元IT土方の供述

男の娘バーチャルブロガーがお絵描きしたり、深夜バスに乗ったり、旅行に行ったりするブログだぞ!

元IT土方の供述

『甘坑客家小鎮』深圳市郊外にある客家集落跡地に行ってきましたの!

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みんなー!うしるだよー☆

 

うしるきゅんはねえ!深圳地下鉄10号線の甘坑駅(ガンクン駅)にやって来たんだ!

 

今回はねえ!この駅の近くにある『甘坑客家小鎮』って言う客家のテーマパークに行くんだ!

 

刮目して見てね♡

 

 

駅から甘坑客家小鎮へは徒歩15分!歩いて行くぞ!

 

目の前に甘坑客家小鎮行きのバスが停まっているんですけど

 

あの超満員のバスに乗りたいの?それもこの先渋滞っぽいよ?

 

私も東京の満員電車並に混んでるバスには乗りたくないぞ

 

ほら!先に出発した超満員のバスが渋滞にはまってるじゃん!

隙間があればお構いなく割り込んで来て、みんなめちゃくちゃな運転するから、渋滞が渋滞を呼んでるみたいな状態になってるし。それも目の前にバイクに乗った警官がいようがお構いなしだし!!

 

あれ?急に渋滞がなくなった。

 

いかにも中華風な平屋建ての建物があって、この建物を避けるように道路が作られていたぞ!なんかの遺跡なのか、それとも単純に立退を拒否しただけなのか。

貯水タンクっぽいのが屋根の上に取り付けられているし、今も人が住んでいるようだね。

 

少なくともこの辺の住民が歩道の柵を物干し竿として使っていることだけは分かったぞ!

 

もう何でもありかよ・・・

 

さっき駅に止まっていたバスにのも抜かされたんですけど

 

痛い痛い痛い!だからあの超満員バスなんか乗りたくないってば!!
ねえ、可憐たん?

 

私に同意を求めないでください

 

途中で反対車線へ渡り、異様に広い歩道を歩いて行くぞ!

 

『甘坑客家小鎮(甘坑客家小镇)』にやって来ましたの!

古代中国風の門が見えて来たぞ!ここが甘坑客家小鎮だ!

中国人で激混み、日本の観光地かな?

 

『甘坑客家小鎮』とは

甘坑客家小鎮は、深圳市龍崗区基華街甘坑にある、客家文化を中心に据えたテーマパーク型の観光施設だぞ!

ここには甘坑老村と言う約350年以上前から客家の集落があって、華僑城グループが共同で約500億元を投資して客家集落を再開発して出来たのが甘坑客家小鎮なんだぞ!

深圳は中国でも有数の客家の居住地で、市内に点在してある客家集落跡地の中で一番大きな客家テーマパークなんだぞ!

 

そもそも客家ってなんなんですか?

 

 

客家(ハッカ)とは

客家(ハッカ)は、中国の漢民族の一支系で、歴史的に中原(現在の河南・陝西あたり)から南方へ移住を繰り返した人々です。独自の言語(客家語)や文化を持ち、広東・福建・台湾などに多く分布し、海外にも多数の客家系華人がいます。この移住の歴史の中で、彼らは「客」として土地に入り、地域の先住者である「本地人」とは異なる共同体を形成していきました。

 

だってさ!

 

ChatGPTで出力された説明そのまんまじゃないかよ

 

だって深圳の郊外になんか史跡があるぞ、くらいの情報しかしらないで来てるからさ

 

甘坑砲楼

甘坑客家小鎮に入ってまず目に入るのは長方形の灰色の建物。

 

甘坑砲楼と呼ばれる、客家が移住と居住を繰り返して編み出した防衛建築だぞ!

 

 

甘坑博物館

甘坑客家小镇には周辺の客家と同化している甘坑博物館があるんだぞ!

甘坑博物館は客家民俗文化と甘坑客家村についての展示があるんだぞ!

