元IT土方の供述

男の娘バーチャルブロガーがお絵描きしたり、深夜バスに乗ったり、旅行に行ったりするブログだぞ!

元IT土方の供述

吾妻山の麓、標高900mにある微温湯温泉までサイクリングしてきましたの!

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みんなー!うしるだよー☆

 

うしるきゅんは、福島県の福島駅にやって来たんだ!

 

今回は福島駅から19km、標高900mの所にある秘湯『微温湯温泉(ぬるゆおんせん)』に入浴しにサイクリングしてきたんだ!

 

今週のお題「○○の秋」ということで、秘湯の秋、サイクリングの秋だからね!

 

福島駅を出発

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微温湯温泉は、公共交通機関で行くことが出来ない山奥に存在するガチ秘湯で、最寄り駅の庭坂駅から14km、最寄りのバス停から10km、福島駅から19kmととても歩いて行ける距離では無いので自転車で向かいます。

7時40分、自転車を組み立てて福島駅を出発します。

福島駅を出発して県道70号線を進んで行きます。路肩は、通勤通学の自転車でごったがえし、車道は通勤の車で渋滞気味。正直走りにくい道を進んで行きます。

 

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県道70号線を逸れ上八木田橋を渡り、対岸の土手にある荒川桜づつみ公園のベンチで道の確認と休憩。

 

たった7分しか走って無いのにもう休憩か?軟弱じゃのう

 

だって、この先800m以上も山を登らないといけないから・・・(福島駅の標高71m)

 

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ちょっと道を確認したら、荒川堤防の道を真っ直ぐ進んで行きます。

すると道の脇に土俵がありました。こんな住宅街のど真ん中の目立つところで相撲するの?どこの誰が?

 

私、気になります!

 

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写真の正面に見える山々が吾妻連峰でその中腹に微温湯温泉があります。

つまりあの遠くに見える山の近くまで走り、延々と山道を登っていくということ。ちゃんと辿り着けるのか心配になってきました・・・。

 

あんな遠くに見える山の中腹って考えると恐ろしいよね・・・

 

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また、一旦荒川を渡り対岸へ戻り、田園風景が広がる道を進んで行くと突如現れる工業地帯。

ここから右折して工業地帯の中を走って行き微温湯温泉までまっすぐ伸びている道と合流。ここら辺に来ると出勤時間と被って急激に交通量が増えストレスフルマックス。

都心から離れて交通量が少しマシになったのかと思ったら、交通量多くてちょっと冷や冷やしながら進んで行きました。

 

こんな所に工業地帯があるとは思わなかったのよね

 

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工業地帯を抜け田園風景の中をひたすら走って行くと微温湯温泉と書かれた標識が。そして、遠くに見えていた吾妻連峰が少し近づいてきました。

 

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標識の前の信号を渡ると景色は一変して遥か彼方に民家が見えるくらいの田園風景に。

そして微温湯温泉まで11kmの文字が。

ここまで平坦な道でしたが遠くの方に緩やかな上り坂が見えて来やがりました。福島駅から微温湯温泉までの道のりの半分は上り坂ということでしょうねえ・・・。

 

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田園風景を抜け、リンゴ?桃?畑が点在する住宅街に突入すると緩やかな上り坂になっていきました。

そしてすぐに微温湯温泉の最寄りのバス停の土船バス停が見えてきました。ここから微温湯温泉まで10km。坂をほんの少ししか登っていないのでここから激坂の道が待っているはず・・・。

 

最寄りのバス停がもう最寄りじゃないよね・・・

 

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道を真っ直ぐ進んで行くと農場があり山羊が2頭が雑草をむしゃむしゃと食べていました。これから激坂が待っているだろう前には最高の癒しであった。ズーム機能で撮影したからもっと遠くに居たけど。

 

動物さんは癒されるでござるなあ・・・

 

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農場からちょっと進むと道が二手に分かれていました。確か微温湯温泉は道の狭い険道を通らないといけないらしいから道の狭い左で!それに西の方角に道が伸びてるしね!

 

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はあ・・・はあ・・・。すぐさま急な上り坂が現れしんどくなってきました・・・。

これが秘湯への道のりか・・・。

 

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坂を登っていくと高台に辿り着き、福島市の街並みが一望できるようになりました。

いやあ、すんごくいい景色。ここまで登って来た甲斐があるというものです。

 

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くねくねとカーブが連続する形式の良い坂道を登っていきます。

坂はきついですが、180度樹々しか見えない森の中ではなくこんなに景色の良い所だから少しはマシです。

 

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坂を登りきると集落に突入。こちらからも眼下に小さな集落が見えます。

いやあ、登った登った・・・。

こんなに登ったけど微温湯温泉までどれくらいあるんだろう。スマホを取り出しGoogleMapで現在地を確認すると・・・。

 

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そう、ここから目の前は住宅の駐車場になっていて行き止まり。同じ道を下って先程の分岐点の右側の道を進まないと微温湯温泉には辿り着けないということ・・・。

つまり、振出しに戻り、ここまで山を登って来たのは無駄であったということ。

 

いやあああああああああ!ここまで頑張って登ってきたのに振り出しなの!?

 

あの二股道で地図を確認しなかったお主が悪いんじゃろ

 

振出しに戻る

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振出しに戻るという現実に打ちひしがれながら戻ってきました。

ちょうどこの二股道を通りかかった車を運転する中年男性から「どうされました?」とわざわざ窓を開けて心配されてしまいました。そんなに絶望した顔してたのかな?

 

ほうほう・・・国土地理院の地図で調べたら、この二股道は標高は220m、行き止まりの標高か316m、微温湯温泉の標高は903mらしいぞ

 

つまり、お主は道を間違えたからプラス標高差100mを加算されることになるな!

