後に胃カメラ飲むことになって、また休んだんですよ

 

後々、診察結果を聞いたところ、医者から「君は胃に穴が開いている」と診断されたっと言ってましたよ

 

・・・

 

これって、この案件のストレスが原因で、1週間で胃に穴が開いたってことじゃないですか!!

ちなみに、胃に穴が開いた彼は、この業界に入りたてで右も左も分からないままこの案件に派遣させられたために、作業ミスも多くトラブルの原因だったそうです。

 

 

確かに、全員目が死んでるここの作業員たちの中でもとりわけ目が死んでましたしね、彼は!!

 

 

 

入場から3ヵ月目にして会社を退職する作業員が現れる

この案件がカオスと化して1ヵ月経った時です、私のチームで一緒に作業している作業員のうち2人が2ヵ月後にこの案件を辞めると耳にしました。

ちなみに私のチームは6人いて、そのうちの3分の1が辞めるという事になります。

 

それも、その2人はカオスと化して入場して新人作業員です。

そのうち1人は、この案件入場が初仕事で、実質3ヵ月で会社を辞めるということになります。

 

ちなみに、この人に理由を聞いたときにこう答えました。

「こんな業界に入らなければよかった!!」

とね。

 

そりゃあ、毎日終電、泊り込み、休日出勤が当たり前の労働環境では後悔して当然です。

 

そして私は

「マジそれな!!」

と同意しました。

 

私もこの時には、本気で会社を辞めようと考え始めてました。

 

 

作業員の一人が失踪

今日も今日とて、毎日終電で作業していた時の話です。

 

この日は、この時作業していた受注元の検証施設(Tラボ)で、別業者の誰かが作業ミスのせいで、作業ストップがかかってしまいました。

そこで、TラボにあるS社の事務室で待機していました。

 

その時、出張から戻ってきたIさんがやってきました。

ちなみにIさんは↓の記事で登場して、お世話になった人です。

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席に着くなり、愚痴をこぼしました。

 

あの野郎、どこ行ったんだよ!まったく!!

 

どうしました?

 

昨日、大阪のデータセンターで作業なのに、Oの野郎サボりやがったんですよ!!

 

それも今日も来てないですし!!

 

Oさんとは私と同じく下請けD社に派遣されている別SES会社の社員です。

彼は、この案件に入場する前も炎上案件で毎日終電・泊り込み・休日出勤が当たり前の環境で働いていました。

そんなこの業界に嫌気がさしたのでしょうね。

 

そうして、彼はこの日以降も二度と出社することはありませんでしたとさ・・・。

 

 

 

 

ちなみに、IT業界では、失踪は珍しいことではなく、私も度々目撃しました。

そして、私もこの方法でこの業界からおさらばしました。

 

肉体的にも精神的にも劣悪な環境で、辞めたいのに辞めさせてくれない会社も多いのが影響でしょう。

そして、そういう会社に限って相談しても改善して貰えず、一方的な会社の都合を押し付けられるのです。

 

 

ちなみに、失踪は精神疾患で退職の次くらいにスタンダードな辞め方です。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

 

この案件がいかに炎上していて終わっている案件かお分かりいただけたと思います。

毎日終電・泊り込み・休日出勤、そしてパワハラが横行している案件では、こうした人間破壊が常態化しています。

 

 

人間を肉体的にも精神的にも破壊していく拷問器具。

それが炎上案件です。

 

 

こんな生き地獄を味わわないためにも、IT業界(特にSIer)には入らない方が良いと思います。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!!