みんなー!うしるだよー☆
今回はねぇ、新潟県の秘境駅「美佐島駅」に行ってきた時の模様をお送りしちゃうの
うしるきゅんが盛大に体を張ってる(野生生物に遭遇したり)から刮目して見てね!
- 美佐島駅とは
- 上越新幹線で越後湯沢駅を目指しますの
- 北越急行ほくほく線で美佐島駅へ向かいますの
- 美佐島駅に到着しましたの!
- 美佐島駅周辺を散策してみますの!(十日町方面)
- 六日町方面を散策しますの!
- 名物の電車通過シーン
美佐島駅とは
新潟県十日町市午にある北越急行ほくほく線の駅です。
赤倉トンネル内の地下10.1mにある駅で、地下鉄のような都市の地下駅ではなく、山岳地帯のトンネルの中にある駅という全国的にも珍しい駅です。
全国にはこのようなトンネル駅は次の5つしか存在しておらず、新潟県、群馬県、栃木県の3県にしか存在していません。
- 野岩鉄道会津鬼怒川線 湯西川温泉駅
- JR東日本上越線 湯檜曾駅
- JR東日本上越線 土合駅
- 北越急行ほくほく線 美佐島駅
- JR西日本北陸本線 筒石駅
うしるきゅんはその中の土合駅に行ったことがあるんだ!真冬に行ったんだお☆
上越新幹線で越後湯沢駅を目指しますの
上野駅から上越新幹線で越後湯沢駅を目指します。
いつも思うのですが上越新幹線っていつも混んでるような気がするのはボクだけでしょうか・・・?
乗車した新幹線は大宮から越後湯沢駅までノンストップで途中駅を爆走しながら北上していきました。
GIF動画のは多分上毛高原駅だと思うよ☆
1時間ほどで越後湯沢駅に到着しました。
ここから北越急行に乗り換えます。
北越急行ほくほく線で美佐島駅へ向かいますの
北越急行ほくほく線に乗り換えます。
電車は本数が少ない為か満席に近いくらい混んでました。
車窓からは長閑な田園風景が・・・。
お米食べろ!!
美佐島駅に到着しましたの!
うお!寒っ!!
越後湯沢から約30分。目的の美佐島駅に到着しました。
乗客からこんな駅で降りる人なんているんだ的な視線を受けながら降りると6月なのに寒いではありませんか!そして雨が降ってる訳でもないのに湿度が凄いので濡れ濡れなホーム!
夏はムシムシ暑い地下鉄の駅とは違いますね。
ホーム
電車は十日町方面に向かって出発していきました。
群馬県の土合駅のような地下要塞の雰囲気を期待してましたが、随分とこじんまりとしたホームですね。
地下鉄の駅みたいな小奇麗さは無いので不気味な感じのホームでもあります・・・。
ちなみに土合駅はこんな感じでホームが長くて広々としてます。
土合駅に行ったのは1月で逆に地上より暖かかったんだお☆
ホームから駅舎に通ずる通路には頑丈な扉で仕切られていて、薄暗いホームに閉じ込められた感じがしますね。
ちなみに、この扉はこの駅を通過する電車の風圧が凄いので、通路や駅舎を風圧から守るために設置されてます。
北陸新幹線開通前は、この駅を特急列車が160km/hという猛スピードで通過していったらしいですよ。今は快速電車が110km/hで通過するだけですが・・・。
北越急行の開業前、扉を開けたまま試運転で電車を通過させたところ、風圧で駅舎にある待合室のガラスが割れたらしいよ!
ホームから通路に入ると扉がロックされ、次の電車が来るまでホームに入ることができなくなります。
地上に出るのにはもう一枚頑丈な扉を潜らないといけない作りになってました。
どんだけ風圧凄いの!?
通路には、電車が今どこを走ってるのか確認できるタブレットが設置されてました。
これでこの駅を通過する電車が分かるので、通過風景を撮ってみようと思います。
それは後ほど。
通路の脇には小さな待合室が設置してあります。
湿度が凄いので除湿器が設置されてますが、それでもジメジメしてます。
待合室には漫画や小説が置かれてました。
湿度でブヨブヨにならないのかな?
