みんなー!うしるだよー☆
前回は、雑草に覆われて道が消えかかってる山道を通って不動湯温泉言うガチの秘湯に入浴したうしるきゅん
今回は、土湯温泉から1km山奥へ進んだところにある川上温泉って言う秘湯に入浴してきたんだ!
刮目して見てね♡
川上温泉に向かいますの!
不動湯温泉から利用客の夫婦の方に乗せて頂いて土湯温泉に戻ってきました。
次はここから1km山奥へと進んだ先にある『奥つちゆ 川上温泉』と言う大きな岩窟風呂で有名な秘湯があるということで入浴しに行きます。
まずはこけしの欄干が特徴的な荒川大橋を渡ります。
橋を渡り道なりに山道を登って行くと舗装された道と舗装されてないとの分かれ道に辿り着きますが、川上温泉は舗装された道を真っ直ぐ進んでいきます。
右の舗装されてない道を進むと不動湯温泉に辿り着くけど、すんごい悪路だから覚悟して行くんだぞ!!
車一台通れるような狭い道を進んで行きます・・・。
別れた道を進んで行くと、小滝温泉と言う鄙びた温泉旅館がありますが、スルーして真っ直ぐ進んで行きます。
ここの温泉も気になったけど、日帰り入浴が14時までなのよね・・・
ここから先は道が広くなって車がなんとかすれ違えそうなほど。そして目の前に見える山々が綺麗。
道を進んでいくと東海温泉と言う廃旅館が見えてきました。それにしても秘湯と言う割には温泉旅館が多いような・・・。
海から遠いし東海地方でもないのにどうして東海温泉なの?
奥つちゆ・川上温泉
土湯温泉から20分くらい歩いて川上温泉に辿り着きました。
温泉街には近いし近くにもう一軒宿があるし、それほど秘湯感があまりありませんね・・・。
特に秘湯と謳ってない宮城の中山平温泉の方が秘湯って感じです。
受付に居た女将と思しき人に入浴料を支払い、この旅館の名物の岩窟風呂がある半天嵒窟風呂へ。
この旅館には、半天嵒窟風呂、あすなろ風呂、万人風呂と貸切専用の家族風呂の4種類あって、日帰りできるのは家族風呂以外の3種類。男女入れ替え制で、訪れた日は、半天嵒窟風呂とあすなろ風呂が男湯、万人風呂が女湯でした。
旅館はかなり古めで大正とか昭和初期にでもタイムスリップしたような感じになります。
そして 、かなり古いだけあって階段が多く複雑怪奇な館内。案内板が無いと確実に迷ってしまうこと間違いないです。
ええええ!まだ階段上るのお!?
受付から複雑怪奇な館内を右へ左へ廊下を曲がりくねり、階段を登り続けてやっと脱衣所に到着か?って思ったらまた階段でした。
そしてこの廊下不思議なことにカチッカチッっと振り子時計のような音が不気味に響き渡ってました。振り子時計なんてどこにも無いのに・・・。
夜に通りたくない廊下だよね・・・?
半天嵒窟風呂
階段を登り廊下を真っ直ぐ進んだ突き当りに暖簾がありました。
いよいよ温泉か?
脱衣所だと思って暖簾をくぐるとまた階段があり階段の先にやっと脱衣所がありました。
かなり大きなお風呂と聞いてましたが浴場はかなり小さめです。
脱衣所を出ると巨大な岩窟がある大きめのお風呂の登場!思ってた以上に大きな岩窟でプールのように広い・・・。
全然秘湯じゃないじゃん!って思ってたけど、こんな広い湯舟と大きな岩窟があるなら来てよかった・・・。
わざわざ岩山を掘ってまで温泉拡張しようと思ったね
お湯は無色透明で無臭でした。湯の花すら浮いてないまさに単純泉って感じのお湯です。
入ってみると深さ0.85mだけあって腰のあたりまでお湯に浸かるほど深くてまさにプールって感じです。結構熱めで、足から浸かりたいの腰まで一気に浸かるので熱さ倍増でした。いやあ熱い熱い・・・。
お湯は、弱アルカリ性泉だけあってトロトロとしたお湯で、同じ福島市内にある飯坂温泉に近いような泉質でした。
ですが、飯坂温泉よりはパリッとしていてさっぱりとした肌触り。ph値がこちらの方が低い上に加水してるからそう感じるのでしょう。
洞窟の入り口には2つパイプがあって、正面から左に熱々の源泉かけ流しのお湯が、右には風呂を冷ますための加水用に水が出てました。
それに、プール並みに深いだけあって湯舟の両端に浮き輪が2つ設置してありました。温泉に浮き輪があるなんて初めて。
これでちびっ子のみんなでも安心して入れるね!
ねえ?シャルたん?
私はそこまでちびっ子じゃないわよ!って言うか子供扱いするなあああああ!!
洞窟の奥には何があるのかなあ?それでは、奥の方まですすんでみましょう!