 

わざわざ、そんな心折れそうなこと調べないでよう!

 

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右の道を進むとすぐに上り坂が現れ森の中へと突入していきました。

所々に集落があるのと姥湯温泉に行った時の激坂と比べればまだまだ緩やかなのが唯一の救い。

 

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と思っていた時期が僕にもありました。

いよいよ180度見渡しても木・木・木・・・と言う森の中に突入。道幅も狭いしあの激坂山道 のデジャブを感じてしまいますなあ。

 

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そして、急な上り坂や急カーブが連続するようになり、いよいよ持って姥湯温泉への道のりと大差なくなりました。

 

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いよいよヘアピンカーブまでご登場。

 

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 カーブの先にはもちろん延々と続く上り坂と森。

 

うしるきゅんもう心が折れそうなの・・・

 

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上り坂の連続でバテ初めで自転車を押しながら無心になりながら登っていくと、福島微温湯線の標識と共に微温湯6kmの文字が見えてきやがりました。

え?まだ6kmもあるの?1時間近くも登り続けてるのに?

 

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いやいやこういうのやめようよ。ねえ!?

この写真だけではお分かりいただけないと思いますが、木々の隙間から見えるあのもののせいで心が折れつつあります。

 

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木々の隙間から見える白い物。そうこれはガードレール・・・。

少なくとも見えてる範囲のガード―レールまでは坂道が続くということ、そして傾斜が急ということが手に取るように判明してしまうのであった・・・。

 

県道126号福島微温湯線が本気で心を折りにきているぞ!!

 

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はあ・・・はあ・・・なんとかあの長い激坂を登り切りましたが、今度はここはサイクリングロードか!ってくらい道幅が狭くなりました。

 

こんなに狭いと普通の乗用車でも道幅限界じゃない?

 

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そして道の脇には白く傘の裏が黒い怪しくて大きなキノコがいくつも生えてました。 一口でも食べたら1時間以内に死んでしまいそう。

 

ほら?お腹が空いたじゃろ?食べてみたらどうじゃ?

 

毒キノコではないかもしれんぞ?

 

かもしれないにかけるのにはハイリスクだし、毒キノコじゃなくても生は絶対に良くないよね!?

 

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キノコゾーンを通り抜け山を延々と登り続けてると突然見晴らしのいい場所に辿り着きました。

配下に見えるのは森と山なので、景色がいいと言ううよりとんでもない所に来てる実感の方が強い。

 

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どんなに景色が良くてもこの坂は良くない。一向に緩やかになる気配すらないもの。

 

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そしてすぐさま森の中に突入。

 

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坂を登りきったと思ったらヘアピンカーブのご登場。

カーブの真ん中から上り坂と下り坂が同時に見えるくらい180度カーブしてるんだけど軽じゃないと曲がり切れなくない? 

 

草原に辿り着く

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自転車的には坂がキツイ以外特に問題の無いヘアピンカーブを潜り抜けるとWindowsXPの壁紙見たいな草原が現れました。

 

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斜面の反対側を見ると遥か彼方に見える福島の街と阿武隈高地の山々。

こんなに景色の良い草原なんだけど、いっぱい家畜のウ〇コが落ちていて踏まないように気を付けないといけないのよね。これはトラップ。

 

お主!足元を見ろ!なんか茶色いの踏んどるぞ!

 

え?いや?マジ!?

 

あああああああああああ!!

 

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微温湯温泉まで何も無い一本道かと思いきや十字路に差し掛かりました。

後ほど調べると、車は左の道を登ってきた方が道は広く急なカーブは少ないのでいいらしいです。ちなみに自転車はただただ遠回りになるだけなので意味は無いけど・・・。

 

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 反対側を見てみるとこちらにも草原が見えとてもいい景色が広がってました。

 

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 あんなに遥か彼方に見えていた吾妻連峰が目の前に。いよいよ温泉も近いのかなって実感が湧くほど。

 

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反対側からは奥羽山脈の山々が見えました。

 

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正面の山のふもとにポツーンと見える小さな白い建物は高湯温泉の旅館が見えました。

高湯温泉が見えるってことは、もう微温湯温泉までもうすぐなのかな?

 

何を言っておる

 

標高はまだ720mだから、ここから更に標高差200mの山道を登らんといけないぞ!

 

いやあああああああああああ!

 

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WindowsXPの壁紙みたいな草原の辺りから十字路までは見晴らしが良くて随分高い所まで登ってきたんだなあってしみじみしてたんですが、そこから進むとすぐに森の中、坂道と同じ景色に逆戻りです。

 

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 途中で断崖絶壁ゾーンに辿り着き福島の市街地が一望できました。福島駅から遥々吾妻山の麓までやってきたという達成感が。

 

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まあ、正面を見ると上り坂って言う現実しか無いんですけどね。

 

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 やっと登りきったのか道が平坦になったのかと思ったら突如として激坂が待ち構えてました。

 

どこまでうしるきゅんの心を折れば気が済むのー!!

 

微温湯温泉に到着

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激坂を登りきると平坦な道が現れ奥に進んで行くと駐車場と宿らしき古びた建物が見えるように、いよいよゴールの微温湯温泉に到着。

 

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いよいよお待ちかねの微温湯温泉ですが今回はここで終了。

 

次回はいよいよ入浴しちゃうぞ!

 

温泉の名前の通り本当にぬるいのか!?刮目してみてね!!

 

そんなのググればすぐ判ることじゃ!

 

え~と源泉の温度は・・・

 

ちょ!ここで言いふらさないでええ!!

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました♡