みんなー！うしるだよー☆
うしるきゅんはねえ！MTR東鉄線の大埔墟駅（タイポウホゥイ駅）のバスターミナルににやって来たんだ！
今回はねえ！このバスターミナルから香港名物の2階建バスに乗車して終点まで目指すぞ！
刮目して見てね♡
大埔墟駅バスターミナル
大埔墟駅バスターミナルは駅直結のショッピングモールの1階にあります。
2階建てバスが並んでいること以外、日本のバスターミナルと変わりません。
建物の下にある薄暗いこの雰囲気！
まさに山形の山交バスターミナルだね！
バスターミナルの上階のショッピングモールは改装したのか新しめです。
バスを待つ間に買い物やレストランで飲食することが可能な、便利なバスターミナルになっています。
ちなみにトイレはバックヤードみたいなところを延々と歩かされて・・・
公衆便所みたいなクッソ汚い香港ではよくありがちなガッカリ使用になっております
綺麗なショッピングモールでも、このパターンが多いからガッカリしちゃうのよね・・・
野糞しちゃおうかしらん？
お前さっさと日本に強制送還されろよ
九龍バス 64k線
今回乗車するバスは、九龍バス（九巴）の64K線です。
九巴64K線は、香港新界東部の大埔墟駅と、新界西部の元朗（西）結ぶ主要なバス路線です。この路線は、塘面村や大埔林村といった山村や、八郷や錦田といったニュータウンを経由しています。
つまり香港の山奥を走っている路線バスってことなんだぞ！
乗り方
香港の路線バスは、ほとんど「前乗り・後ろ降り」の方式を取っています。
運賃は、乗車バス停の終点まで距離の応じて、段階的に運賃が下がるようになっています。つまり、始発バス停から乗車した場合、次のバス停で下車しても終点までの運賃を支払わないといけません。
64K線の始発からの運賃は9.6香港ドル（約190円）になっています。
22.6km移動して190円とか安いの！
香港の物価はクッソ高いのに！
支払い方法は現金、オクトパス（香港版suica）、クレジットカード（visa、MasterCard等）の3種類です。
運転席の横に、運賃箱、オクトパスリーダー、クレジットカードリーダーが設置されているので、乗車したらリーダーにかざすか現金を投入してから、座席へと向かいます。
ちなみに現金はお釣りが出ないし、両替機すら設置されてないからおすすめしないぞ！
降車の際は座席の天井にある「停車ボタン」を押して降車します。
ほーら日本の路線バスと変わらないでしょ！！
車内
1階は、前扉から中扉までは荷物置き場と車椅子スペースになっていて、後部に2列ずつシート配列になっています。
2階は2列ずつの配列のシートがずらりと並んだ高速バスのような内装になっています。
誰がうしるきゅんの隣に座ってくれるの？
私はナナちゃんと座るので、可憐さんとじゃないですかね？
ふざけんなよ！1人で座るに決まってんだろ！
・・・
全席、ベルト付きの背もたれの高い、高速バスのようなシートになっています。
そして、窓側席にはUSBコンセントが設置されてます。
完全に高速バスの車内じゃん！
路線バスでこの装備とか羨まし過ぎるぞ！！
大埔墟駅→元朗（西）
それでは、新界西部「元朗（西）」ヘ向けて出発進行！ナスのお新香ぅ！！
しばらくは、大埔墟駅周辺の「大埔墟街市」と呼ばれる市場を走行していきます。
市場を歩いているときは外国に来たって感じしなかったけど、2階の車窓からだと少し外国に来たって感じがするのよね！
市場を抜けると、大埔墟の隣町「太和村」の公営住宅街を走行していきます。
公営団地というよりタワマンにしか見えないけど。
日本のタワマン街を走行しているみたいで、外国に来たって感じがしないのよね。
大埔墟駅一つ隣の、MTR東鉄線「太和駅（タイウー駅）」のバスターミナルに到着しました。
太和駅のバスターミナルも、日本のバスターミナルのような雰囲気。
帰宅ラッシュでバス停に行列が出来ているのも。
え、こんなに乗れるの！？
5割くらい座席が埋まって太和駅を出発。
2階建てだからか思ったよりも混雑しなかったです。
駅を出発して10分くらいで、3階建ての住宅が立ち並ぶ集落へと入って来ました。
そして、集落を抜け山岳地帯を進んで行きます。
