元IT土方の供述

男の娘バーチャルブロガーがお絵描きしたり、深夜バスに乗ったり、旅行に行ったりするブログだぞ!

元IT土方の供述

峠駅から姥湯温泉まで標高差700mの激坂をサイクリングしてきましたの!

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みんなー!うしるだよー☆

 

うしるきゅんは、奥羽本線の峠駅にやって来たんだ!

 

デジャブを感じるって?ここ1年の間に何回峠駅を訪れたか言ってみろって?

 

え〜と4回かなあ?

 

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今回は、峠駅から8km山を登った所にある姥湯温泉に入浴しにサイクリングするんだ!

 

標高1300mのところにある混浴露天風呂に入浴してきたから刮目してみてね♡

 

姥湯温泉とは

姥湯温泉はこんな感じの温泉なんだぞ☆

  • 山形県米沢市大沢姥湯という、大日岳の山麓の渓谷にある温泉
  • 標高1300mの高所にあり福島県との県境に近い
  • 最寄駅は奥羽本線「峠駅」で、そこから8km、標高差約700mの激坂の山道を通らないと辿り着けない秘湯
  • その山道が、車一台がやっと通れるほど狭く、急カーブと激坂の連続で脱輪したら谷底に真っ逆さまな険道
  • 豪雪地帯にあるので11月上旬から4月下旬まで雪に閉ざされ休業
  • 混浴露天風呂がある←ここ重要

 

標高1300mの混浴露天風呂ってすんごいパワーワードだよね!?

 

うんうん♪あのパワーワードくらいすんごいよね!?それは路上不倫カーs!?

 

それ以上言うなあ!!

 

峠の茶屋で腹ごしらえ

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姥湯温泉に向かう前に、峠駅の目の前にあり唯一の飲食店の「峠の茶屋」で腹ごしらえをします。姥湯温泉は一軒宿で周辺の飲食店の類は一切ありませんので。

 

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お雑煮餅を注文。きめ細やかな餅、しっかりと煮込まれた山菜、素朴な醤油ダシの汁が美味しかったです。

 

姥湯温泉に自転車か徒歩で日帰り入浴する人は、峠の茶屋で腹ごしらえしてから行くことをおすすめするぞ!

 

そんな変態はお主だけじゃ!

 

姥湯温泉に向かいますの!

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腹ごしらえが済んだことだし、ここからは自転車でひたすら山を登っていきます。

しょっぱなから激坂な上に、前日は雨で地面には砂や枝葉が散乱していて空転しまくり。普通に坂を登るよりもツライツライ・・・。

 

しっかし、しょっぱなから激坂だなんてしんどいでござるなあ・・・

 

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そして、峠駅から登ること数百メートル、バテてしまったのである。

 

はぁはぁ・・・激坂しんどいよう・・・

 

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自転車に乗るは早々に諦め、押して登ることようやく坂が緩やかになるゾーンへとたどり着きました。

ここから途中にある滑川温泉の付近までは激坂はありませんので楽チンです。

 

坂が緩やかって尊いね・・・

 

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6月に滑川温泉に徒歩で向かった時はセミの鳴き声、鳥の鳴き声が騒音だろって思えるほどうるさかったのに対して、9月の今回は森は異様に静かで木々が風で囁いてる音と、下を流れる沢の音しか聞こえませんでした。

 

ちなみに滑川温泉に徒歩で行った時の記事はこちらだぞ!

 

滑川橋

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激坂がないのでスイスイと進んでいきあっという間に滑川温泉の近くの滑川橋に到着。

欄干の土台に座って休憩しようと思いましたが、したてほやほやのでかい野生生物のウ◯コが至る所に落ちていて、とても触れるような状況ではありませんでした。

 

これって休憩させないよって言う動物さんからの御達しなのかな、白夜たん?

 

どうして妾に聞く?

 

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滑川橋を下を流れる滝(前回訪れた時に滝川クリステルと勝手に命名)にご挨拶しに降りて来ました。

 

滝川クリステルご結婚おめでとうなの!

 

絶対これをやると思っておったわ!

 

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滝から少し進むと姥湯温泉と滑川温泉の分岐点に到着。

ここから姥湯温泉まで4kmと半分の道のりを進んできたようです。

そして、ここから半分。徒歩でここまで来た時よりはチョロかったのであと1時間くらいで着くんじゃないかな?

 

よ〜しラストスパートに向けて頑張っちゃうぞ!

 

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と思っていた時期が僕にもありました。いや、これめちゃめちゃキツイんだけど!

滑川橋までの坂よりも急な坂が延々と続く上に、どこまで進んでも「滑川温泉私有地」と書かれた看板が設置されてるので、全然進んでる感じがしません。いや、全然進んでない。

 

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途中に、滑川雨量計と書かれた建物がありましたが、こちらにも滑川温泉私有地と書かれた看板が立てられてました。

 

え?気象庁の土地じゃないの?

 

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激坂をフラフラになりながら進んでいくと対向車の軽がやってきました。そして、その後ろからでっかいパワーショベルが道幅限界まで占領しながらこちらに向かって来るではありませんか!