 

ふむふむ・・・なるほどわからん!

中国語の説明しか書かれてなくて全然読めないの!

 

甘坑山下。凉帽人家ってどう言う意味?
凉たんわかる?

 

私の名前は凉ではありません涼(すず)です
わかるわけないじゃないですか

 

甘坑ダムの周辺には、春秋時代と戦国時代の宋王朝の重要な文様が刻まれた陶器が出土し、中国南部から東南アジアの大陸部の少数民族ヤオ族の集落があったんだって!

 

ふむふむ・・・わかるぞ!わかるぞ!

 

Google翻訳のカメラ機能使ってるだけじゃないですか

 

甘坑客家小镇にある歴史的建造物についての説明もあったぞ!

 

博物館は2階建。

 

2階は資料だけではなく、客家の工芸品や民族衣装が展示されていたぞ!

 

甘坑はぺんぺん草も生えないほどの不毛な丘陵地帯に位置しており、主な産業が農業と夏用の帽子作りしかない貧しい村。それも1950年代から1980年代初頭にかけて、多くの若者が香港への逃亡が絶えず起こるほどの貧しさだったんだって。

それから1990年に香港の投資家によって工場と団地が建設されて発展しましたとさ。めでたしめでたし。

だから歩道の柵が洗濯物で埋め尽くされるほどに人が住んでいるんだね!

 

そもそも深圳にぺんぺん草生えてないですよね

 

これが客家が歴史的に中原(現在の河南・陝西あたり)から南方へ移住を繰り返したの図。

これで一番わかることは台湾人が見たらブチギレそうな地図ってこと。

 

第一次から第五次の客家の移動図も掲載されているんだけど、もはや矢印と地名しか書かれていなくて意味不明になったのよね。

 

この海外には日本も含まれることは間違いない!そのことだけはわかるぞ!

 

客家の民族以上が展示されていたぞ!

藍杉(ランシャン)って言う客家の女性が着る服らしいぞ!

 

客家は稲作が盛んで主食は米で、足踏み脱穀機と精米機が展示されていたぞ!

昔の日本と全く同じ足踏み脱穀機と精米機を使っていたのね!

 

めっちゃ飛び跳ねる系の中国獅子舞が展示されていたぞ!

このタイプの獅子舞って客家が発祥だったの?

 

客家料理のレプリカも展示されていたぞ!

中国料理でさえ、広東、四川、湖南、東北と地域で料理が違いすぎて、これが客家料理ですって言われもピンと来ないのよね。

 

甘坑客家小鎮には客家料理屋さんがあるんですよね?

 

もちろん!

 

早く行きましょう!

 

ちょっ!はぐれちゃうから急がないで!!

 

階段を上って隣にフロアにもいろんな客家に関する資料が展示されていたぞ!

 

この5年玉を巨大化させたような輪っかは「客家凉帽」と言う、広東省の深圳市や恵州市の客家の女性が被っていた帽子なんだって!

肝心の脳天が直射日光に晒される構造で、帽子としての意味をなしているのか謎だけど!深圳は3月でも日本の7月くらい日差しが強いのに!

 

帽子の製造工程の展示もあったぞ!

眼鏡をかけたおっさんじゃないといけないのかは謎だったけど!客家って眼鏡率高いの?

 

なんか凄そうな展示物がありそうな部屋を発見!

 

外かよ!

お前表出ろってことなの!?

 

一番奥に進んで行くと土産コーナーになっていぞ!

 

客家クッキー的なやつかな?

博物館に普通に食べ物売ってるような土産物屋があるなんて、日本ではまず見ない組み合わせなの!

 

博物館なのに椅子とテーブルが並べられたテラス席のようなバルコニーがあったぞ!

 

博物館の裏には池があって、蓮の葉がたくさん浮かんでいたぞ!

 

池から丘陵地帯に向かって道が伸びていたぞ!

