休日出勤だらけの炎上案件の話

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今回は、毎日終電と上司によるパワハラ独裁政治が敷かれていた官公庁向けサーバ構築案件の話です。

www.itjigoku.com

 

本番作業に向けての打ち合わせ

今回は、入場してから2週間が経ち、来週から官公庁の施設に出向いてサーバ構築を行う(本番作業という)ために打ち合わせがありました。

 

この案件のリーダーでありパワハラ上司のIさんと、サブリーダのAさんが指揮をとって、今回の作業場である官公庁の施設がどこにあるのかとか、この施設の作法(色々と面倒くさい施設のルール)とか作業体制とかを説明してました。

 

そして作業スケジュール表と体制表が配られました。

そしてIさんによるスケジュールの説明が始まりました。

 

来週から始まる本番作業のスケジュールはこのようになってます

 

何も問題が起きなければ、このスケジュール通りに行くと思います

 

何も問題が起きなければの話しです

 

ちょっとでもスケジュールに遅延が発生すると休日出勤も有り得ると思います

 

Iさんから配られスケジュール表には、びっしりと棒線が引かれていて、目に見えてカツカツのスケジュールということが分かりました。

 

毎日終電レベルの残業と上司のパワハラで疲弊していて完全に目が死んでいるチームのメンバーの目が、それを見て更に白く濁っていくのが目に見えてわかりました。

そして、

 

「これは絶対に、休日出勤だらけになる」

 

みんな、口にはしませんでしたが、全員こう思っていたのは間違いないでしょう。

なんのトラブルも無しで作業が進むことは100%ありません。

 

OSのバグ、ミドルウェアのバグ、テストでの想定外の動きetc

こういう作業ではいつも想定外の事が起きるのが常です。

本来なら何かしらのトラブルが起こることを想定してスケジュールを組むのが普通です。

 

100%なんの問題なく進んでもギリギリのスケジュール。

もはや破たんするのは目に見えていました。

 

そして、もう一つ懸念事項がありました。

それは、Iさんから依頼された無理難題ともいえる仕事量の仕事が終わっていませんでした。

それも、手順書・パラメータシート等作業に必要な資料作成といった本番作業に影響する仕事なのです。

 

メンバーのほとんどが終わってないようでどうするつもりなんでしょうか?

本来なら作業どころの話ではありません。

 

そして、Iさんがスケジュールについて説明を終えると、最後にこう言いました。

 

資料作成とか終わってない人は、作業を終えてからこちらの事務所で作成してください

 

それでも終わらないようなら休日出勤です

 

ですよねー

作業がスケジュール通りに進もうが進まなかろうが休日出勤が確定されました。

でも、作業自体も遅延したらどうなるんでしょうか・・・。

泊まり込み?

 

 

そうして、本番作業のスケジュールに絶望をしながら、今日も今日とて終電で帰宅しました。

 

 

本番作業開始日

この日は、いつも働いてる大手SIerの事務所で集合してから、官公庁の施設(電算棟)へ向かいました。

 

移動時間は、束の間の休憩時間です。

昼休憩すら昼食を取りながら仕事をしているような状況です。

そうでもしないと仕事が終わらないくらいの量です。

 

移動時間すら休憩時間と化してる今の状況を考えると虚無感に苛まれます。

 

電車を乗り継いで1時間くらいで、電算棟に到着しました。

 

そこから、作業準備をして、作業に取り掛かりました。

 

この日は、作業が順調に進み、夜の8時くらいに電算棟をあとにしました。

しかし私には溜まっている仕事があるので事務所に戻り、仕事を終電までしてから帰宅しました。

 

作業開始翌日

この日は、電算棟に直行しました。

そして付いて早々、作業準備をして作業に取り掛かりました。

 

そして、作業を開始して30分経ったときでしょうか。

OSインストール作業をしている途中、なにかしらエラーが出てきました。

担当のTさんに聞いてみました。

 

Tさん、なんかエラー出てるんですけど、対処策知ってますか?

 

Tさんに、サーバの管理画面から出ているエラーを見せました。

 

これは見たことないエラーだなあ・・・

 

わからないなあ、これは調べないだめかもしれない

 

はい・・・

 

サーバがある機器室にはネットに接続されているPCがないので、この電算棟に出向している作業員の待受室にある共有PCを使用して調べなければいけません。

Tさんはエラーの原因を調べるために、待受室に向いました。

当然そうなるとTさんの作業が遅れてしまうということになります。

 

そして、Iさんに相談して、作業を少しでも先に進めるために別のサーバの構築に取り掛かりました。

このサーバの構築は順調に進んででいきました。

 

作業を初めて2時間してからでしょうか。

Aさんが私のもとへやってきました。

 

漆さん、このミドルウェアからエラー出てるんですが対処法知ってます?

 

私が担当しているミドルウェアからエラーが出ているようです・・・。

※ミドルウェア・・・OSの補助をしてくれるソフトウェアのこと 

 

えーと・・・

 

見たことのないエラーでした。

そもそもインストール不可ですみたいなエラーでした。

 

ちょっとこれは調べないと・・・

 

こうして私も作業場から席を外す羽目になりました。

当然作業遅延になるのです・・・

 

そして30分程調べて、原因が判明しました。

原因は、ミドルウェアの入れる順番が違うからのようです。それをマニュアルの分かりやすいところに書いてくれないかね?〇〇〇よ

※〇〇〇・・・ミドルウェアのメーカー名が入る

 

これは最初からインストールし直しって言わないといけないという意味でもあります。

ああ、気が重いなあ・・・

 

気が重いですが、急いで作業を進めないと、私の唯一の楽しみである休日が無くなってしまします。

急いで機器室に戻ってみると、メンバーのみんなが青ざめた顔をして立ち尽くしてました。

 

どうしたんです?

 

近くにいたMさんにどういう状況なのか聞いてみました。

 

いやあ、漆くんのエラーの件でTさんが調べたんだけど、サーバそのもの設定の仕方が間違っていて、全部サーバの構築を最初からやり直しすることになったんだ・・・

 

・・・

 

カツカツのスケジュールなのに、このような作業遅延が発生してしまいました。

ご察しの通り休日出勤が確定したということです。

 

 そして、この日から毎日終電で休日が無い日々が続くことになりました・・・。

 

まとめ

いかがだったでしょうか? 

ただですら毎日終電とパワハラ上司の二重苦で地獄の炎上案件が、ここから休日出勤が加わり三重苦となっていきました。

 

無理のあるスケジュールには、かならず綻びがあり、結果として毎日終電、休日出勤が当たり前となっていきます。

こうして炎上案件は改善することなく、どんどん悪化していくのでした。

 

こんな最悪な状況ですが、私は辞めようと思いませんでした

 

それは、この案件があと1ヵ月で終了するということが自社の営業から伝えられていたからです

 

毎日、案件終了のカウントダウンするのが唯一の楽しみでありました

 

でも、それを激しく後悔することになるんだよね?

 

そうなんですよ!!

 

それは後々語っていきます・・・

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!!