みんなー!うしるだよー☆
今回は、知る人ぞ知る秘境路線「只見線」にある秘境駅「早戸駅」にやってきたんだ!
刮目してみてね♡
早戸駅とは
早戸駅はこんな秘境駅なんだぞ!!
- 福島県三島町大字早戸にある只見線の駅
- 1日に上下6本ずつしか止まらない秘境駅
- 只見川に一番接近する駅で線路のすぐ隣に川が流れている絶景の駅
- 奥会津の秘湯「早戸温泉」の最寄り駅
早戸駅
早戸駅で下車したのは私だけでした。
今回も他の乗客からこんな駅で降りる物好きとして奇異の目で見られましたとも。
早戸駅は、1面1線の単線ホームがポツーンとあるだけで、雨除けの類が一切ない殺風景な駅です。
私以外に下車した形跡がなく、ホームにはうっすらと雪が積もっていました。
ちなみに写真に写ってる足跡は、全部うしるきゅんの足跡なんだ!
ちなみに野生動物の足跡はありました。
なんの動物の足跡なの?まさか猪じゃないよね!?
線路のすぐそばを只見川が流れています。
早戸駅は、山々と雄大な只見川が一望できる絶景秘境駅でもあります。
会津若松方面にはすぐ目の前に滝原トンネルがあります。そこそこ長いトンネルで、トンネルを潜り抜けると、只見川を渡る只見川第三橋梁が現れます。
会津若松〜早戸間で一番長いトンネルだったの
只見線は、最大で4両編成した来ない路線なのですが、10両近く止まれそうなくらい無駄に長いホームになってました。
ホームの真ん中辺りには、コンクリート製の新しめの待合室がパターンと立ってました。打ちっぱなしのコンクリートっていうのが珍しく、そして、秘境駅としては違和感満載の洒落乙感を醸し出してました。
これがデザイナーズ待合室ってことなの?
待合室の中は至ってシンプルで、打ちっぱなしのコンクリートと木製のベンチ、そして、路線図と、やけに本数の少ない時刻表があるだけでした。
秘境駅ではお馴染みの駅ノートが2冊置いてありました。
この駅で何時間描き続けたの?ってくらいの異常なまでのクオリティのイラストが描かれました。
電車の待ち時間で描けちゃうの、これ!?
ホームと近くの道路には無駄なスペースが開いていてかなり広々とした駅となっています。
これは、目の前を流れる只見川の奥にある沼沢湖周辺から、採掘される硫黄鉱石を輸送するための貨物線があった名残らしいです。
駅のすぐ側を通っている国道252号線の拡張工事が2009年に行われ、その工事が始まる前までは、貨物線のホーム跡もあったらしいです。
駅周辺を散策(会津川口方面)
駅の目の前には、国道252号線を併走するように、車一台が通れる細い道路が会津川口方面に伸びていました。
この先がどうなっているのか気になるので進んでみましょう!
わたし、気になります!
進んでいくと下り坂になっていて、只見線と国道252号線に挟まれるようになってました。
国道252号線と只見線の交差部分でちょうど、只見線を潜り抜けるように道路も交差してました。
国道252号線の高架橋が高速道路っぽいの!
護岸工事が行われていて、只見線との交差部分に公園でも作るのか、ベンチが設置されてました。
このベンチに座って只見川を眺めてみてはどうじゃ?
絶対に冷たいを通り越して痛いから嫌だよう!
さらに進んでいくと登り坂が現れました。
まさか坂を登り切ると集落が現れるとか?
坂を登り切ると国道252号線と合流し、早戸駅がある三島町に隣接する金山町との市境がすぐそこにありました。
金山町に入っても民家の類は見当たらず、ひたすら只見線と国道252号線が並走していました。
この道路は思ったよりも交通量があり、積雪が足固められ路面がツルツルなのに、バンバン車が速度を上げて飛ばして来る危険な道でした。
よくこんな道飛ばして走るよね・・・
それでは早戸駅に戻りましょう。
旧道は、只見線と同じくらいの高さになるので、撮影スポットしても良さそうです。
駅周辺を散策(会津宮下方面)
早戸駅に戻ってきました。
次は会津宮下方面を散策してみようと思います。
坂を登りきると早戸温泉郷トンネルが現れ、全く除雪されていない修羅の道が続いてやがりました。
ちゃんと除雪してよう!
でも安心!こんなこともあろうかとスノーブーツを履いてきたんだ!スノーブーツのギリギリまで積もってしまってるけど!
おい貴様!その靴を妾に貸せ!
嫌だよう!こんなクソ寒いのに足袋でくるのが悪いんでしょ!
妾の正装を侮辱するな!さっさと貸せ!
グサッ←薙刀が刺さる音
ああああ!脳天は薙刀で刺され、脚は雪に埋もれていたいよおおおおお!御慈悲!!
トンネルの前で旧道と別れていましたが、旧道の方のトンネルは閉鎖され通行できないようになってました。
雪の中でもぶっ飛ばして来る車や、トラックがばんばん走っていて、正直潜りたくないのですが、仕方がないので新道の方のトンネルを通っていきます。
かなり大きめに造られたトンネルで、幅開く歩道が取られているので、車やトラックがぶっ飛ばして来ても安心です。
歩道の方に突っ込んで来られたら最後だけどね・・・
しばらく出口の見えない長いトンネル進んでいくと、外の光が差し込んできて出口が見えてきました。
トンネルを出ると集落が現れました。
それでも国道252号線の歩道は除雪されてませんでしたけども。
あああああああ!脚がー脚がー!
スノーブーツは快適じゃなあ!
十軒ほどの集落で、自宅周辺を除雪してる老人がちらほらと見受けられました。
『早戸温泉 つるの湯』に到着
集落の一番奥に進んでいくと、早戸温泉つるの湯の湯治棟の建物が見えて来ました。
早戸駅に降りた理由はここに宿泊するためです。
湯治棟の奥には日帰り棟の建物と、駐車場があって、半分くらい余るほど止められていて、人気の温泉地と言うのが伺えます。
よくこんな山奥までやって来るよね
お前が言うな
早戸温泉つるの湯に一泊しました。濃厚な温泉や絶景露天風呂を楽しみことができる宿でした。
つるの湯の記事はこちらだぞ!
翌日
翌日は、前日の晴れたら曇ったり吹雪いたりと忙しなく変化する天気から一変、青空が広がる快晴でした。前日と比べても明らかに暖かく、積雪も少なくなってました。
昨日はマイナス4度だったもんねえ・・・
早戸駅のホームや周辺の雪が溶けていました。
駅前が舗装されてなくて砂利が剥き出しってことが判明したぞ!
あれ?駅に誰か居る!?
それもグラサンかけたいかにも外国人観光客な風貌の中年女性でした。
つるの湯で日帰り入浴して来たの?
まさか、8時56分発か9時25分発の列車で来て3間以上もずっとここにいたわけじゃないよね?
会津若松行きの列車が来るまでホームを散策しました。
いやあ、只見川と山々が綺麗でござるなあ!
でも、うしるきゅんの自慢の筋肉の方が綺麗だけどね!
気持ち悪いからやめろ!
会津若松行きの列車がやって来ました。
まさかの3両編成で、最後尾車両は満席でそこそこ混んでいました。
只見線乗車記
早戸駅がある秘境路線、只見線の乗車記はこちらです。
刮目してみるんだぞ!!
最後まで読んでいただきありがとうございました♡