さて地上に出ようと思います。
ちなみに、こちらの扉はホーム側の扉と違い出入り自由です。
あまり深い所にないので地上が見えますね。
でも湿度が凄いので階段がびちょびちょです・・・。
階段の壁には広告に混じって「十日町マンガ」という謎の漫画が貼られてました。
ニコニコ静画で読めるらしいですよ。
あっけなく地上の駅舎に到着しました。
ヒーヒー言いながら地上に到着した土合駅とは大違いです。
土合駅は遥か遠くに地下ホームが見えるくらい 地下深くにあるのです・・・。
地下70mと美佐島駅の7倍地下深いので当たり前ですが・・・。
うしるきゅんはこの階段を2往復したんだお☆
駅舎
駅舎は比較的新しく開通した路線というのとあまり利用者が居ないためか綺麗でした。
こちらにはトイレがありました。
トイレと反対側の通路には、十日町の写真や美佐島駅周辺の地図が展示してありました。
そして、埴輪とか大昔の器とかも展示されてました。
無人の秘境駅なのに結構立派な駅なのね
待合室
駅舎には待合室がありました。
休憩室は畳敷きでゆっくりくつろげそうな空間が広がってました。15畳~20畳くらいあるかなってくらいの広さです。
駅舎の中に畳敷きの待合室があるのはかなり珍しいんじゃないでしょうか?
ここで昼寝していきたいんだお!
秘境駅にはよく置いてる駅ノートもありました。それと北越急行の車両のペーパークラフトも・・・。
なんか2冊あるけどどっちが本物なの?
美佐島駅周辺を散策してみますの!(十日町方面)
美佐島駅周辺を散策してみようと思います。
駅の目の前には片側一車線の道路が通ってました。
まずは六日市方面に歩いてみようと思います。
近くに民家にしては大きな建物が立ってたので気になりますね。
ちょっと進んで行くと緩やかな坂道が続いてました。
田んぼと森があるくらいねこの先に何も無いので引き返します。
やはり秘境駅だけあって何も無いですねえ。
駅から見えた大きな建物は民家だったよ!!
美佐島駅付近に戻ってきました。
今度は反対の十日町方面に歩いていきます。
駅前の坂を上りきると民家が見えてきました。
先に進むと田んぼと民家が・・・。
更に進んで行くと集落が見えてきました。駅から徒歩10分くらいです。
秘境駅にしては結構近くに集落があるんですね。
もしかして美佐島駅は秘境駅じゃないの?
集落がある方とは反対方向を向くと、いかにも日本の原風景って感じの長閑な風景が見えました。
農作業してる爺さん婆さんが意外と多いですね。
日本の夏って感じのいい景色♡
暑いので美佐島駅に戻ります。
この道、意外と交通量多いのね
駅に戻ってきました。
駅舎を出た時は気付きませんでしたが、この辺りはトレッキングコースになってるようですね。
ここからもっと山奥(というかコース案内の一番山奥)に「ミティラー美術館」なる美術館あるようです。
こんな山奥に美術館なんて需要あるんでしょうか?
こんなに山奥だとトレッキングというよりガチ登山になりそうだお・・・
駅舎の休憩所に入り、喉渇いたなあってリュックからペットボトルのお茶を出すと少ししか残ってません。
そしてこの駅には自販機無いのです!!
たっぷり600mlが意味をなしてません!!(憤り)
どうしよう・・・
グンマの秘境駅土合駅すら自販機あったのにね!
し、仕方がないでござる・・・トイレの洗面所の水を・・・背に腹は代えられぬ・・・
脱水症状でこんな所で倒れるよりはマシだとと思い、ペットボトルにトイレの洗面所の水を入れ水分補給しました・・・。
なんで駅舎は立派なのに自販機無いの・・・?
ちなみに、あまり利用者が居ないと思う車いす専用のトイレの洗面所の水を汲みました。
駅舎の外に出ようとしたところ、入り口の近くに蛇口がありました・・・orz。
なんで気付かなかったんだ・・・。それくらい喉渇いてたけど・・・。
駅の清掃用の蛇口だからトイレより汚いかもしれないって思うことにしたの・・・
六日町方面を散策しますの!