カメラを温泉に落とさないか心配だぞ・・・
洞窟の奥には湯口があり熱々の温泉がジャブジャブと出ていました。
奥の方がお湯の温度が高めで湿度も高く蒸し風呂のようです。それでも、この日は最高気温が34℃とかなり暑かったので洞窟の中の方が若干涼しかったです。
洞窟の中で温泉に入るのは初めての経験。周りを岩に囲まれた薄暗い温泉に入るのはなんか不思議な感じ。
休日だというのに誰も居ないし、こんなに広くて深いなら泳いでみたくなっちゃうぞ!
でも残念、程なくして外国人観光客3人組がやって来ました。
こんな所にある温泉どうやって知ったの?
浴場の脇の方に真ん中に穴が開いてる石の椅子が置かれた中世の拷問施設にしか見えないなにやら怪しい場所がありました。打たせ湯?
もしかして、59℃もある熱い源泉を直接尻の穴に浴びせるっていう拷問する場所なの!?
泉質
泉質 | 単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉) |
---|---|
PH値 | 7.7 |
源泉名 | 川上温泉(26-7)(26-3) |
泉温 | 59.0℃ |
半天嵒窟風呂をたっぷり堪能した後は、建物の2階にあるあすなろ風呂へ向かいますぞ!
あすなろ風呂
階段をひたすら降り、曲がりくねった廊下を進んだ先、受付からすぐの階段を上った所にあすなろ風呂がありました。その隣には万人風呂と言う、縦が10mで横が4mで深さが1.2mあるまさにプールな湯舟があります。
ここの旅館ってプールみたいにデカい湯舟ばっかりだよね!
扉を開けてすぐに狭めの脱衣所がありました。狭いといっても半天嵒窟風呂同じくらいの広さです。
あすなろ風呂には、青森ヒバで作られた湯舟があって4人がやっと入れそうな小ささでした。
半天嵒窟風呂には無かったシャワーとカランが2つ設置されてました。
脱衣所に籠が6つも設置されてるけど6人も入れないと思うのよね・・・
お湯は無色透明で無臭と半天嵒窟風呂と同じような感じですが、こちらは白くて大きな湯の花が沈殿してました。
こちらの方がトロトロとした肌触りが強く、こちらの方が泉質が濃いような気がします。温度は、こちらの方がかなり熱くて、片足をお湯に入れたら熱くて一度足を引っ込めたほど。
ちなみに、こちらも同様に加水されています。湯舟の前に設置されてる丸太をくり抜いた湯溜めで加水してから投入する方式でした。
他のお客さんは皆、半天嵒窟風呂ばかりに行ってて、こっちはずっと貸し切り状態だったから動画も撮ってみたぞ!
泉質
泉質 | 単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉) |
---|---|
PH値 | 7.9 |
源泉名 | 川上温泉(37-イ)(13-2) |
泉温 | 57.2℃ |
最後の最後に半天嵒窟風呂を堪能しようと戻ってきました。
戻ると、20代前半くらいの若者と70代くらいの老人が談議に花を咲かせていていました。居づらい・・・。
しかし、若者の方が先に上がり老人と二人っきりに。話し好きそうな老人なので話しかけられるだろうと思ったら案の定。フルチンで
その老人は、キャンピングカーで全国の温泉を周っている最中で、どこどこの温泉がいいとか言う温泉談議に花を咲かせました。
老人が先に上がったので動画を撮ってみたぞ!
土湯温泉バス停に戻りますの!
温泉をじっくり堪能したことだし帰ろうと思います。
とその前に、旅館から見えた川が気になったので旅館の裏側へ行ってみました。
岩がゴツごとした清流が流れてました。
車一台がやっと通れるような細い道を下って・・・。
帰りに初めて知った近道を通って・・・。
土湯温泉に戻ってきました。
土湯温泉って初めて来たんですが、昼も夕方も観光客がたくさん歩いていて寂れまくってるイメージとは全然違いました。それに東北の温泉街では珍しい外国人観光客が多いです。外国人観光客なんて蔵王温泉くらいでしか見かけなかったぞ。
つくづく思うんだけど、どこでこんな所にある温泉知ったの?
帰りのバスがやって来ました。
帰りの電車に乗るため福島駅に戻ります。
帰りのバスは、車両がボロイせいなのか全然冷房が効いてなくて、ムシムシしてて暑かったです。温泉でせっかく汗を流したのに福島駅に付く頃には汗だくでした。
そう言えば誰かの存在を忘れてるような・・・
まあ、いっか♡
ここはいったいどこなんじゃー!
あの筋肉童顔変態野郎め!この妾を置いてさっさと行きおって・・・
帰ったら再起不能になるまで祟ってやるわ・・・
営業時間・アクセス・地図
日帰り入浴時間 | 9:00~21:00 |
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定休日 | 金曜日(宿泊のみ営業) |
日帰り料金 | 大人700円、子供(3歳~小学生)300円(3時間) |
アクセス | 福島駅から福島交通「土湯温泉行き」で『土湯温泉』バス停下車、徒歩20分 |
場所 | |
詳細 | 【楽天トラベル】【るるぶ】 |
最後まで読んでいただきありがとうございました♡