みんなー!うしるだよー☆
うしるきゅんはねえ!福島県福島市の高湯温泉にやって来たんだ!
今回はねえ!高湯温泉にある静心山荘って言う旅館に入浴しに行ったんだ!
刮目して見てね♡
静心山荘へは、吾妻屋の近くから右折して、山の方へ続く細い道を登っていきます。
静心山荘の看板が無いと絶対に分からないわね
鬱蒼とした森の中を歩いて行きます。
うわ、こんな所歩いて行くの!?
ガチ秘湯へ入りに山を登ってる雰囲気なの!
森が開け、ペンションのような建物が見えてきました。
これが静心山荘なのかと思ったら、吾妻屋の貸切露天風呂の建物でした。
もう!紛らわしいなあ!普通に中に入ってしまいそうになったぞ!!
そこかしこに源泉が湧き出ていて硫化水素が充満しているため、道のすぐ傍が立入禁止になってました。
そこのポールの奥の方に可愛い女の子が居るわよ!ナンパしてきたら?
え?どこどこって!こんな所に居るわけないでしょ!居たら怖いわ!
それとさり気なくうしるきゅんを抹殺しようとしないでえ!!
『静心山荘』にやって来ましたの!
吾妻屋の貸切露天風呂の建物から更に道を進んだ先にある、鄙びたペンションみたいな木造建築が『静心山荘』になります。
目の前には広々とした斜面が広がっていて、自然のど真ん中にあります。
ここの旅館、敷地が4000坪もあるんだって!
遠くから見るより近くで見た方が鄙びていて、どこを見渡しても森と山しか見えないので、山奥の一軒屋のガチ秘湯に来た気分になります。
車とバイクとロードバイクとひっきりなしに行き交う、交通量が激しい高湯温泉のメインストリートから少し逸れただけでこんなにも違うのね!
館内
ロビーは民家のような質素な作りで、湯治宿って雰囲気です。
あれ、誰も居ない?
うしるきゅんだよー☆温泉入りに来ましたよー♡
そんな頭の中おかしい呼び方じゃなくて、ちゃんと呼ばないのかしら!?
ロビーの脇の食堂?からまさに大将って感じの館主がやって来ました。
日帰り入浴料400円を支払い浴場へ向かいます。
浴場は旅館の敷地内の高台の離れにあるので、長い階段を登って行きます。
何この手作り感満載の階段!オラ、ワクワクすっぞ!
階段を登って行くと小さな2階建ての建物の中を通って行きます。
最初は浴場だと勘違いしてしまいましたが、ここは客室の1つらしいです。
え?まだまだ登るの?どんだけ登らせれば気が済むのよ!
シャルたんがガチムチになるまで
それって一山登るのだけじゃ済まないし、ガチムチなんて絶対に嫌よ!
この手作り感満載の鄙びた雰囲気の廊下にデジャブを感じます。
なんだろうなあって思いましたが、その正体は米沢の五色温泉の露天風呂の廊下でした。
長い階段を登った突き当たりに浴場の入り口がありました。
檜風呂
左が男湯で右が女湯になっています。
あんれー?シャルたんお子様なのに一人で女湯に入るの?
お子様1人で温泉なんて危なくなくなくなーい?
保護者のうしるきゅんと一緒に男湯に・・・!?
あああああああ!冗談なのにビッグマグナムに蹴り入れるなんて酷いよおおおお!!
私は保護者同伴で入らないといけないほどお子様じゃないし!アンタなんか保護者だなんて微塵も思ってないわよ、この変態筋肉ダルマ!!