路肩で退避してもぶつかるのは間違いないので待避線まで引き返すことに・・・。せっかく登ってきたのに!

 

パワーショベルまで走ってくるなんて思わなくて戦慄したぞ!!

 

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延々と途切れることなく続く激坂にウンザリしながら登っていくと姥湯温泉の文字が見えてきました。いよいよ温泉も近いの!?

 

やっと・・・やっと!?

 

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はい、ざんねーん!

 

姥湯温泉まだ3kmもあるぞ!

 

ああああああ!まだ1kmしか進んでないのかよおおおおお!!

 

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自転車でやっきたことを後悔しつつ、クネクネと延々と続く激坂を自転車を押して登っていくのであった・・・。

 

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急カーブにあるガードレールがひしゃげてました。姥湯温泉まで行く道のりの過酷さが見て取れます。

 

激坂でヘアピンカーブの連続の険道だと車も事故ってしまうのね・・・

 

これが秘湯言う証なの?

 

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ここから更に登っていくと道の脇に根こそぎ倒れた樹木がありました。道の脇に寝こそぎ倒れてる倒木があるなんてまさに大自然。

 

根こそぎ倒れるってどういう状況なの!?

 

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姥湯温泉の日帰り入浴の営業時間が書かれた看板が現れました。

あと1kmの文字と思いたかったのですが、まだ2kmもあるようで、まだ分岐点から半分しか進んでないという現実に打ちひしがれました。

 

もうお家帰りたいよ〜

 

この軟弱者め!

 

せっかくここまで登ってきたのに混浴露天風呂を諦めるのか?

 

混浴!!

 

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混浴露天風呂のためならば、こんな激坂余裕だぞ!!

 

混浴!

 

混浴!!

 

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しばらく急カーブが連続する坂道を登っていくと、勾配17%(角度約10°)を表す標識と、奥にその他危険を表す標識が見えてきました。

延々と同じような傾斜で、倒木があったり落石があったり、ガードレールがひしゃげたり、脱輪したら谷底に真っ逆さまな危険な激坂を登らされてる身としは、今更感のある標識。

 

どういうことなの・・・?

 

スイッチバック道路

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な!なんぞ!?この標識は!?

ハンドルの切り返し方が書かれてるこれまでの人生で見たことのない標識が建てられてました。

 

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この標識は、カーブがキツすぎるため一旦バックで坂を登らないといけない、世にも珍しいスイッチバック道路があるためのものでした。勾配とビックリマークの標識が連続して建てられてるのもその理由。

 

まさか車のスイッチバックがこの世に存在するなんて!?

 

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自転車はこんなカーブ余裕で曲がれるでバックせず登ると、勾配22%(角度約12°)の標識が現れました。ここまで延々とこれくらいの激坂ばっかり上らされてるので全然驚きませんでしたが。

 

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まあ、坂を登ってすぐにバテたんだけどね!スイッチバック道路に興奮して乗らなきゃ良かった・・・。

 

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坂を登れど登れどほとんど途切れることなく続く激坂。たった8kmの距離なのにこんなにキツイとは・・・。ロードバイクで100km以上走った時よりキツイ・・・。

 

でも坂を登りきれば混浴露天風呂が待ってるでござる!

 

混浴露天風呂がさぞかし楽しみのようじゃがのう

 

温泉客の年齢層を考えてみよ、仮に混浴になったとしても・・・

 

あああああ!ここで現実思い出させんなし!!

 

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混浴温泉の現実と激坂に打ちひしがれそうになりながらも、僅かな希望にしがみ付きながらひたすら坂を登り続けました。

明らかに標高が高くなってるのが分かるくらい、雲が近くに見え、樹々の背丈が低くなってるような気がします。

 

延々と激坂を登り続けて汗だくだから涼しく感じないけど

 

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坂を登り切ると姥湯温泉まで500mの看板が見えてきました。そして、下り坂とゴツゴツと岩肌が見える渓谷も。

 

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渓谷の一角に大きなペンションのような木造の建物が見えてきました。いよいよゴールの姥湯温泉が近づいてきました。

 

混浴♪混浴♪

 

姥湯温泉に到着

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程なくして姥湯温泉へ通ずる吊り橋に到着。

ここから先は徒歩以外立ち入り禁止。自転車はどこに止めればいいの?

 

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自転車をどこに止めればいいのか分からなかったので駐車場の隅っこに止めておきました。

 

ああああ!ここまでの道のりは地獄だったでござる!!

 

地獄だったって、その自慢の筋肉は木偶の坊か?

 

そ、それは標高が高くて酸素が薄いから・・・

 

まあ、本体の方はどこに筋肉ついてるのか分からんガリガリの貧弱野郎だからなあ

 

さりげなく中のおじさんをディスらないでええ!

 

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それでは、いよいよお待ちかねの姥湯温泉ですが今回はここまで。

 

次回は、姥湯温泉の入浴レポートだから刮目してみてね♡

 

貴重な入浴シーンもあるぞ☆

 

最後まで読んでいただきありがとうございました♡