みんなー!うしるだよー☆
今回はねえ!「Wacom Cintiq Pro 13」という液晶ペンタブレットをレビューするよ!
【Amazon.co.jp限定】ワコム 液タブ Wacom Cintiq Pro 13 HDMI接続対応 アマゾンオリジナルデータ特典付き TDTH-1320/AK0
- 出版社/メーカー: ワコム
- 発売日: 2018/05/22
- メディア: Personal Computers
「Wacom Intuos Pro」っていう板タブを使ってたんだけど、13万円超から8万円台に値下げされていたから、ついに液タブ「Wacom Cintiq Pro 13」を買っちゃったんだ☆
これで、板タブマンから液タブマンに華麗なる変身を遂げたうしるきゅん!
この液タブでイラストも描いたから刮目してみてね♡
- 開封しちゃいますの!
- Cintiq Pro 13の付属品
- 「Cintiq Pro 13」本体
- PC(MacBook Pro 2016)と接続
- 「Cintiq Pro 13」使用レビュー
- 「Cintiq Pro 13」で描いたイラスト
- メリットデメリット
開封しちゃいますの!
Amazonのサイバーマンデーで注文したのですが、段ボールに梱包されず外箱にそのままで伝票貼り付けて送ってきやがりました。
海外通販で雑な梱包は慣れていていましたが、まさか段ボールに梱包すらされてないなんて初めてでした。
うしるきゅんが履いてない派だからって、商品を剥き出しにして送ってくることはないんだぞ!!
ちゃんと段ボールに梱包して遅れし!
蓋を開けると、液晶タブレット本体が現れました。今のところ、ディスプレイが割れてる様子は無いようです・・・。
本体を取り出すと付属品が収納されてました。板タブの「Wacom Intuos Pro 2017」の時よりも付属品がたくさんありますね。
こちらも壊れてる様子はありません。
こんなにもヒヤヒヤする開封レビューは初めてだぞ!!
Cintiq Pro 13の付属品
「Cintiq Pro 13」の付属品は以下の通りです。
- Wacom Pro Pen2
- ペンスタンド
- 替え芯(標準芯6本/フェルト芯3本)※ペンスタンド内臓
- Wacom Link Plus(USB, Mini-DisplayPortまたはHDMI-USB Type-C変換コネクタ)
- ACアダプター
- USB-C to USB-Cケーブル
- USB-micro B to USB-Cケーブル
- USB-micro B to USB-Cケーブル
- Mini DisplayPortケーブル
- 説明書
- 保証書
付属品がめちゃめちゃ多いけど、使用してるPCがUSB Type-C(オルタネートモード) または Thunderbolt 3に対応してると、半分くらいは使わないよ!
Wacom Pro Pen 2
ペンは、「Cintiq pro」「Intuos Pro」「MobileStudio Pro」シリーズで2016年以降発売の製品で採用されてる「Wacom Pro Pen 2」が採用されてます。
Pro Pen 2になってから、筆圧レベルが従来の2048レベルから8192レベルと4倍にグレードアップしました。
Intos ProもPro Pen 2を採用しているので、それを流用して、Cintiq pro 13のは壊れた時のためにしまっておきます。
使わない子はしまっちゃおうねえ・・・
持ちやすいし使いやすいのですが、実はこのペンは色々と曲者で、芯が旧機種と互換性が無くおまけに消耗が激しかったりします。
芯の形状が、旧型が棒状なのに対し、新型は細くなり綿棒のような形状になりました。
旧型よりも削れやすくなって、芯の値段が高くなったのがかなり痛いです。
うしるきゅんのお財布が涙目だよ・・・
ペンタブスタンドは潰れたような饅頭のような形状です。底面は金属製で高級感があります。
ペンスタンドの中には替え芯が格納されてます。
ペンスタンドも曲者で、力を入れないと開かず、両手で上下を抑えて、手のひらで蓋を回転させて開けるという力の入れにくい方法という欠点があります。
んんんんんんん!開かないよぅ!!
充電器
充電器はノートPCのような、ACアダプターと電源コードがを接続して使用するという仕様です。充電コネクタはUSB-Cです。
これだど配線周りがごちゃごちゃになるので、MacBookの充電器みたいにACアダプターにコンセントが付いてる方式にして欲しかったですね。
MacBook proの充電器(Apple 87W USB-C 電源アダプタ)でも給電できちゃいます。もちろん動作保証外ですが・・・。
ちなみに、Apple 29W USB-C 電源アダプタと駄目でした。
この大きさの液タブだったら29Wでもいけると思ったんだけどなあ・・・
「Cintiq Pro 13」本体
こちらが本体です。
初めて手に持った感想は「重っ!!」でした。13.9mmという薄さのわりに重さがあります。
本体だけだと、タッチホールやファンクションキーが無いので、極太ベゼルのタブレットにも見えなくも無いです。
タブレットの上側が少し分厚くなっていて傾斜があります。
左側にはUSB-Cポート2つにイヤホンジャックが一つ付いてます。
右側には、USB-Cポートひとつと、SDカードスロットがひとつ付いてます。
私が持ってるPCにはSDカードスロットが無いのでこれは便利。
背面はこんな感じです。純正スタンドをはめられる溝がふたつ付いてます。
「Cintiq Pro 13」のスタンドはこんなのだぞ!
