ロードバイクにお乗りの皆さんリムテープは交換してますか？
リムテープの寿命は1年です。（ロードバイクに限らず自転車全て）
1年に1回は交換しないといけません！！
交換しないとリムテープが劣化してリップル穴の所で凹みパンクしやすくなります。
ということで・・・
今回はリムテープの交換方法を紹介いたします！
- 用意するもの
- 1. ギアをアウターインナーにする
- 2.後輪を外す
- 3.前輪を外す
- 4.タイヤを外す
- 5.リムテープを外す
- 6.タイヤにタイヤパウダーを塗る
- 7.タイヤをホイールに取り付ける
- 8.車輪をフレームに取り付け
- まとめ
用意するもの
この作業には以下のものを用意しましょう。
リムテープ
ホイールのニップル穴を塞いでタイヤチューブがパンクしないようにする為のものです。
リムテープの幅はホイール次第なので、幅が分からない場合はホイールからリムテープを外して計測してから購入しましょう。
タイヤレバー
タイヤをホイールから外すための道具です。
目打ち針
リムテープを ホイールから外すときに使用します。
六角レンチ
リムテープのバルブ用の穴と、ホイールのバルブの穴の位置がズレないようにするために使用します。
タイヤパウダー
タイヤとチューブが固着するのを防ぐために使用します。
リムテープの交換とは直接関係ないですが、タイヤとチューブも外すので付けておきましょう。
1. ギアをアウターインナーにする
1.後のギアをトップ（一番重いギア）にします。
2. 前のギアはアウター（内側のギア）に変更しましょう。
前輪をインナー、後輪をトップにするのは車輪を外しやすくするためです。
2.後輪を外す
1.後輪のクイックリリースレバーを下げます。
2.右手で後輪を抑えます。
3.左手でサドルの後ろを持って、20cmくらい上げます。
4.このままだとチェーンが引っかったままなので、フレームを下ろしながら手前に引っ張ります。
逆さにして外す人もいますが、個人的には逆さにしない方が外しやすいです。
3.前輪を外す
1.自転車を逆さにします。
2.前輪のクイックリリースレバーを上げて、反対側のナットを回しながら緩めます。
3.前輪を外して踏んでしまわないようにに壁にたてかけておきます。
4.後輪のスプロケットにフリーカバーを取り付けます。
4.タイヤを外す
1.タイヤの空気を抜きます。
2.タイヤをホイールから外しやすくするためにタイヤを揉みます。
モミモミ♡
モミモミ♡
タイヤちゃん気持ちいい？
その言い方、気色悪いからやめろ！！！
3.バルブのひとつ隣のスポーク辺りにタイヤレバーを差し込みます。
4.タイヤを親指でグイっと押し上げてからタイヤレバーを差し込みます。
5.一つ目のタイヤレバーを差し込んだら隣のスポークの辺りにも二つ目のタイヤレバーを差し込みます。
6.二つ目のタイヤレバーを差したスポークの隣のスポークの辺りに三つ目のタイヤレバーを差し込みます。
7.タイヤレバーの反対側を差し込んで「ツー」っと移動してタイヤの片側をホイールから外します。
8.バルブとは反対側からタイヤチューブを外していきます。
9.上記の写真のように中身（タイヤチューブ）が出てきます。
いやん♡
10.タイヤを指でめくって、バルブのある個所を抜いていきます。
11.これでタイヤチューブを外し終えました。
12.タイヤもホイールから外します。
5.リムテープを外す
劣化したリムテープは、写真のようにニップル穴の所が凹み、そこにタイヤチューブが食い込んでパンクしやすくなります。
1.目打ち針をリムテープとリムの間に差し込み、写真のようにリムテープとリムの間を通していきます。
マイナスドライバーを使用してもいいですが、目打ち針の方が差し込みやすいです。
最初に指で剥がしやすそうな所を探してから差し込んでください。
差し込むときにリム（ホイール）を傷つけないように気を付けてください。
2.目打ち針を通した隙間に指を通して外していきます。
ゴミにしかならないのでハサミで切っても問題ありません。
3.リムテープにはバルブを通す穴があり、その穴とバルブの穴を合わせてはめます。
リムテープはロゴや文字が書かれてる方を表にしてください。
4.リムテープの穴とバルブの穴がずれないように六角レンチやドライバーを差し込みます。
個人的には太さが一定でずれにくいの六角レンチがお勧めです。
5.両手でしわを伸ばすのように左右均等に力を入れながらリムテープをはめ込んでいきます。
6.リムテープがめくれてたりずれていないか確認すれば取り付け完了です。
6.タイヤにタイヤパウダーを塗る
タイヤとタイヤチューブは時間が経つと固着して剥がせなくなることがあるのでタイヤパウダーと言う粉をタイヤに塗ります。
新品のタイヤ&タイヤチューブに交換するときは不要です。
1.タイヤパウダーに備え付けのパフにパウダーを振りかけて、タイヤに内側に塗りつけていきます。
2.タイヤの内側全てにパウダーを塗りつければ完了です。
7.タイヤをホイールに取り付ける
1.タイヤの片側はめる前にバルブとタイヤのロゴの位置を合わせましょう。
パンクしたチューブ穴の位置とバルブの位置から、だいたいどの辺りがパンクの原因になったのかを推測することができるようにするためです。
それに見栄えも良くなりますからね。
2.タイヤの片側をリムにはめていきます。
3.タイヤに入れやすいようにタイヤチューブに空気を入れます。
タイヤチューブが折れてないくらいに入れれば十分です。
入れ過ぎるとはめ難くなります！
4.タイヤチューブのバルブをホイールのバルブ穴に通します。
5.タイヤチューブをバルブの方から、両手で左右均等にバルブとは反対側にタイヤにはめ込んでいきます。
6.ビートから脱線してる側のタイヤをバルブの方から左右均等にはめ込んでいきます。
タイヤの空気を抜くと入れやすくなります。
7.タイヤをはめていくとバルブと反対側がはまりにくくなります。
ここが最大の難所です！！
8.バルブの方からタイヤを揉んで、バルブと反対側に向けて引っ張っていきます。
タイヤがはまっていない箇所が小さくなっていくと思います。
モミモミ♡
9.タイヤがはみ出てる箇所の両端を、親指の付け根や両手の親指を使って徐々に入れていきます。
なかなかはまらなくてブチギレそうになりますが力と怨念を込めて入れていきます！
ミシュランのタイヤ硬すぎ・・・。
10.タイヤとチューブが噛んでないか一通り確認します。
噛んでる場合は揉めば直り、バルブの所は一回バルブを押し込んで引っ張れば直ります。
11.空気を入れれば交換は完了です！
後輪のやり方を紹介しましたが、前輪も全く同じ手順です。
8.車輪をフレームに取り付け
1.フォークの溝に前輪をはめ込み、ナットを締めて、クイックリリースレバーを下げます。
2.後輪をスプロケットの一番外側をチェーンに引っ掛けて取り付けます。
3.ひっくり返して全て完了です！！
まとめ
リムテープの寿命は1年です！
ロードバイクにお乗りの方は特に必須の作業です！
リムプテープの交換の手順をしっかりと覚えておくでござるよ！
最後まで読んでいただきありがとうございました。