 

古代中国風の建物がずらりと並んでいて、これが客家様式の建築物なのかな?

ヤシの木とか日本に生えてないような植生の植物に囲まれていて南国チック。緯度的に普通に南国だけど。

 

段差や階段に屯してみんなタバコ吸ってるから臭いんですけど・・・

 

階段や段差で屯するなって警備員や清掃員のおばさんに注意されても、居なくなった途端に集まってタバコ吸い始めるイタチごっこになってるし・・・

 

だからってうしるきゅんに当たって脛を蹴るのやめてくれるかなあ!?
うしるきゅんもまた受動喫煙の被害者なんだから!!

 

凤凰谷

この門の奥には、凤凰谷と呼ばれる寿字楼、凤楼、福字楼、麒麟楼の4つの古代建築で構成されている文化スペースがあるんだって!

 

門から先は有料でWeChat Payで入場料を支払う模様。

門の中で人がひしめきあっているほど激混みで無料でも入りたくないぞ・・・。

 

門からUターンする形で道を進んで行くと行き止まりになっていたぞ!

 

さて戻りますかね。

 

客家様式建築群のところに戻って来たぞ!

 

ところで客家料理屋さんはどこにあるんですか?

 

痛い痛い!今探すから!!

 

ああもう!人多すぎ!!

 

ああもう!うしるきゅんに当たらないで貰えるかなあ!?

 

来た時よりも増える人混み。

そんな人混みでクラクション鳴らしながら電動バイクが突っ込んで来たぞ!!

わざわざ人混みの通りを走って行くのか謎すぎるぞ!迂回した方が早くね?

 

この東屋みたいな建物の奥がレストラン街になってるっぽいぞ!

 

客家料理屋はどれなの!?

チェーン店みたいな食堂や麺料理屋しか見当たらないけど。

 

麺料理が12元(約240円)、デカい鍋みたいなのが28元(560円)って安すぎ!240円じゃサイゼリヤでペペロンチーノすら食べられないぞ!

 

じゃあここにしましょう

 

満席で座れそうにないけど?

 

・・・

 

ここにもレストランがあったぞ!

 

モロ洋食レストランじゃん!

ボロネーゼが32元とか安いけど!

 

わざわざ中国に来てまでボロネーゼなんて食べたくなんですけど

 

・・・

 

に、睨むなよ・・・

 

台風地震体験館なる建物なら見つけたぞ!

台風も地震既に日本で体験済みだからわざわざ体験したくないけど!!

 

水路

凄く雰囲気のある水路があったぞ!

 

めちゃくちゃ混んでいてじっくり見るみたいな感じじゃないけど。

 

今の京都ってこんな感じなんですかね?

 

多分そうじゃね?

 

そして、薬屋のひとりごとみてえなコスプレをした、お姉さんからキッズまでたくさん歩いていたぞ!ここはコスプレ会場か!?

 

それ漢服ですよ

 

水路のそばでは演奏ライブが開催されていたぞ!

 

微妙に音がズレてないですかね?

 

うんうん♪吹奏楽部クオリティだよね・・・

 

ああ!まだ大混雑の大通りに戻って来てしまった!

卓悦中心(福田区のショッピングモール)なんて全然人いなかったのに、深圳市民はみんなここに集結してるの!?

 

古い街並みも発見!

ここだけかなり古そうな建物が並んでいて、もしかしてここだけが現存する客家の集落だったの?

 

 

客家集落

ここにもたくさんいる漢服コスプレをして撮影を楽しんでいる女性陣。そして漢服を着てもグラサンは外さない!!

 

チャイナドレスはいないの!?
漢服より圧倒的にチャイナドレス派なんだけど!!

 

あ!いたっ!!中国でチャイナドレスを見られるなんて!わざわざ日本から遥々深圳に来た甲斐があるってもんよ!!

そのチャイナドレスどこで借りれられるの!?

