みんなー!うしるだよー☆
うしるきゅんは、阿武隈急行と東北本線の槻木駅にやってきたんだ!
今回は、ここら阿武隈急行で宮城県と福島県との県境近くまで南下した先にある「あぶくま駅」に行ってきたから刮目みてね♡
猫ちゃんもあるよ!
あぶくま駅とは
あぶくま駅は、宮城県伊具郡丸森町にある阿武隈急行の駅です。
前身の国鉄丸森線が阿武隈急行と転化し福島まで延伸した1988年7月1日に開業したという比較的新しい秘境駅です。
開業当初から周辺に民家が無いのにも関わらずどうして駅が出来たのかというと、近くを流れる阿武隈川の舟下りの船着き場があり、その利用客のために設置されたからです。
ちなみに宮城県最南端の駅でもあります。
仙台駅で阿武隈急行の連絡切符を購入しようと思っていたのですが一駅手前の丸森駅までしか無く、駅員に聞いても槻木駅でしか買えないと言われ、仙台発の直通列車に乗れず槻木で足止めを食らってる状態です。
冷房の無い槻木駅で1時間以上待つのがキツかったで、1本前の丸森行きの電車で丸森までやってきました。たった一駅なのにここでもまた足止め。
たった一駅だったら歩いて行けばよかろう
なに言ってるの?たった一駅でも12km離れてるんだぞ!
猛暑日に12kmも歩いたら熱中症で野垂れ死んじゃうよ!
じゃあ野垂れ死ねばよかろう!
冗談でもそんなこと言っちゃ、めっ!なんだぞ!!
暑いのでこのまで乗ってきた電車の折り返しの発車時間まで車内で涼んでました。
あぶくま駅
あぶくま駅に到着しました。
はあ〜長い旅でござった・・・
駅で足止め食らってる時間の方が長いけどな
ホームは一本の棒線駅という秘境駅ではよくあるスタイルの駅です。
丸森方面を撮影。斜面と木々しか見えないまさに秘境といった佇まい。
この駅には待合室の類は存在せず、屋根のかかったベンチのみ。
かなりシンプルな構成の駅と言うのも秘境駅らしさが漂います。
壁にはスタンプ台がありました。
下車した記念にスタンプを押そうと思いましたが、紙とか押せるようなものは持ち合わせておりませんでした・・・。
ホームの先端からも撮影。狭くて線路脇に無理矢理作ったようなホームです。
福島方面を撮影。こちらは線路沿いの道路に出る踏切とトンネルが見えました。
線路が雑草で覆われてるのも秘境駅といった佇まい。
駅のすぐ隣にあるのは駅舎では無く、産業伝承館という食事ができるレストハウスです。こちらの紹介は後ほど。
駅周辺
それでは秘境駅シリーズ恒例の駅周辺を散策してみましょう。
駅から外に出るには遮断機のない踏切を越えていきます。
開業して30年くらいなのに遮断機すらないとはね・・・
散策の前に道路からホームと産業伝承館を撮影。
まずは福島方面から散策をしてみます。
緩やかな坂道が見え駅からすぐに険しい道が続くようです。
坂道をちょっと登ると奥の方に小さな滝が見えてきました。
坂は短くあっという間に片側一車線の広さの道路にたどり着きました。天狗の宮と彫られた木の看板がありますが、駅の目の前にある産業伝承館を指してるようなのですが、丸森町が天狗で有名なんて聞いたことはありません。どうして天狗?
これってもしかして白夜たんとなにか関係あるの?
は?この妾があの邪神風情と一緒にするでないぞ!
正直言って、白夜たんって呪詛系の能力がメインだし邪神となにも変わらないよね・・・?
この妾を邪神扱いするとはいい度胸じゃな・・・?
覚悟はできておるか・・・?
覚悟も何も既に薙刀でぶっ刺されるよおおおおおおおおおおおおお!!
ネットでは駅の近くに民家は存在しないと書かれてる情報ばかりですが森に埋もれるよ
うに民家がポツーンと佇んでました。空き家かもしれませんが。
合流地点から右折すると上り坂になり、上り切ったと思ったらすぐに下り坂になりました。アップダウンの激しい道です。
ここからずっと森に囲まれた下り坂が続いています。
木陰の多い道なので猛暑日でもちょっと涼しくていいです。
これ以上進むと炎天下の中、同じ距離を上らないといけないのでここで引き返すことにしました。
道の脇に高さ50cmくらいの風が吹けば飛ばされそうなほど小さな鳥居がありました。
これって何を祀ってるの?白夜たん?
妾がこの程度の扱いじゃったら疫病が蔓延し村が消滅していたじゃろうなあ!
駅の周辺に集落がないの白夜たんせいなんじゃないかと思えてきたよ・・・
この道路は意外と交通量があって、トラックとかマイカーとかがバンバン飛ばしてくる危ない道でした。
先程の合流地点に戻ってきました。
駅には戻らず真っ直ぐ丸森方面に進んでみます。
こっちはずつと上り坂でつらいでござるううう!!
