みんなー!うしるだよー☆
今回は、「Anker PowerCore Slim 10000 PD」と言う最新の急速充電規格のUSB PDや、USB-C充電に対応したモバイルバッテリーを紹介するぞ!
- 「Anker PowerCore Slim 10000 PD」の付属品
- 「Anker PowerCore Slim 10000 PD」のスペック
- 「Anker PowerCore Slim 10000 PD」の外観
- 比較
- 充電時間
- メリット・デメリット
2019年11月20日に開催されたAnker初のファンイベント『Anker Gadget Nigh』に参加して参りました。
イベントの参加のノベルティとして、今秋発売された「Anker PowerCore Slim 10000 PD」の日本未発売カラー「ミッドナイトグリーン」を頂いたのでレビューしようと思います!
「Anker PowerCore Slim 10000 PD」の付属品
「PowerCore Slim 10000 PD」の外箱は、真っ白でAnkerのロゴが描かれているシンプルなものです。
写真では分かり難いですが、エンボス加工でAnkerの充電器やモバイルバッテリー、ケーブルがびっしり描かれています。
「PowerCore Slim 10000 PD」には以下の付属品が同封されていました。
- PowerCore Slim 10000 PD 本体
- 充電ケーブル(USB-C to USB-C)
- トラベルポーチ
- 説明書
「Anker PowerCore Slim 10000 PD」のスペック
PowerCore Slim 10000 PDのスペックは以下の通りです。
重量 | 210g |
---|---|
本体サイズ | 149×68×1.4mm |
容量 | 10000mAh |
出力 | USB-C:最大18W USB-A:最大12W |
入力 | 最大18W |
「Anker PowerCore Slim 10000 PD」の外観
ミッドナイトグリーンは、グレーに近いエメラルドグリーンで、これまでのモバイルバッテリーにはない珍しい配色です。
表面には、メッシュ加工が施されていて、滑りにくくスタイリッシュなデザインになっています。
裏面はメッシュ加工はされておらず、ざらざらとしたマット仕上げになっていました。
入出力端子
従来のUSB-Aポートと最新のUSB-Cポートの2ポートを搭載しています。
USB-Cポートは、最新の急速充電規格「Power Delivery(PD)」に対応しており、最大18Wの電力を供給することが出来ます。
USB-Aポートは、Ankerの独自急速充電規格「PowerIQ」を搭載していて、最大12Wの電力を供給することが出来ます。
つまり、どっちで充電しても急速充電できるってことだぞ!
2ポート同時に充電した場合は、合わせて最大18Wになっています。
USB PDに対応していて、一応、MacBookの充電は可能ですが、かなり充電速度が遅く、使用しながらの充電はできませんでした。
ですので、MacBookなどのUSB PD対応のPCの充電はおすすめしません。
USB-Cポートは入力ポートにもなっていて、USB PD対応の充電器で充電することができ、充電時間は約3.5時間になります。ただし、充電器は本製品に同封されておらず別売りになっています。
画像の充電器は、Anker PowerPort ll PDだぞ!
ちなみに、動作保証外ですがMacBookの充電器でも充電できます。
インジケーター
電源ボタンに、4段階のLEDインジケーターが付いていて、モバイルバッテリーの残量がどれくらいのか確認することが出来ます。
インジケーターに対するバッテリー残量は以下の通りになります。
- 1個:0~25%
- 2個:25~50%
- 3個:50~75%
- 4個:7~100%
電源ボタンを2秒押し、もしくは2回押しすると、イヤホンなどの小型電子機器の充電に対応した「低電流モード」に切り替わり、LEDインジケーターのひとつが緑色になります。
画像のイヤホンはJabra Elite 65tだぞ!
比較
iPhone Xや所有しているAnkerのモバイルバッテリーとのサイズ感、重量を比較します。
サイズ感
iPhone Xと比べて、縦が約0.5cm長く、横が約0.2cm小さくほぼ同じくらいのサイズです。
厚みは、純正フォリオケースを付けた時と同じくらいです。
「Anker PowerCore 13000」と「Anker PowerCore 20100」と比較してみます。
「Anker PowerCore 13000」より縦が約1.5倍大きく横が3cm小さく、「Anker PowerCore 20100」より縦が約4cm小さく横が約0.2cm大きいです。
厚みは両者の約半分です。
従来のAnkerのモバイルバッテリーよりもコンパクトと言うのが分かると思います。
スマホ1台増えるくらいの大きさで、薄型なのでバッグにしまいやすく持ち運びが便利だぞ!
重量
Anker PowerCore Slim 10000 PDの重量は210gで大型のスマホぐらいの重量です。
ほぼiPhone XS MAX(208g)くらいの重量で、最新のiPhone 11 Pro MAX(226g)より16g軽いくらいの重量です。
「Anker PowerCore 13000」と「Anker PowerCore 20100」と比較してみます。
バッテリー容量が1.3倍のAnker PowerCore 13000より32g軽く、バッテリー容量約2倍のAnker PowerCore 20100より157g軽い程度で別段軽いという訳ではなさそうです。
あれ?思いの外軽い訳じゃない?
純正のフォリオケースを付けたiPhone Xより30g軽いです。
つまり、ケースに入れたスマホよりは軽いってことだね!
充電時間
Anker PowerCore Slim 10000 PDでiPhone XをUSB-Cポートで充電した場合と、USB-Aポートで充電した場合を比較します。
バッテリー残量30%から1時間でどれくらい充電できるのか計測し、iPhone 6sをストップウォッチとして使用します。
青線がUSB-Cで充電し場合で、橙線がUSB-Aで充電した場合です。
USB-Cの場合は、1時間で30%➡89%と59%充電でき、USB-Aの場合は、1時間で30%➡84%と54%充電できました。
1時間の充電の場合、USB-AよりUSB-Cの方が5%多く充電できるという結果になりました。
次に充電時間は、30%➡80%までの充電時間は、USB-Cの場合は44分55秒、USB-Aの場合は53分21秒で、時間に9分差ありました。
30%➡90%までの充電時間は、USB-Cの場合は1時間2分24秒、USB-Aの場合は1時間15分08秒で、時間に13分差ありました。
当たり前だけどUSB-C充電の方が早いのね!
メリット・デメリット
『Anker PowerCore Slim 10000 PD』のメリットデメリットです。
・メリット
- 薄型でシンプルでスタイリッシュなデザイン
- 薄型なのでバッグにしまいやすい
- USB PDに対応していて高速充電ができる
- USB-Cポートが入出力に対応していて入出力端子がシンプル
・デメリット
- USB PD対応のPCの充電はできない
- 充電にはUSB PD対応の充電器が必要
- カラーが少ない(現在ブラックのみ発売)
Anker PowerCore Slim 10000 PDは、10000mAhの大容量ながら薄型で持ち運びが便利で、最新の高速充電規格「USB PD」に対応していて、おすすめモバイルバッテリーです。
充電には、USB PD対応の充電器が必要ですが、USB PD対応のデバイスやガジェットが普及しつつあるので、ついでに充電器も購入しても損は無いかと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました♡