ところどころ集落があるけど、住宅同士の間隔がまばらで、香港とは思えない光景が続きます。
ちょっと東南アジアっぽい？
こちらのバスは次々にバス停に停車していき、空気を輸送してるくらいの空席具合。
それに対して、すれ違った大埔墟駅行きのバスは満員でした。
こんな奥地にも会社でもあるの！？
民かすらないような森の中を通り、延々と下り坂が続くような、峠道を越えていきます。
この光景どこからどう見ても日本の山道だよね！？
いつから秋保温泉に向かうようになったのかな？
ガソリンスタンドが見えて来たぞ！
ガソリンスタンドを通り過ぎると、
集落に突入！
日本の昭和のまま寂れた炭坑の町みたいな光景が広がっていました。
いつから日光の足尾銅山に？
そして少し進むと、場末感満載のうまそうなロードサイドレストランが！？
うしるさん、今晩ここでご飯にしましょうよ
だーめ！こんな山奥で降りて最終のバス逃したら詰みじゃん！
明日日本に帰るんだから！！
大埔墟駅行きのバスとすれ違い。
先程すれ違ったバスよりは乗客は少ないけど、半分以上の座席は埋まっている様子。
この辺りの山岳地帯に住んでいる人は、元朗に働きに行ってるのかなあ？
ロードサイド店を過ぎてから急に住宅が増えて来ました。
この集落は3階建ての住宅より、3〜4階の低層のマンションが多いようです。
土地が狭くて、高層マンションくらいしか住むところがないと言う、香港のイメージを覆してくる路線ですねえ。
5分ほど走行すると、急に森が開けて、ショッピングモールや巨大な団地が見えて来ました。
正面に見えるのがMTR屯馬線の錦上路駅（カムスンロウ駅）です。
地下鉄の駅があるからこんなにも都会的な街並みになったのね！
錦上路駅に到着！
ここからいろんなところへ行くバスがたくさん出ているのか、かなり大きなバスターミナルになっていました。
錦上路駅を過ぎたあたりから交通量が急に増え始めます。
錦上路駅から10分程度進むと、低層の住宅が立ち並ぶ田舎町になりました。
そして道幅が狭くなり渋滞に巻き込まれることに。
大通りと交流するとスムーズに流れます。
前に1階建てのバスが走っていたぞ！
香港でも1階建ての路線バスも走っていたのね！
そして、錦上路駅を出発して25分。
高層マンションが立ち並ぶ香港らしい光景が見えて来ました。
そして、交通量の激しい通りへと合流。
渋滞にはまりノロノロとショッピングモールを潜って行きます。
高層マンションが立ち並び、新しめの巨大ショッピングモールが立ち並ぶこの光景。
まさに豊洲だね！
無印良品の看板もあるし！
この建物は「YOHO MALL」と言う巨大ショッピングモールのようです。
並走する路面電車と2階建てバスをすり抜けていくスリリングな通り。
香港には2階建てじゃない路面電車も走ってたのね！
この交差点を右折すると、いよいよ終点の「元朗（西）」バスターミナルに到着します。
元朗 (西) 總站（元朗西バスターミナル）
元朗（西）バスターミナルに到着！
大埔墟駅から1時間43分もかかりました。
元朗（西）バスターミナルは結構大きめのバスターミナルになっています。
バスターミナルには1階建てバスが！？
さっき遭遇したバスもここへ向かっていたのか！
バスターミナルの前は屋台街になっています。
バス停の周辺は商店街になっています。
バス停の近くにはLTRと呼ばれる路面電車の駅があります。
この店芋がてんこ盛りなんだけど！？
照明が消されて店員がいる様子はありません。
そして隣には果物や野菜がてんこ盛りの店が。
盗んでくださいといわんばかりに放置されてるんだけど、大丈夫？パクられない？
バスターミナルから5分歩いたところには、MTR屯馬線の元朗駅（ユンロン駅）があります。
それでは解散！
明日は朝早いから覚悟しておくように！
ところで何時集合なんですか？
朝の3時半にバス停集合だぞ！！
は・・・？
もう夜の10時前なんですけど
大丈夫！2時間くらい寝られる余裕はあるでしょ！！
うしるさんみたいにブーメランパンツ一丁じゃないんで、チェックアウトに時間かかるんですけど？
・・・うしるさんはここで一生眠っていてください
一生香港に埋まってろ！
があああああああ！ヘルプ！ヘルプミー！
最後まで読んでいただきありがとうございました♡
