みんなー!うしるだよー☆
今回はねえ!山形県米沢市の白布温泉にある「中屋別館 不動閣」にやって来たんだ!
オリンピック風呂って言うめちゃめちゃ長いお風呂があるから刮目して見てね☆
入り口の門を潜ると林の中の道を進んでいきます。
門から宿まで遠いパティーンなの?
森の中の道を進み階段を降りた先に、中屋別館不動閣の建物がありました。
玄関の近くには、バスケットのゴールや、木製のブランコが置かれていて人の家の庭にでも迷い込んでしまったような雰囲気です。
バスケットのゴールの奥の方には、手湯があり熱々の温泉が注ぎ込まれていました。
ああああ!あっつ!!
館内
手前の白い建物が入り口になってました。
フロントには受付の類はなく、玄関の脇にある事務所の部屋から女将が出てきて、入浴料を支払いました。
女将にフロントの一角に置かれているアルコール消毒液を付けるよう促され、その後に浴場に案内されました。「ママー!ママー!」と女将に構って欲しい子供と一緒に。
ほーら、うしるママだよー!大胸筋が歩いてるよー!見て見て~!!
気持ち悪いし、童が気味悪がってるから止めろ!
古いいかにも湯治場といった趣の旅館なので、建物が複雑怪奇。いつもの階段を上り下りして浴場は向かいます。
廊下を進んでいくと、ソファーとローテーブルが置かれた応接間のような所があり、江戸時代の貴重な入浴シーンみたいな絵画が飾られてました。
丸出しなのに全然エロくないのはなんでなの?
振り返ると玄関が見え、奥の方にはあったお屋敷のような建物の中に移動してきたようです。
応接間の奥は休憩スペースになっていて、椅子とテーブルと自販機が設置されてました。
更に奥の方には、上り階段と下りのスロープの二股に別れていました。ちなみに上がオリンピック風呂(内風呂)、下が露天風呂になります。
こんなに建物が複雑怪奇だと福島の川上温泉っぽいよね?
露天風呂
スロープを降り廊下の突き当たりの手前に露天風呂の入口がありました。
入口に付近には、ソファーとウォーターサーバーが設置されていて、風呂上がりに水分補給がてら休憩することができます。
脱衣所
浴場の扉を開けるとびっくり。片隅に洗面台が申し訳程度に1基付いていて、着替えを入れる籠だけが置かれたスペースがありました。
お、おう・・・
浴場
脱衣所の扉を開けると、新緑に彩られた景色が一望できる開放的な露天風呂が現れました。新緑を反射して美しく雰囲気のあって、籠しかない脱衣所との差に驚きました。
シャワーもカランも無いからかけ湯して入るしか無いの
浴槽の外は断崖絶壁になっていて何十メールも下に大樽川が見えました。この川を上流へ登って行くと白布大滝に辿り着きます。
こんなところ、全裸で落ちたら大変だー!
露天風呂には、10人くらいは入れる大きさの浴槽が一つだけありました。目の前には、森林と渓谷が広がっているお陰で、文明から切り離された気分で温泉に浸かれます。
ついつい、森の方に向かって仁王立ちしちゃうよね!?
浴槽から向かって右側に竹筒の湯口と、浴槽の真ん中の底面にも湯口の2ヶ所から温泉が注ぎ込まれています。床面の湯口の方が勢いがあり、もんもんと温泉が湧いていました。
この勢いよく出ている温泉は、循環、加水、加温、消毒なしの源泉かけ流しなんだぞ!
温泉は無色透明で若干石膏のような匂いがしました。しかし、湯の花が舞ってる割に硫黄臭はほとんど感じられません。
消しゴムのカスのような湯の花がいっぱい舞っていて、ここの前に入浴した東屋よりも多めでした。床面湯口の近くで入浴していると、湯の花が身体に当たってくすぐったく感じるほどです。
大きな浴槽なのでぬるいのかと思ったら結構熱めで43℃くらいはありそう。
ph7.8の弱アルカリ性泉らしいですが、トロトロ感はあまり感じられず、キシキシと肌の引っ掛かりを感じ、中性泉のようなサラサラ系の温泉でした。東屋旅館より若干肌触りがまろやかな感じがします。
露天風呂と内風呂は階を挟んで別れているので、移動の際は着替えないといけないのである・・・。
さ~て、次はオリンピック風呂に入りに行こうっと!
オリンピック風呂
この宿自慢のオリンピック風呂へ2階に上った所で、1964年の東京オリンピックのユニフォームと聖火台の写真が展示されていました。オリンピック風呂だけに。
ちなみに、オリンピック風呂は、東京オリンピックが開催された年にオープンした事と、聖火台が白布温泉の石を使用されたことからそう名付けられたそうです。
その当時に実際に使用された聖火台も展示されてたけど、写真撮るの忘れちゃったの
てへぺろ☆
おい!肝心な所じゃぞ!!
