今回は、パキスタン料理屋「アルカラム」を紹介しようと思います。
アルカラムは、埼玉県八潮市にあるパキスタン料理屋で、そこの常連のパキスタン人の1人には「コンニチハ」と挨拶されるようになるくらいには通い詰めてるんですよね。
そんな、通い詰めてるパキスタン料理屋での出来事と、個人的メニューランキングを発表しようと思います。
アクセス
つくばエクスプレスの八潮駅が最寄りです。
八潮駅北口バス停から東武バス「草加04 :八潮市役所経由草加駅東口行き」「草加06:八潮中央病院経由草加駅東口行き」に乗って「八潮メセナ」バス停で徒歩1分の所にあります。
しかし、最寄りのバス停に行くバスの本数が絶望的に少なくて、1時間に1本から2本しか走ってません。土曜・休日に至っては1時間1本も走っておりません!!
ですので、タクシーか歩いて行くことになります。
一応これでも東京23区の隣の市なんですけどね・・・。
歩いて行く場合は、北口の大通りをひたすら真っ直ぐ歩きます。
とても東京23区の隣の市とは思えない程、辺鄙になっても真っ直ぐです。
八潮中央公園とバス停(八潮メセナ)が見えてきたら左折します。
お疲れ様です。左折してすぐの所に、今回紹介する「アルカラム」がございます。
ちなみに徒歩20分くらいかかります。
メニュー
メニューは、旧ブログの↓の記事に記載されているのでお時間があったらご覧ください。
日替わりでメニューが変わるので全部紹介してる訳ではないですが、私が食べた物全ては紹介してあります。
出来事
アルカラムに通い詰めて起きた出来事や、気になったことを紹介しようと思います。
客のほとんどがパキスタン人
この店は、辺鄙なところにあると入り辛い外観の所為で、客層は常連のパキスタン人ばかりです。
たまに、食べログ見て来たと思しき日本人と、私と同じように常連っぽい日本人 を見かけますが、それでも9割パキスタン人です。
どれくらいパキスタン人ばかりかというと、「いつもガラガラなのに今日は繁盛してるな」って入ってみると、広い店内の2/3が埋まっているのに日本人は私だけでしたなんてことがよくあります。
日本語メニューが一切ない
御覧の通り日本語が一切書かれてませんね。
アルファベットで書かれているのが救いですね。アラビア文字で書かれた日にゃあ何が何だか分かりません・・・。
この店は日替わりでメニューが変更されるので、このホワイトボードに書かれてるメニューから選ぶシステムになっております。
ちなみに、店員に聞けば、どんな食べ物か片言の日本語で教えてくれます。
イラッシャイマセー
入店した時に「いらっしゃいませ」と店員が言うが当たり前だと思います。
言わない店もありますが。特に調子に乗ったラーメン屋とか
ちなみに、ここでは入店した時に「イラッシャイマセー」と店員と常連客のパキスタン人が言います。
客なのにサービス精神旺盛ですね!!
おかわりを勧めてくる客
ある日、黙々とパヤ(山羊の足のカレー)を食べていた時のことです。
いつも厨房近くの席を陣取ってる常連客たちの1人が「オカワリ、オカワリ」と言っていました。
「なんで日本語でおかわりって言ってるのかな?」って思いました。いつもウルドゥー語で店員と話しているのに。
そう思っていると、目の前にガタイの良いパキスタン人が私に向かって「コノスープ、店員ニ言エバ、オカワリデキルヨ!」「冷メテルナラ、温メ直シテクレルヨ!」と私に言ってきました。
コミュ障である私は、咄嗟の事のびっくりしてしまい「あ、はあ・・・」と冷たい対応ととってしまいました。
「ありがとう!もう腹いっぱい(本当に)でおかわり要らないよ」と言っておけば良かったものを・・・。
自分のコミュ障っぷりが恨めしいね!!
自由過ぎる客と店員
クレーマーが店に入ったら速攻でブチギレるだろうというくらい、常連客のパキスタン人も店員も自由なのです。
どれくらい自由なのかと言うと、
ある客は、常連客たちと大声で会話を楽しんでいて、
ある客は、スマホで音楽を楽しみつつ鼻歌を歌っていて、
ある客は、何も注文せず店内のテレビをボーっと見ていて、
ある店員は、常連客と会話を楽しんでいて
そして厨房からはシェフが鼻歌を歌いながら料理をしています。
まさにフリーダムとはこのような状況のためにある言葉なんでしょうね!!
パキスタンではこれが普通なんでしょうけど。
金を払わない客
いつもこの店に行って疑問になってることがあるんですよね。
それは、常連のパキスタン人たちが会計してるところを見たことが無いんですよ!!
いつも、レジで会計することなくそのまま店の外で出ていくんですよ。店員も特に何も咎めません。
そもそも一緒になって話してるくらいですし。
パキスタン人もしくはイスラム教徒(パキスタンの国教はイスラム教)はタダなんですかね?
それとも年会費制なのかもしれませんが。
イスラム教が国教なのにヒジャブを被ってない女性
この店には、テレビが設置してあって、いつもパキスタンの衛星放送らしきものが流れてるんですよね。
それも、バスが燃やされてたり、デモ隊らしき集団に車が突っ込んできたり、紛争でボロボロになった街が映ったり、国会議員らしき人が殴り合いの喧嘩をしていたりと、ある力士が殴っただの殴ってないだのというくだらないニュースばかり流れてる日本では考えられないような荒々しいニュースが流れてるんですよ。
もちろんニュースキャスターも映るのですが、そのニュースキャスター、ヒジャブ被ってないんですよね。女性キャスターなのに。
ちなみにパキスタンは、正式名称「パキスタン・イスラム共和国」という名の通りイスラム教が国教なのです。
イスラム教徒の女性と言ったら↑の画像のように布(ヒジャブ)を被るのが戒律だと思ってましたが、パキスタンは自由なんでしょうか?