 

みんなもチャイナドレス着て撮影会やろうよ!!

 

絶対に嫌ですよ

 

うしるさんがここからいなくなってくれるなら着ます

 

だそうです、どこかに消えてくれますか?

 

・・・

 

ああもう!お前邪魔!こんな狭い通りで突然立ち止まって撮影始めんなよ!!

 

よしよーし!自由奔放な中国人にイライラしないで〜!

 

撫でるな!

 

がああああ!股間パンチいいいい!!

 

いい雰囲気の路地。

 

なんか開けた場所に到着!

 

みんなここから同じ角度で花を撮影してるけどどういうことなの?中国では有名な撮影スポットなの?

 

中国人のマネしてうしるきゅんも同じ角度から撮ってみたけど!!

 

実はもっと見学箇所があるようだけど退散!!

人多すぎ、うるさすぎ!!

 

無事脱出!と思ったら外も大混雑。

そして目の前の通りはメチャクチャな渋滞の仕方をしていて、バイクに乗った警官二人が周辺の車に怒鳴ったり、サイレン鳴らしたりしていたぞ!

 

警官が怒鳴っていた理由は、建築資材を運んでいるトレーラーが交差点を通過するからだったのね!

警官の言うことなんか一切聞かずに微動だにしないから、トレーラーも渋滞にハマっていたけど!

 

なんとか門の前の通りをクリアしたぜ!

 

!?

中央分離帯を歩いてる奴がいる!?それも3人も!!

目の前に警官が2人もいるのにやりたい放題だな、オイ!

 

さて駅に戻りますかね。

 

深圳も香港みたいに二階建てバスも走ってるのね!

って!このハゲー!!(車線が)ちーがーうだろー!違うだろー!!

 

渋滞してる道路を電動スクーターに乗ったオヤジが堂々と逆走してる!?

 

それも二人乗りで!

 

ノーヘルで!

 

それもこの先の交差点にはバイクに乗った警官が2人もいるのに!

 

情報量が多すぎるぞ!
マジで見どころが盛りだくさんな街ですね!!

 

中国人純度100%の観光地やべえな、オイ。

もうぐったり。

 

ベンチでぐったりしていたら、花壇に生えてる猫草みたいなのをちぎって食べる爺さん。その後も草をちぎって食べるお姉さんも登場したぞ!猫なの?

これがまさに、所持金が底を付いたので草を食べて生きていきますってやつなの!?

 

奇人変人多すぎだろこの国・・・

 

 

甘坑駅に戻って来ましたの!

30分くらいベンチでグッタリしていたから、最寄駅に辿り着くまでに1時間近くかかってしまいましたとさ。

 

甘坑駅は大混雑!

手荷物検査場が実物ですわね!

 

現金で地下鉄の切符買ってる人いるんだけど、深圳って100%キャッシュレスじゃなかったの!?

外国人のうしるきゅんでさえAlipayで地下鉄に乗ってるのに。

 

見ての通り地下鉄の保安検査場の前は大行列!

果たして、ここを通り抜けるのに何分かかるのか!?

 

手荷物検査の列にはちゃんと並ぶんだな

 

順番を守らないと保安検査場で追い返されるからじゃないですかね

 

意外とスムーズに進んで4分で保安検査場を通り抜けられたぞ!

 

地下鉄で帰ろうとしてるんですけど、客家料理はどうしたんですか?

 

あ・・・

 

忘れていたんですね、そうなんですね・・・

 

許しませんよ・・・!

 

があああああああ!涼たんだって忘れていたでしょおおおおお!!

 

入場料・営業時間・アクセス・地図

入場料 無料
凤凰谷:26元
二十四史書院:入場料昼間60元、夜間39元
営業時間 24時間
甘坑博物館:9:00~17:30
休園日 無休
アクセス 深圳地下鉄10号線「甘坑駅」から徒歩15分
場所

 

最後まで読んでいただきありがとうございました♡