みんなー!うしるだよー☆
ボクは、秘境駅ハンターとして豪雪地帯にも足を運ぶようになってスノーブーツの必要性をこの身を体感するようになったの!
そこでお洒落でもあり実用性もある「SOREL 1964 Pac Nylon(パックナイロン)」っていうスノーブーツを買ってみたんだ☆
実際に豪雪地帯に足を運んでレビューしてみたから刮目してみてね♡
SOREL(ソレル)とは
ソレルは、1962年に誕生したカナダのシューズメーカーです。
世界に先駆けてレザーアッパーにラバーボトム、そして着脱可能なフェルトライニングを採用したウィンターブーツが特徴的なシューズメーカーでもあります。
つまり、極寒のカナダで爆誕したシューズメーカーってことだよ☆
外観レビュー
縦横30cm以上ある黒くてソレルのシロクマの描かれてるデカい靴箱から取り出してみるとゴツイ・・・。でも、予想よりカッコいいです。雪が無い街の中を歩くのは悪目立ちしそうですが、雪があれば違和感なく履けそうです。当然、長靴より断然いい!!
ゴツイのも耐寒、防水、耐雪性能が備わってるからでしょうね。
見た目はカジュアルながらファーの部分までブラックに統一されているのでシックなデザインです。
ブラック以外のカラーはファーの部分がホワイトなのでカジュアルな感じのデザインになってます。
シックなデザインを求めるならブラック一強だよ!
足の甲を長靴のようにラバー素材で覆っていて、融雪スプリンクラーで雪が溶けでぐちゃぐちゃになってたり、水たまりのようになってる道を歩いても靴の中が濡れてしまうなんてことを防いでくれそうですね。それでいて、アッパー部分が防水ナイロンで紐靴なので、長靴のような無骨さや質素さが和らいだデザインです。街中で歩いていても違和感が無いデザインです。
つまり、雪道を飛び魚が跳ねるように歩ける靴なんだぞ☆
しっかりと溝が彫られた靴底です。これなら雪道での転倒とか大丈夫そうですが、雪が圧縮されてツルツルになった路面だとどうなんでしょう。
踵はラバー部分に「SOREL」や「HAND CRAFTED」や「NATURAL RUBBER」と書かれてました。手作りで製造されて天然ゴムを使用してるというのが分かります。
取り外し可能なインナー
インナーはご覧の通り取り外し可能になってます。インナーブーツと言うらしいです。
インナーブーツにも「SOREL」のロゴが描かれていて内側も妥協なくしっかりとデザインされてます。
取り外せるので万が一内部が濡れてしまっても乾燥させやすいですね。
このインナーブーツのおかげで-40℃の極寒でも耐えられる耐寒性能を持ってます。数種類のポリエステルやポリプロピレンを使用し、保温性を高めつつ透湿性を確保してるので暖かく蒸れにくいらしいです。
極寒の北海道でも十分に耐えられるであろう耐寒性能を持ってます。そもそも現代日本で-40℃を下回るような所なんてあるんでしょうか。
-40℃を下回るなんてマグロ用の冷凍庫くらい?