次の電車までまだ1時間近くあるのでトイレの水で水分補給した所でもう一度散策に行こうと思います。先程数十mで引き返した六日市方面です。
お、お外は・・・み、緑が綺麗なんだお・・・(現実逃避)
駅から見える豪邸をちょっと通り過ぎると道が二手に分かれました。
山の方に向かってる道が気になったのでそちらに進んでみようと思います・・・。 そっちの方が遊歩道っぽいですし。
車が1台やっと通れるような細い道で、森に続いてます・・・。
ちょっと進むと道は90℃に急カーブしていて角を曲がると、何か蠢くものが・・・。
え?まさか野生動物!?猪じゃないよね!?
お!これは!?
あ、カモシカの親子だ!カワイイ!!
って逃げるのかと思ったら、こちらをガン見してきました・・・。
これはヤバイのではないでしょうか・・・?
何気に角が太いし長いし!!
こんなのに一突きされたら良くて重症、最悪人生お終いです・・・。
こういう時ってどうすればいいんでしょうか・・・?
【逃げた場合】
わあああ!逃げろーーーー!!!
こいつビビってらああああwwwwwwwぶっ刺してやろっ!!
ダッダッダッダッダ!(カモシカの走る音)
グサッ!!
・・・
【近寄った場合】
逃げたら舐められ追い回されちゃうよ!だったら近寄っちゃうの!!
やんのかコラァ!!
グサッ!!
・・・
どっちに転んでもうしるきゅん大ピンチ!!
うしるきゅん脳内シミュレーションで"絶体絶命のピンチ"って言う結果が出力され絶望に打ちひしがれていると、カモシカの方が先に森の中に逃げていきました。
新潟の秘境で人生終了かと思ったよ・・・
道はカモシカが居た所から急カーブしてまた坂道になってました。
どこに辿り着くんだろうか・・・。
坂を上りきると舗装すらされてない道になってました。
これ以上は危険なので引き返します。
今度は熊さんが出そうだよ・・・
先程の県道に合流して更に奥に進んでいこうと思います。
まさか駅から徒歩5分の所でカモシカに遭遇するとは思ってなかったよ!
合流してちょっと歩いていると道幅が狭くなり急な坂が現れました。
坂を上りきるとため池みたいな水草で覆われた長方形の池が現れました。
坂を上り切ったと思ったら急カーブで死角になって見えなかっただけ坂が続いてました。
坂を上り続けると突然ポツンと民家らしきも建物が高台から顔を覗かせています。
こんな何もない所に民家が・・・?
この先も上り坂が続いてる上に、何も無さそうなので引き返します。
もう、うしるきゅん疲れたんだお・・・
帰りの方が見下ろすような感じでいい景色ですね~。
美佐島駅が見えてきました。
そう言えば電車間に合うかな・・・?
電車は私が駅に到着する2分前に出発してました。
次の電車まで1時間待ちです・・・orz
待ち時間暇なので「駅ノート」にブログのオリキャラ全員集合させてみました。
イラストの下に駅の近くに野生の鹿が居たってコメント書いたけど、実はカモシカは牛の仲間ってことはうしるきゅんとの秘密だよ・・・
名物の電車通過シーン
まだ次の電車まで30分ほど時間がありましたが、そう言えば美佐島駅名物の電車の通過シーンを見てないような・・・。
この駅はトンネルの中を電車110kmというスピードで通過する電車が見られ、風圧による騒音が凄くて怖いことで有名な駅らしいです。
「まもなく電車が高速で通過いたします。危ないのですので絶対にホームには出ないでください」という恐怖のアナウンスが流れてよ!
通過の様子を動画で撮ってみたので見てみてください。
通過した後も「ヒュー!」っていう吸い込まれるような音がしばらく続いて怖いですね・・・。
4K動画で撮ったから見てみてね☆
駅に着いたときは気付かなかったのですが、地価の待合室にも駅ノートがありました。
何か描こうと思いましたが、次の電車まであと10分なのでやめておきました。
その代わりに、駅ノートの1ページ描かれてる女の子が好みだったので描いてここで公開してみました。
駅ノートの1ページは美佐島駅に駅ノート設置した人のイラストらしいですよ。
汗をペロペロして舐め回したいくらい可愛い娘だからついつい描いちゃったんだお☆
快速電車が通過して15分後、越後湯沢行きの電車がやってきたので越後湯沢に戻ります。
次回、越後湯沢編に続くよ!
絶対に刮目して見てみるんだぞ☆
最後まで読んでいただきありがとうございました♡