CMに出てる女性も、バラエティーらしき番組に出てる女性も被ってる人をあまり見かけません。テロップにパキスタンの国旗が映ってるので別の国の放送と言うわけでもないと思いますし。
漆さん、ヒジャブと言ったらプロフィール画像の方がイメージしやすいんじゃないでしょうか?
これは、ヒジャブではなく「逮捕されて毛布を被って警察に連行されるわたくし」をイメージした画像ですぞ!!「元IT土方の供述」だけに!!
あと勝手に私の画像を使わないでもらえますか?肖像権の侵害で訴えますよ?
え?あなたに肖像権なんてありましたっけ?2次元なのに?
・・・(#^ω^)ピキピキ
プロフィール画像の被ってる布はヒジャブではありません!!
謎の撮影会に参加させられる
いつものように、俺は人間火力発電所と言わんばかりにモクモクとニハリを食べていると、常連客のパキスタン人に呼ばれました。
お兄ちゃん!お兄ちゃん!
え?な、なんでござるか・・・?
お兄ちゃんこれ知ってる?ダルチャワル(Dal Chawal)って言うんだけど、今日から始まった新メニューなんだ
写真撮ってみてね!
LINEとかフェースブックとかやってるなら写真あげてね!
あ、はい・・・
あれ?この人常連客だと思ってましたが、店側の人らしいです。もしかして店長なんでしょうか。中古車販売やってるって言っていたような・・・。
撮影してテーブルに戻って食べていると、次から次へと料理を持ってきて、その店長らしき人がスマホで撮影してました。まさか撮影会?私も撮影させてもらいました。
その人はなんのために撮影していたのか、アルカラムの公式サイトでも作るのか、そもそも常連客じゃないのか、答えは謎のままでした・・・。
メニューランキング TOP5
次はこの店で、自分が好きなメニューのトップ5をランキング形式で紹介いたします!!
え?この店の出来事とか要らなかったって?
だってランキングだけだとほとんど書くことが無くなってしまうんですもの・・・。
では、
カウントダウン!!
5位 ハリーム(Halim)
マトンと豆を原型が無くなるまで煮込みまくったカレーです。
マトンと豆の交じった独特な味のカレーです。
繊維を感じますがそれが元マトンではないかと勝手に推測してます。
ちなみに、かなり手間のかかる料理らしいですよ。
提供曜日:金・土
4位 ビリヤニ(Biriyani)
カレーグレイビーというカレーのソースと米と肉を層状に重ねて蒸し上げる炊き込みご飯です。これも手間のかかる料理らしいです。
スパイスの良い香りと、スパイスの効いていてるご飯が最高に美味い料理です。
カレーの味が付いたご飯と言うよりビリヤニって感じの味です。正直例えられません!!
写真の右側に写ってるライタと言うヨーグルトサラダは、ビリヤニにかけて食べるために付いてるもので、かけて食べると味が引き立ってお勧めですよ!!
ちなみに日によって肉がチキンだったりマトンだったりします。
個人的には、肉の量が多いチキン方が好きです。
提供曜日:チキン(月火水)・マトン(金・土)
3位 プラオ(Pulāv)
カレーグレイビーというカレーのソースに米をぶち込んだ料理です。
味はビリヤニと同じですが、ビリヤニより味が濃い目でこっちの方が好きです。
ビリヤニと同じくライタをかけて食べると味が引き立って美味しいですよ!!
ちなみに、この店では肉はマトンしか見たこと無いですね。
ただ、最近この料理、あまり見かけなくなりました・・・。残念。
提供曜日:日・月
2位 パヤ(Paya)
牛とか山羊とか羊とか脚の肉を煮込んだスープカレーです。
トゥルントゥルンしたゼラチン質の骨付き肉に、独特のスパイスが効いた旨辛スープが最高に美味い料理です。
ちなみに、肉種類は週によって替わり、牛は(Beef Paya)、山羊は(Paya Bakra)、羊は(Mutton Paya)です。
個人的には、骨より肉の方が多めの牛の方が好きです。
提供曜日:日・月
1位 ニハリ(Nihari)
羊のすね肉を煮込んだワイルド系カレーです。
トロっとしたスープでマイルドな感じだが結構辛いです。
そのスープにでかでかとぶち込まれた羊のすね肉がボリューム満点!
そのすね肉はホロホロと柔らかく、スープの味が染み込んでいてかなり美味いです!
提供曜日:土・日
店舗情報
まとめ
最初は入り辛い店だと思いますが、勇気をもって入ってみると親切な店員と常連客が出迎えてくれて、最高に美味い料理が提供されるおすすめの店です
機会があったら来てみてください!!
・・・
なんだね?助手よ不満そうな顔して?
また二番煎じだと旧ブログの記事晒して上げ足取ってやろと思ったのに、メニューの所で堂々晒しやがって・・・
上げ足取ってやろうだなんて、そうはさせないでござるよ!!
ざまあみやがれ!!
・・・!!!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!