脱衣所
脱衣所は質素な作りで籠はなく、木製の棚にそのまま置く方式でした。
新型コロナ対策として消毒液が設置されてました。
鏡と椅子が設置されていて、洗面台はありませんでした。
浴場
全面木造りのこじんまりとした浴場で、4人くらい入れる大きさの小さな浴槽が一つだけあります。
窓が全開にされているのにも関わらず、浴場内は硫黄臭が充満しています。
シャワーは1基のみで、桶、パスチェアー、シャンプー、ボディーソープが設置されてました。
女湯との間がスリットで繋がっていて、そこから陽の光が差し込んできて、乳白色の温泉が光ってるような感じで発色が綺麗でした。
浴槽内に排水口が設置されているため、浴槽から温泉が溢れ出してはいませんが、入るとザバーと溢れ出します。
前面木造で女湯とスリットで繋がっているのが、蔵王温泉の共同浴場みたいな雰囲気なの!
箱型の湯口からは、加水・加温・循環無しの源泉かけ流しの温泉がじゃばじゃばと注ぎ込まれていて、箱の中からグオーンと機械音がします。
温泉を汲み上げる機械の音なのかと思ったら、硫化水素が浴場に溜まらないようにする為の換気扇の音でした。
換気扇が必要なほど硫化水素が発生してるってことは源泉が近いってことかな?
源泉の温度が43.8℃ど低いため、浴槽の温度はぬるめで40℃も無いくらいです。8月の暑い時期にはちょうど良く長く入っていられます。
青に近いエメラルドグリーンがかった乳白色で、写真より若干灰色にも近い色です。
底面が微かに見えるくらうの透明度で、細かい湯の花がたくさん舞っていました。
この温泉は自家源泉で、この旅館でしか入れないんだぞ!!
硫黄臭(硫化水素)とメタンガスが混ざったような強烈な臭いがします。そして、舐めてみるとほんのりと酸っぱくめっちゃ苦く、とても温泉成分が濃そうな温泉でした。
高湯温泉にはここの他に3ヵ所入ったことあるけど、ここが一番臭いが強烈なの!
キシキシとした肌触りで、どこかまろやかな肌触りもありつつ、サラサラとしたさっぱりさも兼ね備えた温泉です。
しばらく入浴していると、ピリピリと酸性泉らしい肌触りのと同時にシュワシュワとした炭酸っぽさも感じます。
高湯温泉のメインストリートから逸れた所にある旅館なだけあってかなり静かです。
樹々が揺れる音、ジャバジャバと湯口から温泉が注ぎ込まれ、排水口に流れる音、換気扇の音しか聞こえません。8月だというのにセミの鳴き声すらあまり聞こえないくらいです。
2月に来た時よりもたくさんの入浴客が居て騒がしいのよね高湯温泉
動画も撮ったから刮目して見てね♡
臭いきつめで温泉成分濃い感じのいい温泉だったの!
もっと入っていたかったけど1時間以内だからね・・・
それも階段が長いから普通の旅館の1時間より入れる時間が短いのよね・・・
ところで次はどこの旅館に入りに行くのかしら?
まだ昼の13時よ!
それはねえ!バスに乗って福島駅に戻るんだ!
福島駅からは東北本線に乗り換えて二本松駅を目指すんだ!
そう!二本松と言ったら岳温泉だよね!?
だ・か・ら☆今夜は岳温泉に安い宿を見つけたから一泊するんだぞ!
さっき行った静心旅館は1泊2食付きで8500円だから、交通費と食費を考えると、そのまま静心旅館に泊まった方が良かったんじゃないかしら?
うっそーん・・・
泉質・料金・営業時間・アクセス
泉質 | 酸性・含硫黄-カルシウム-アルミニウム-硫酸塩温泉(硫化水素型)(低張性酸性高温泉) |
---|---|
源泉 | 湯花沢1番 |
泉温 | 43.8℃ |
PH値 | 2.7 |
日帰り入浴時間 | 10:00~15:00(1時間以内) |
定休日 | 無し |
日帰り料金 | 400円 |
アクセス | 福島駅から福島交通バス「高湯温泉行き」で『高湯』バス停下車、徒歩5分 |
場所 | |
詳細 | 【静心山荘公式サイト】 |
最後まで読んでいただきありがとうございました♡