今回は、東京都大田区大森にある南インド料理屋「ケララの風Ⅱ」を紹介します。
人生で初めて南インド料理を食べたのはこの店です。
南インド料理とは?
南インド料理とは、インド南部4州、カルナータカ州、アーンドラ・プラデーシュ州、ケララ州、タミル・ナードゥ州の料理の事です。
ナンやチャパティ、ロティなどの小麦が主食の北インド料理に対し、南インドは米が主食です。
北インドは、乳製品を使用した油分多めもこってりしたカレーなのに対し、南インドは、ココナッツミルクや酸味のあるフルーツを使用していて、あっさりシャバシャバしたスープみたいなカレーが多いです。
南インドはベジタリアンが多いので、野菜や豆を使用したカレーが多いのも特徴です。
ちなみに、みなさんがイメージする「ナンでカレーを食べる」インド料理は北インド料理になります。
アクセス
最寄り駅は京浜東北線の「大森駅」になります。
大森駅西口の目の前の通りを蒲田方面に向かって真っ直ぐ歩いていきます。
駅前の寂れた商店街に突入しますがそのまま真っ直ぐ進んでいきます。
都心に近い街なのにこの寂れよう・・・。
真っ直ぐ進んでいくと左手に、今回紹介紹介する「ケララの風Ⅱ」に到着です。
店内は、壁側に設置された長テーブルのカウンター席と、テーブル席が数席ある小さな店舗です。
個人的な話4年半ぶりに来たんやで・・・
メニュー
- ミールス・・・・・・・・1200円
- チキンビリヤニ※・・・・1200円
- 軽食(ティファン)・・・300円
※チキンビリヤニは日曜日限定
ミールス
今回は、この店の名物ミールスを注文しました。
男は黙ってミールス食うしかないね。
ちなみに、このミールスは上記の写真に写ってる全の料理が食べ放題になります。
南インド専門店では、ライス、サンバル(野菜のカレー)、ラッサム(タマリンドのスープ)が食べ放題の店は多いのですが、全品食べ放題と言うのは珍しいですね。
サンバル
冬瓜、ナス、オクラ、玉ねぎ、トマト、シャロットが入った野菜カレー。
あっさりとしたカレーで、ナス、冬瓜、オクラがが多めに入っていて、辛さは無く、優しい味わいでした。
カレーと言うよりスープに近かったです。
上記の写真のようにサンバル、ラッサム、その他のカレーのどれか一つをかけて、その上にパパドム(豆せんべい)をかけて食べるのがミールスの美味しい食べ方です。
ラッサム
タマリンドのスープ。
さらさらしていて、あまり辛くないですが結構酸っぱいスープです。
他のインド料理屋よりも酸味が強くクセがあるような印象がありました。
サンバルと一緒に食べると美味しいです。
トマトのカーラン
トマトとヨーグルトのカレー。
具材がトマトだけのカレーで、トマトとヨーグルトの酸味が強いカレーでした。
私は原型がそのまま残ってるトマトが嫌いで我慢して食べたので味わってないのでよく覚えてません・・・orz。
ビーツのトーレン
ビーツのココナッツ炒め蒸し。
ココナッツとビーツのコリコリとした食感が特徴的で、一口食べてみると、ココナッツの甘みと爽やかな香りが口の中に広がります。
そのままでも美味しいですが、サンバル、ラッサム、その他のカレーと一緒に食べても美味しいです。
ジャガイモのクートゥ
ジャガイモと豆のカレー。
ジャガイモと豆がグズグズに崩れるまで煮込まれていて、ちょっとしょっぱいカレーでした。
サンバル、ラッサムと一緒にライスにかけると酸味が加わり、いっそう美味しくなります。
アチャール
柑橘類の果物を香辛料と一緒に漬けた漬物。
皮ごとの柑橘系の果物が香辛料で漬け込まれていてかなり塩辛くてスパイシーです。
ココナッツ・チャットニーとカードと一緒にライスにかけて食べると美味しいです。
ココナッツ・チャットニー
ココナッツをペースト状にすり潰した料理。
ココナッツのほのかな甘みがあり、結構しょっぱい味付けです。
見た目に寄らず結構しょっぱかったです。
アチャールとカードと一緒にライスにかけて食べると美味しいです。
カード
プレーンヨーグルト。あのクレジットとかキャッシュとかデュエルとかのカードじゃないよ。
普通の甘くないヨーグルトです。酸っぱい普通のプレーンヨーグルトです。
ただのヨーグルトですが、アチャールとココナッツ・チャットニーを一緒にライスにかけて食べるとかなり美味しいです。
アチャールの塩辛くてスパイシーしな味付けと、ココナッツ・チャットニーのほんのりと甘く爽やかな風味、ヨーグルトの酸味が組み合わさってかなり美味しいです。個人的にはこの組み合わせが一番好きでした。
ちなみに、この組み合わせは私が生み出したわけではなく、必ず1席1枚置いてあるミールスの指南書に書かれてる通りに試してみたら美味しかっただけです。
指南書に書かれてる通りだったでござるよ。
パパダム
インドの豆せんべい。パパドとも呼ばれる。
カレーをかけたライスにかけて食べると、パパドムのサクサクとした食感と塩気が加わって美味しさがアップします。
そのまま食べても美味しいです。
ダール
インドの煮豆料理。
ライスにかかっていて、かなり薄味で豆の風味がほんのりとします。
ライス
バスマティライス(インドの米)ではなくインディ米。
ミールスに適した湯取法で調理してあるようで、バスマティライスのような固さがあってカレーにとても合います。
ミールスと食べると、日本のモチっとした食感の米がいかにインドカレーに合わないのかというのが分かっちゃいますね。
チャイ
最後の締めのチャイです。
かなり甘めで、シナモンが効いていてクリーミーなチャイです。
最後の締めにぴったりのチャイでした。
店舗詳細
まとめ
ケララの風は、かなりあっさりとした味付けが特徴のミールスで辛いのが苦手な人でも食べやすいと思います。
辛いのは苦手だけど南インド料理は気になるという方は行ってみてはいかがでしょうか?
トマトが嫌いだから覚えてないってどういうことなの?
私は原型がそのまま残ってるトマトが嫌いで我慢して食べたので味わってないのでよく覚えてません・・・orz。
だって、トマトがそのまま具材として登場するとは思ってなかったんだもん・・・
食レポとしてどうかと思うんだけど、どのようなお考えで?う・る・し・さ・ん?
・・・
最後まで読んでいただきありがとうございました!