左が廻倉という駅から一番近い集落への道と、右が隣町の丸森へ続く道と二手に分かれていました。
右折して丸森方面の急斜面を上っていきます。
景色のいい高台になっていて駅に続く道との合流地点が見えました。
正面を見ると山の高さと同じくらいの高さの送電塔が目立つ山が見えます。
暑くて暑くてしょうがなく、このまま散策を続けてたら熱中症で倒れそうなので駅に戻ります。
電車を降りてから一向に汗が止まらないの・・・・
ふきふき・・・
妾の尻尾で汗を拭くな!汚らわしい!!
あああああああ!脳天刺すのだけはやめてええええ!!
あぶくま駅のホームと産業伝承館の建物が見えてきました。
駅を通り過ぎて真っ直ぐ進むと、森の中に溶け込むような細い道が線路に沿って続いてました。この道をひたすら真っ直ぐ進んで行くと隣の丸森駅に辿り着けるらしいです。
踏切から坂道になっていて、後ろを振り返るとあぶくま駅の全景が見えました。
線路の脇に無理やりホームを作った感じが・・・。
横を見ると小さな滝がありました。
あぶくま駅に戻ると、屋根に梯子が設置されているいかにも作業に来たって感じのバンが線路わきの道路に止まっていて、保線員が駅の配電盤をいじってました。
産業伝承館
駅に戻ってきたことだし、すぐ隣の産業伝承館を見学してみましょう。
入ってすぐの所に恵比寿像と天狗のお面が飾られていて珍スポット臭が漂ってました。
もしかして珍スポットなの!?
そして賽銭箱が乗せられてる机の下には真っ黒な子猫がいました。まあかわいい♡
猫ちゃんなの!超かわいいの!!
でも、うしるきゅんの方が可愛いよね?(圧)
丸森町こ伝統工芸品やそれに混じって猫グッズが売られていました。
ログハウス風の天井が高い建物で、冷房が付いてないのですが意外と涼しい。外はあんなに暑いのに。
ここではラーメンやそばなど食事を摂ることができます。
最初は、ここでの昼食でもと考えてましたが、こんな猛暑日で冷房が付いてない所であっつあつのラーメンやそばなんか食べたくなかったのでやめておきました。
次の電車まで1時間以上あり暇だったので、館内をうろついてると一匹の子猫がすり寄ってきました。
うしるきゅんの美貌に惚れちゃったのかにゃ〜?
外に出てみるとロッジみたいになっていて阿武隈川の清流が見えるとたも景色のいい所でした。
ロッジの奥は庭になっていて芝生が敷かれてました。
奥の方になる船着場へ降りる道があるのですがあぶくま駅からの舟下りは営業中止で立ち入り禁止になってました。それにマムシも出るらしいです・・・。
ベンチで阿武隈川を見ているとさっきの猫がやってきてスリスリし始めました。
そんなにうしるきゅんにご執心なのぉ~!?
存在そのもの感知されてないと思われるほど動物にスルーされることに定評のあるわたくし・・・
こんなにすり寄ってくれるなんて感激!
最近は実家の猫にすらスルーされてるのよねえ・・・
もう!そんなつぶらな瞳でうしるきゅんのこと見つめてもなんも出ないぞ!
ちょ!うしるきゅんリュックで遊んじゃらめめめめめめ!
いくら日陰で景色が良くてもクソ暑いことには変わりがないので屋内退避。
館内に貼られてる時刻表で次の電車の時間を確認してると、ま〜たさっきの猫がスリスリしてきて、テーブルの上にまで乗ってナデナデの催促しに来やがりました。まあかわいい♡
うしるきゅんはすっげえモテモテ、ハッキリわかんだね
なにを寝ぼけたことを抜かしてあるんじゃ?
もう既に飽きられてレジの下に隠れおったぞ
ええええ!?君もうしるきゅんをスルーするの!?
猫にも飽きられるし、電車の時間も近いのでホームに戻りました。
近くの集落に住んでる人たちや近くに職場がある人たちが昼食を食べに産業伝承館にぞろぞろとやってきました。
路駐してる車は、保線員の車1台を除いて全て産業伝承館目的にやって来た車です。
電車がやってきました。
まさか今年の7月に営業運転を開始した新型車両(AB900系)がやってくるとは思いませんでした!
福島の飯坂温泉に入浴するため福島駅を目指します。
福島駅に向けて出発進行ナスのお新香なの!
福島に到着。下車した途端にもわっと熱風が全身を包み込みました。
明らかにあぶくま駅に居た時よりも熱く、降りた瞬間に汗がダラダラと垂れてくるほど。
福島暑すぎだよう!
ねえ?そこのお姉さん?一緒に飯坂温泉行く?
ボードに向かってなにやっとるんじゃ?暑さで頭がやられたのか、この変態は・・・
今回はここまでなの・・・
次回は飯坂温泉の絶景露天風呂に入浴したから刮目し見てね♡
最後まで読んでいただきありがとうございました♡