インナーブーツを取り出したブーツはこんな感じです。ブーツにもしっかりとタグが貼られてます。
アッパーとタンが一体の防水対策
タン(甲中央の部分の内側につく泥除け)と両側の部分が一体化していて、雪や風が入り難くなってます。普通の靴だとタンと両側の隙間から溶けた雪が靴の中に染み込んできて靴下が濡れるし冷たいし最悪なんてことがありますが、これならその心配もないからいいですね。
スペック
「1964 Pac Nylon」のスペックをまとめてみました。以下のようなスペックです。
製品名 | SOREL 1964 Pac Nylon |
---|---|
サイズ | 25~29cm |
カラーバリエーション | 5色 (ブラック・ネイビー・ブラウン・ベージュ・レッド) |
重量(片足) | 732g |
アッパー | 防水ナイロン |
インナー | 9mm厚リサイクルフェルトインナーブーツ |
アウトソール | バルカナイズドラバーシェル |
仕様限界温度 | -40℃ |
使用感レビュー
雪道や降雪の中歩いてみたり使用してみた感想です。
ちなみに、1月に豪雪地帯の秘境駅「峠駅」に行った時に使用ました。
サイズ感や重さ
履いてみた感じはこんな感じです。見た目のごつさの割にあまり重さを感じませんでした。靴のごつさが目立つかなあって思いましたが、それほど違和感なくファッションに溶け込んでました。
普段26.0cm~26.5cmの靴を履いてるのですが、1サイズか2サイズ上のサイズじゃないときついと口コミがあったので27.0cmのサイズのを購入しました。
口コミ通り1サイズ上でちょうどいいくらいのピッタリサイズでした。靴下を重ねる履いたらきついくらいにぴったりなので、靴下の重ね履きをする人は2サイズ上を購入することをおすすめします。
防寒性
マイナス4℃(それより低いかも)の雪道を歩いても全然寒さや冷たさを感じませんでした。風が強く吹いて吹雪いたりしてましたがそれでもむしろ暖かいくらいでした。手袋しても手が冷たいのにスノーブーツ凄い・・・。
だたし、欠点があってじっとしてると足先から冷えてきます。マイナス4℃の中ならどんなに着込んでも寒い物は寒いので十分な防寒性です。
4時間45分も気温マイナスの中にいても足が冷たくて辛いということもありませんでした。
むしろ手袋してた手がちぎれそうなほど冷たかったけどね!!
防水性
足の甲から下がラバー素材なので、このように雪が溶けかけてグチャグチャになってる道でも浸水することはありませんでした。
ナイロンも防水になっていて電車に乗り込んで付着した雪が溶けて浸水してくると言うことがありませんでした。もちろん防水スプレーをしてません。
耐雪性
30cm以下の積雪なら難なく歩くことが出来ます。豪雪地帯でも除雪されてない道を歩くなんてそうそうないと思うので耐雪性は問題無いと思います。
タン(甲中央の部分の内側につく泥除け)と両側の部分が一体化しているので隙間から雪が入り込んで「冷たっ!」なんてこともありません。隙間から入り込んだ雪が厄介で靴下越しに痛冷たいのを感じなくて済むのはいいですね。
滑りにくさ
積雪や降雪がある市街地とか住宅街を歩く分には滑りって危ないということはありませんでした。普通のスニーカーならツルツル滑って危ない所ですが、この靴は滑りにくいですね。
流石に雪が圧縮されてスケートリンクみたいになってる所(上記写真)だとツルツル滑りそうになりますね。というか華麗に綺麗に豪快にこけました。ここまでツルツルな場所なら普通はスパイク付きの靴を履くんでしょうけど。というかここ豪雪地帯の山道だし・・・。
メリット・デメリット
ソレル 1964 Pac Nylon(パックナイロン)のメリット・デメリットです。
・メリット
- マイナスの気温の中でも十分暖かい
- タン(甲中央の部分の内側につく泥除け)と両側の部分が一体化していて、雪や風が入り難い
- インナーブーツは取り外せるのでメンテナンスがしやすい
・デメリット
- ゴツイので雪の無い街中で歩くのには向いてない
- 雪が圧縮されて氷のようになってる路面では滑る
- 30cm以上の積雪で除雪されてない道では不向き
まとめ
ソレル 1964 Pac Nylon(パックナイロン)は、マイナスの中でも十分暖かく、防雪や防寒が完璧なので、豪雪地帯など雪の多い地域にお住まいの方や、そのような地域に行く機会が多い人にはおすすめのブーツです。
このブーツがあるので冬の豪雪地帯の秘境駅ハンターも怖くありません!
つまり、雪面の飛び魚よりも長靴よりもカッコよくて防雪も防寒もバッチリな靴ってことだぞ☆
最後まで読んでいただきありがとうございました♡