背面には折りたたみの傾斜を付けるスタンドが収納されています。
華奢そうだなあって思ってましたが、意外とガタつきやグラつきがなくしっかりとした作りでした。
スタンドを立てるとちょうどいい傾斜です。モバイルスタンドを買おうかなあって思ってましたが、このスタンドで十分だったので購入を見送りました。たかがスタンドで1万越えは高すぎる。
1万円くらいでスタンド能力が手に入るのなら欲しいけどね!
PC(MacBook Pro 2016)と接続
PCと接続するとこんな感じです。
USB-C対応のMacBook Pro 2016なので、USB-C to USB-Cケーブル一本で接続出来きます。また、液タブのどのポートで差しても充電可能なので、左右関係なく充電ケーブルを差すことが出来ます。
しかし、使用してるPCがUSB-CかThunderbolt 3に対応してないと、「Wacom Link Plus」という変換コネクタを挟んで、HDMIケーブルとUSB-Aケーブルを接続して・・・と配線がごちゃごちゃになってしまうという欠点があります。
「Cintiq Pro 13」使用レビュー
「Cintiq Pro 13」を使用したレビューだよ!刮目してみてね☆
ペン先とディスプレイの視差
液タブで気になるのは、ペン先とディスプレイの視差です。
「Cintiq Pro 13」の視差はほとんどなく全然違和感がありません。視差がほとんど無いので、紙で描くのと同じように直観的に描くことが出来ます。
ペンの遅延
ペン先をササッと早く滑らせても、線画すぐに追尾します。描写の遅延も懸念事項でしたが全然気になりません。
ちなみに、使用ソフトは『CLIP STUDIO PAINT』です。
筆圧
筆圧検知もしっかりとしていて、筆圧を強めると太く、筆圧を弱めると細く描かれます。入り抜きもしっかりと表現できてます。
タッチホールやファンクションキーが無い!
「Intuos Pro」には存在していた、タッチホールやファンクションキーがありません。
タッチホールでブラシサイズを変えていたので、これは不便です。いちいちサブツールパレットからサイズを変えないといけません・・・。
「Express Key Remote」というタッチホールやファンクションキーを備えたリモコンみたいなのが発売されてますが、たかがそれだけの機能で1万円以上とかなり高いです。
ワコム Cintiq Pro / Cintiq / Intuos Pro用ワイヤレスキーリモート Express Key Remote ACK411050
- 出版社/メーカー: ワコム
- 発売日: 2015/07/10
- メディア: Personal Computers
右利きなら左手デバイスがセオリーなんですが、左利きなので使えないのです。
Razer Orbweaver Chroma マルチライティングメカニカル左手用キーパッド 【日本正規代理店保証品】 RZ07-01440100-R3M1
- 出版社/メーカー: Razer Inc.
- 発売日: 2015/11/27
- メディア: Personal Computers
うしるきゅんは左利きだから、左手デバイスが使えないし困ったの・・・
ディスプレイ
ディスプレイは、発色は悪くなのですが、「MacBook Pro 2016」の15インチと比べると見劣りしてしまいますね。「Cintiq Pro 13」は、発色が綺麗で色のメリハリがありますが、MacBookの方が発色が綺麗で色のメリハリがハッキリしてます。
フルHD(1920×1080ピクセル)と2,880 x 1,800ピクセルを比べるのも分が悪いですが・・・。そして、色域もMacBook Proの方が上なんでしょうけどね。
Cintiq Pro 13のAdobe RGBカバー率87%だぞ!
「Cintiq Pro 13」で描いたイラスト
「Cintiq Pro 13」でイラスト描いたイラスト公開してみます。
板タブと違ってディスプレイに直接描くから、引いてみた線と表示される線のズレみたいなものが無くて描きやすいですね。細かな所の塗りがしやすかったり、塗り残し、はみだしも気付きやすいからいいですね。もっと早く買っておけばよかった。
イラストは、サンタコスのロリっ子のシャルたんだぞ☆
ロリっ子って言うなあ!!
メリットデメリット
・メリット
- 板タブと違いディスプレイに直接描くので、引いてみた線と表示される線にズレを感じることが無くなり描きやすい
- ペンとディスプレイの視差がかなり小さい
- ペンとカーソルの遅延が小さい
- 画面に直接描くので細かい間違いに気付きやすい
・デメリット
- タッチホールやファンクションキーが無いので、線の太さを変えるのが面倒だったり、左手デバイスの類が必須で不便
- 新型ペンの芯の消耗が早い
- 故障したら、返信が遅い上に、二度手間三度手間取らされた挙句、繰り返し同じ対処策をいただくという、時間も手間もかなり取られるという、使い物にならないWacomのサポートを利用しないといけないというリスクがある(過去に経験済み)
【Amazon.co.jp限定】ワコム 液タブ Wacom Cintiq Pro 13 HDMI接続対応 アマゾンオリジナルデータ特典付き TDTH-1320/AK0
- 出版社/メーカー: ワコム
- 発売日: 2018/05/22
- メディア: Personal Computers
最後まで読んでいただきありがとうございました♡