元IT土方の供述

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『深圳地下鉄』の乗り方の解説と乗車レビューをしますの!

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みんなー!うしるだよー☆

 

今回はねえ!深圳地下鉄乗車方法の解説と乗車レビューをするぞ!

 

日本の地下鉄とは乗車方法が全然違うから刮目して見るんだぞ♡

 

 

深圳地下鉄とは

深圳地下鉄は、中国広東省深圳市の都市鉄道システムで、2004年に開業しました。

現在は17路線、総延長595km超を有し、東京都内の地下鉄の路線数(13路線)も総延長(300km超)も超えています。これからも延伸計画があり総延長が伸びる予定です。

深圳地下鉄路線図を見ての通り、微妙に網の目になっておらず、東京都内の地下鉄と負けず劣らず複雑怪奇に入り組んでおり、初見殺しの仕様となっております。

 

つまり、駅に貼り付けてある路線図をメモとして、スマホで撮ることをおすすめするってことだぞ!

 

運賃

運賃は、初乗り料金が4キロまでが2元(約40円)で、毎4 kmごとに+1元加算され、最大値が15元(約300円)と大変リーズナブルな運賃となっております。

実際に、甘坑駅〜華強路駅の乗車距離約20km、所用時間が約1時間でも6元(120円)と、東京メトロの初乗り運賃(180円)よりも安く移動できました。

 

つまり、初乗り210円の仙台市営地下鉄が見習ってほしいくらい、安い運賃だってことなんだぞ!

 

支払い方法

支払い方法は以下の3種類となっております。

深圳ではキャッシュレスが普及しているので、写真のように券売機が使用できない場合が多く、深圳通は購入に100元(50元のチャージ+50元デジポット)がかかるので、AlipayやWeChat Payでの乗車をお勧めします。

  • 現金で乗車トークン購入
  • 深圳通(乗車ICカード)
  • QRコード(Alipay/支付宝 & WeChat Pay/微信支付)

 

つまり、以下の記事を読んで、AlipayとWeChat Payを設定しておけってことなんだぞ!

 

乗車方法(手荷物検査)

乗車方法が日本の地下鉄とは違っております。

ここでは乗車方法を解説していきます。

 

深圳に限らず中国各地の地下鉄では手荷物検査が実施されていて、改札の前に空港のような保安検査場が設置されています。混雑時には写真のように検査場の前に行列ができていますが、根気よく並びましょう。

新人職員の仕事なのか、保安検査員は全員若い人で、全く威圧感がありませんでした。むしろ、香港のレストランやスーパーの店員の方が威圧的です。

 

飛行機と同じようにX線手荷物検査装置が置かれてます。

手荷物をX線手荷物検査装置のベルトコンベアに流す前に、ペットボトルや水筒などの液体を取り出し、保安検査官に渡して、専用の機械で検査します。

ちなみに、飲み終わった空のペットボトルは出さなくても止められることはなく、深圳のスーパーで購入した未開封のペットボトルは目視で終わりでした。

 

液体を分けないで機械にかけると検査官に止められて、中国語でいろいろと言われるんだぞ!

 

ねえ、涼(すず)たん?

 

そういうことは最初から言ってください・・・

 

がああああああ!ペットボトルで往復ビンタするのやめてええええ!

 

そして改札では、乗車トークンと深圳通は上部のリーダーにかざし、QRコードは

QRコードリーダー(白く光っているところ)にかざして改札を通ります。

 

日本と同じく、ホームへ降りて、電車が到着したら乗車します。

 

降車駅で降ります。

 

地下鉄には弱冷房車と強冷房車の2種類があり、ホームドアの窓ガラスに案内が貼り付けてあります。

ちなみに微妙に蒸し暑いのが弱冷房車、普通に肌寒いのが強冷房車となっており、その中間はございません、諦めましょう。

 

そして改札階へ上り、自動改札機を通り改札を出ます。

乗車トークンは投入口に、深圳通は上部のリーダーにかざし、QRコードはQRコードリーダー(白く光っているところ)にかざして改札を通ります。

 

ほーら!地下鉄に乗るのがクッソ面倒くさいでしょ!!

 

おや?誰か来たようだ・・・

 

駅ホーム

甘坑駅

ホームは東京メトロ南北線みたいにホームドアで完全密閉されています。崗廈北駅みたいな例外もありますが、基本駅には日本の地下鉄ホームと変わりません。

一番古い路線(1号線、4号線)でも2004年開業で、それ以外は2010年以降に開業した新しい路線ばかりなので、駅ホームは新しくて綺麗です。

ホームには必ず「铁路巡査」と書かれた制服を着ている鉄道警察が巡回しているので、治安は良好でポイ捨てすらありません。

 

ポイ捨てには罰金が取られるからね

 

地下鉄車内

日本の標準的な地下鉄の車内と同じ広さになっていて、香港地下鉄より横幅が若干狭いです。つり革が少なく、車両の真ん中にポールが立っているのが日本と違うところです。

車内放送は中国語英語2ヶ国語で放送されて、ドア上部にある車内案内モニターも中国語と英語の2ヶ国語表示になっています。

 

シートは、ケツの肉が取れる夢を見そうなくらい、クッション性皆無のアイアンシートになっております。

11号線のビジネスクラス(商務車廂)以外は、全路線がアイアンシートですので、痔を患っている人は覚悟が必要です。

 

深圳地下鉄には、「爱心座椅」と言う優先席があります。

しかし、扉が開くと同時に我先と座席にダッシュして行き、優先席だろうが容赦なく座る弱肉強食の世界が繰り広げられているので、ほとんど意味をなしておりません。

 

ホームで列に並ぶ意味!?