グサッ!
ああああああああ!
階段を上がるとまだまだ長い廊下が続いてました。
廊下を突き当たりまで進んでいくと、やっお内風呂の入り口が見えてきました。
この旅館、別館のくせにデカくね?
脱衣所
オリンピック風呂の脱衣所はかなり広々としていて、御座のベンチが設置されているほど。
広さの割には、洗面台3基と、ドライヤー1つと役不足感は否めないです。ちなみにアメニティは綿棒とティッシュのみです。
木製の棚に据え置きの籠を使って着替えを置く方式でした。下の方に仕切りが設置されていて小物を入れておくスペースがありました。
この自動ドアを開けたら、この旅館名物のオリンピック風呂だね!
どんだけ長いのかなあ?
浴場
うおっ!長い!!
オリンピック風呂は全長18m、幅が1mの細長いプールのような浴槽が、でーんと広い浴場の端から端まで伸びてました。
泳げそうだけど浅いし、幅が狭いから無理だったぞ☆
写真だけじゃ分かり難いので端から端まで歩いた動画を撮影してみました。これでこの浴槽の長さが伝わったと思います。ちゃんと伝わったよね?
もちろんフル〇ンで撮影したぞ!!
男湯と女湯は、木製の壁で仕切られていますが、元々は繋がっているような雰囲気です。ちなみに女湯の方は15mで若干短くなっているようです。
全長33mの混浴風呂だったら良かったのに!
おい!女湯まで聞こえておるぞ!変態筋肉だるま!!
風呂場の一角には、ヨーロッパ風の大きなメダルのようなものが飾られてました。
大きな浴場だけあって、洗い場はシャワーとカランが8基設置されていました。細長い空間だからか、音がめちゃめちゃ反響して、桶を置いた音が気持ちいいくらいに響きます。
おい貴様!さっきからカンカンうるさいぞ!女湯に聞こえておるわ!
もう!白夜たんだってペタンペタンって胸がうるさいぞ!
ほうほう・・風呂上がったら覚悟しろよ・・・
窓側に端から端までパイプが張られていて、そこから温泉が出ていました。
温泉は無色透明でほんのりと硫黄臭がしました。消しゴムのカスのような白い湯の花が沈殿していて入浴すると舞います。しかし、泉温が高いため加水されている影響か、露天風呂より湯の花が少なめでした。
キシキシと肌の引っ掛かりを感じ、トロトロ感も一切感じません。加水されているからか露天風呂よりもキシキシ感が強く感じました。それでも、サラサラと肌に纏わりつく感じの無いさっぱりとした温泉でした。
温度は結構熱めで43℃から44℃くらいありそうなので、すぐに身体が火照ってしまいます。それ加えて、明けられる窓が少なく換気が行き届いてないので、熱が籠って浴場がサウナ状態になっているので更に火照ってしまいます。
露天風呂もオリンピック風呂も満足したし、日帰りの営業時間終了の時刻も近いので帰ろうと思いましたが、この旅館は複雑怪奇なので出口に中々辿り着きません。まさか帰るなってことなの?
あれ?この廊下を真っ直ぐだっけ?
左の下の階段を降りるのじゃろ?
あんれー?客室しかないぞー?
はあ・・・なんとか不動閣ダンジョンを抜けだしたぞ・・・
中屋別館不動閣の門の目の前には「白布温泉待合所」バス停があるのでアクセスは良好です。
最終のバスまでまだ時間があるし、ちゃんとした待合スペースがある1つ前の白布温泉バス停で待つことにしました。
米沢駅行の最終のバスがやって来ました。
朝から白布大滝を見たり、温泉をハシゴしたりした白布温泉ともお別れです。
さようならなの・・・
ふう・・・米沢駅に戻って来たの・・・
マイクロバスで50分も乗ってるのはきついの・・・
あ、そういえば白夜たん忘れてきちゃった・・・
そして翌日、白夜に薙刀でグサグサ刺されてうしるきゅんは星になったのであった・・・。
泉質・営業時間・アクセス
泉質 | カルシウム-硫酸塩泉(低張性弱アルカリ性高温泉) |
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源泉 | 白布1号・2号・3号源泉 |
泉温 | 56.8℃ |
PH値 | 7.8 |
日帰り入浴時間 | 13:30~18:00 |
定休日 | 無休 |
日帰り料金 | 大人:700円、子供:350円 |
アクセス | 米沢駅から山交バス「白布湯元」行きで「白布温泉待合所」バス停で下車すぐ |
場所 | |
詳細 | 【じゃらん】【るるぶ】【楽天トラベル】 |
最後まで読んでいただきありがとうございました♡