今回は立ちゴケした話をしようと思います
そもそも立ちゴケって何?
自転車でコケるってことだよね?
そうですぞ
いい歳して自転車でコケるの?事故に巻き込まれた訳でもないに
だっさ!
・・・(#^ω^)ピキピキ
ダサいと思ったそこの君!ロードバイクのある仕組みを理解すると、ママチャリより断然コケやすいということがお分かりいただけると思います
ビンディングペダル
ロードバイクと言ったらビンディングペダルというペダルを導入している場合が多いのです。
これを導入することによって坂道とか漕ぎやすくなります。
靴もビンディングシューズというビンディングペダル用の靴を履きます。
これは、クリート(灰色のパーツ)と言う部分をペダルにはめて固定するんですよ。
ペダルから靴を外したいときは踵を外側にひねると外れます。
ちなみにママチャリとかに付いてる普通のペダル事をフラットペダルと言います。
馬鹿なの?死ぬの?そんなことしたらコケるの当たり前じゃん!
そういいなさんな。これにもかなりメリットがあるんですぞ!!
このビンディングシステムを導入すると引き足が出来るんですよ。
普通のペダルで足を引き上げるとペダルから靴が離れますよね。
ビンディングペダルなら固定してあるので引き上げてるとペダルも一緒に上がります。
この引き足ができるお陰で坂道が楽になったり、長距離走行が楽になったりするんですよ。
これにもデメリットがあって、ご想像の通りコケやすくなります。
ペダルから靴を外すのに踵を外側にひねるという動作が必要になるので咄嗟に足を付きたいと思っても付くことが出来ずに、そのまま倒れていくことになります。
特に、スピードが落ちているときや止まった時にそのような状況に陥ります。
Uターンしようと思ったらバランスを崩したり、車止めを避けようとしたらバランスを崩したり、停車したらペダルから外すのを忘れてコケたりします。
そのようなことを立ちゴケと言います。
なんであんな遅いスピードでコケるの?止まっているのにコケるの?って普通の方は思うタイミングが一番コケやすくのです!
悲しいかな、傍から見たら「あんなピチピチに決め込んでるのにコケるとかだっさ!」ってなるのです・・・。
まさに、ビンディングシステムを導入するということは自転車と運命共同体になるようなものです!!
ホント、あんたってドMだね・・・。コケやすくなって自転車にも自分にもダメージ追う確率が格段に上がるのに!
聞き捨てならないな!私はドSですぞ!!
そして、ここからは私が立ちゴケした経緯を綴りますぞ
立ちゴケした経緯
2017年10月4日。
私は夏の暑さが和らい(暑いというより雨ばかり)で涼しくなったので、自宅から中川を通って葛西臨海公園を往復するサイクリングをすることにしました。
↓の記事以来のサイクリングになります。個人的に夏は熱中症になるのでオフシーズンなのです。
自宅から一般道を通って中川に合流したときです。
中川はサイクリングロードが整備途中で、所々舗装されてなかったり行き止まりになってたりします。
そういう所を避けるために一旦中川沿いの車道を通ることになります。
車道から遊歩道への侵入口に自動車が入れないように車止めが設置してあるのですが、それを避けようとしてバランスを崩してしまい、ペダルから外そうとするも間に合わず「ガチャン!!」と立ちごけしてしまった次第です。
周りに除草作業中のおじさんたちが居ましたが「こいつ、いい歳して自転車でコケてやがる」って思われたに違いないでしょう!
車体に傷が無いか心配になり、すぐさま起き上がったので痛みを感じる暇もなかったです。
起き上がってフレームを確認するとどこに傷が入ってませんでした。
しかし、右シフターと
リアディレイラー(後ろの変速機)が傷だらけになっていてショックでした。
地球に巨大隕石が落ちてきて人類滅亡するくらいにショックでした。
このまま家に引き返そうと思いました。シフターとリアディレイラーの傷のショックでテンションがかなり下がってきましたし。休日中に会社から呼び出されて休日出勤させられた挙句、これがサービス休日出勤で給料が発生しない時くらいに。
ですが「ここで諦めたらそこで試合終了ですよ・・・?」って太った誰かが言ってるような気がしたので先に進みました。
先に進んだらテンションが上がるだろうと思いましたし。
しかし葛西臨海公園についてもテンションが上がることはありませんでした。
それもリアディレイラーから異音がしてましたし・・・。
「家帰ったらリアディレイラー調整しないとなあ」「めんどいなあ・・・」と思うと尚更テンション下がってきました。
家についてリアディレイラーを直そうとするとディレイラーハンガー(フレームとリアディレイラーをつなぐパーツ)が立ちゴケした衝撃で内側に曲がってしまってました。
これは自転車屋に行ってディレイラーハンガーを交換して貰わないといけない状況です。
曲がったディレイラーハンガーを力技で真っ直ぐすることもできますが、今度は折れてしまうリスクがあるのであまり良くありません。
リアディレイラーごと車輪に挟まって事故ってしまいます・・・。
尚更テンションが下がってしまいました。
サービス休日出勤をさせられた挙句そのまま泊り込み(サービス)になってしまった時くらいに下がってしまいました・・・。
次回は、修理に出してから、修理に戻ってくるまでを綴っていく予定です。
つづく。