 

駅トイレ

深圳地下鉄の各駅にはトイレが設置されています。

ですが、100%改札の外に設置されているので、手荷物検査を受ける前に事前に済ませておきましょう。

そして、車椅子専用を除いて100%和式トイレになっていて、どちらもトイレットペーパーは備え付けられてない、鬼畜仕様となっております。

 

ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!

 

ふう・・・スッキリした・・・ん?

 

ト、トイレットペーパーがない!?

 

ヘルプ!ヘルプミーーーー!!

 

禁止事項

深圳だけではなく中国各都市の地下鉄では、以下のような野蛮な行為を法律で禁止しております。乗車マナーではなく法律で、違反者には罰金もしくは拘束が科されます。

  • 飲食
  • 放尿・脱糞
  • 喫煙
  • 座席の占領
  • スマホなどの電子機器の音漏れ
  • 通話
  • 鬼ごっこ
  • ビラ配り・宣伝禁止・物乞い
  • 寝そべり行為
  • ハサミやカッターなどの刃物の持ち込み
  • 危険物の持ち込み
  • ポイ捨て
  • 痰吐き
  • 自転車、バイク、スケートボード、ローラースケートの持ち込み
  • ペットの持ち込み

 

この禁止事項は子供と病人は対象外です。

実際に、子供と一緒に子供用自転車を持ち込み混んでる車内で床に直置きする親子、混んでる車内でも構わず凧揚げする子供、座席に土足で上り座席に痰を吐きつける子供がいました。まさに無敵の人とはこのことです。

 

こんなアイアンシートなんかに座れるか!クソがっ!カーッぺッ!ってことなの!?

 

ちなみに、赤信号みんなで渡れば怖くないの精神で恒常的に行われていて、取り締まりを諦めているのか、スマホで大音量で音楽を鳴らす、大声での通話、大声での会話、3人分の座席を占領する婆さんは、鉄道警察が見逃していました。

そもそも鉄道警察が注意するタイミングってどんな場面なですかね?注意してるところを見たことがないですね。

 

つまり、手荷物検査と鉄道警察の巡回が導入される理由を察してしまうほど、乗車マナーが終わっているってことなんだぞ!

 

乗車レビュー

 

動画を見てお分かりの通り、日本と同じくホームではきちんと整列して、電車が到着するのを待ちます。

ここから先が日本とは違っております。

電車の扉が開い瞬間に、降車する乗客をお構いなしに突っ込んで行き、列の順番関係なく椅子取りゲームが開催されます。

 

整列乗車の意味を小一時間問い詰めたいぞ!

 

扉が閉まっても、ホームにいる鉄道警察が安全確認を行ってから発車するので、扉が閉まってから発車まで時間がかかることがあります。

 

シートがご覧の通りアイアンシートになっておりますが、全体的に新しいので、日本の地下鉄よりも揺れが少なく思ったよりは快適です。ですが、急カーブを曲がるときに、車両全体がバイブレーションのように振動して、凄く気持ち悪いかったです。

 

そしてもう一つ、日本の地下鉄と違いは、必ず鉄道警察が車内を巡回していることです。

一見威圧感がありそうですが、車内で凧揚げしている子供すらスルーしているくらいNPCと化していて、混雑していて巡回できない時は暇そうにスマホいじっているくらい緩いです。

 

各路線の乗車レビュー

それでは各路線の乗車レビューをしましょう。

数駅しか乗車していない路線を割愛して、1号線、9号線、10号線に乗車しました。

 

1号線(岗厦〜华强路、科学馆〜罗湖)

1号線は、2004年12月に開業した深圳最古の地下鉄路線で、香港とのイミグレーション最寄りの罗湖(ルオフー)から、深圳宝安国際空港近くの机场东(空港東)を結んでいます。

香港とのイミグレーションがある羅湖口岸の最寄り駅まで行く路線だけあって、一番混雑していました。

大声での通話と大声での会話で全体的に騒がしいことを除いて、スリやひったくりもいないし、日本と変わらない印象でした。

 

9号線(文锦〜红岭)

9号線は、2016年10月に開業した路線で、香港との国境付近の文锦(ウェンジン)から、貿易港近くの前湾(チェンワン)を結んでいる路線です。

需要のない区間を走っているのか、ずっと空気輸送で、自分が乗ってる車両に自分と暇そうな鉄道警察が2人だけと言う状況でした。

 

ちょっ!うしるきゅんの目の前でなんで鉄道警察が見張ってるの!?

 

暇だからってナイスバルクなボディをジロジロ見ないでよエッチ!

 

お前のその格好を見てみろよ

 

10号線(甘坑〜岗厦)

10号線は、2020年8月に開業した新しい路線で、複数ある香港とのイミグレーション最寄りの福田口岸から、深圳市郊外の東莞市との市境付近の黃阁坑を結んでいる路線です。

一番乗車距離も乗車時間も長かった路線で、郊外へ行けば行くほど混雑しているろせんです。10号線が開業する以前は何で移動していたのか気になるくらいの混雑ぶりです。

子供と一緒に子供用自転車を持ち込み混んでる車内で床に直置きする親子、混んでる車内でも構わず凧揚げする子供、座席に土足で上り座席に痰を吐きつける子供を見かけた、乗車マナーが完全終了している路線でもあります。

 

・・・

 

ナナたんがドン引きしてる!?

 

まとめ

どうだったかな、深圳地下鉄は?

 

みんなも乗ってみたくなったよね!?

 

ねえ!?

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。