みんなー!うしるだよー☆
うしるきゅんは、岩手県一関市の猊鼻渓駅にやってきたんだ
え?ま~た秘境駅シリーズかって?
ノンノン♪幽玄洞って言う洞窟を探検しにやってきたんだ!
長い長い洞窟だから刮目してみてね♡
幽玄洞とは
幽玄洞は、岩手県一関市にある鍾乳洞で、地底湖や、三葉虫、フズリナ、古代サンゴ、ウミヨリなどの3億5千万年前の化石を見ることが出来ます。また、日本最古の鍾乳洞とも言われています。
幽玄洞へは猊鼻渓駅から2.6km歩かないといけません。この日は、猛暑日で午前9時なのにゆうに30℃は超えていて暑くて暑くて汗が滝のように止まりません!
猊鼻渓駅から幽玄洞までバス走ってるけど時間が合わなくて乗れなかったの・・・
あああああ!すんごい綺麗な川!すっぽんぽんになって飛びみたい!!
お!スーパーがあるぞ!!
すっぽんぽんになって川に飛び込むとポリスメンを呼ばれてしまうのは確実なので、一旦スーパーで涼んでから行こうと思います。
スーパで飲み物を買ったり、給水機の水をガバガバ飲んだりして、汗がすっかり引いたあたりで再出発です。いやあ!クソ暑い!
あれ?バス停?
スーパーから歩いて5分くらいの所に「幽玄洞入口」と言うバス停がありました。なんと、ここのバス停に止まるバスは一ノ関駅からやって来る便もあるようです。
こんなことなら大船渡線じゃなくてバスで来れば良かった・・・
幽玄洞
猊鼻渓駅から歩いて30分、幽玄洞入口バス停から歩いて10分、汗だくになりながら幽玄洞にたどり着きました・・・。
早く早く洞窟の中に入りたいよう!暑過ぎだよう!!
受付で入館料を支払い建物を出ると、すぐにちょっと長めの階段が現れました。登った先にあるのが洞窟入口の建物か?
資料館
あれ?資料館?
建物の中に入るとそこは幽玄洞で採掘された化石や幽玄洞に関する資料が展示してある資料館でした。
化石に混じってヘルメットをかぶった中年男性の写真も展示してありました。っていうか誰?
まさか洞窟で行方不明になった人じゃないよね・・・?
建物をでたらすぐそこに洞窟の入り口がと思ったら今度は山道ですか・・・。
どれだけうしるきゅんのこと焦らせば気がすむんだい?
山道をちょっと登ると小さな小屋が見えてしました。これが洞窟の入口?三度目の正直だよね?
洞窟
うっひょー涼しい!外とは全然違うぜ!
小屋の扉を開けるとトンネルになっていて、奥の方に扉があります。
なんだろうこの薄暗いトンネルは。群馬の土合駅みたい。
豊乳浄土
洞窟に入ると、窪んだところにニョキニョキ生えた薄っすら黄色っぽい岩がみっちりと生えた場所にたどり着きました。豊乳浄土って言うフローストーンに覆われた場所のようです。なんか豊乳っていい響きだよね?
ちょっとこの豊乳尖りすぎじゃない?
補堕落の坂
洞窟に入ったと思ったらすぐに下り階段が見えてきました。これどこまで下っていくの?
ヘアピンカーブ状の階段を曲がると地中奥深くまで下り階段が続いてました。
階段を降りると岩の隙間に小さな観音像が設置されていて、ちょっと不気味な雰囲気が漂ってました。
ここって心霊スポットなの?
見返りの坂
階段を下りきったと思ったら、今度は狭くて急で先が見えないくらい長い下り階段とどんどん地中深くへと誘われた行きます。
左の壁が茶褐色のツルツルスベスベしてちょっと湿ってる不思議な岩でした。ちなみに石灰石らしいです。
ツルツルスベスベちょっと湿ってるのがうしるきゅんの大胸筋みたいだね☆
階段を下りたと思ったら、緩やかでくねくねして上ったり下ったりを繰り返す階段。天井が低くなってる箇所も多くまさに洞窟探検といった
水無月観音
また岩の隙間に観音像。無事に洞窟から脱出できるように拝んでおきましょう。
なむなむ・・・
ちょっと歩くとニョキっと50cmくらいある鍾乳石が生えてました。
こんなに大きくなるまで何万年かかるんですかね?
狭くて薄暗いくねくねした道を上り下りしてきます。
それにしても狭い上に曲がりくねっているので「デブでヒゲはえたらだめなのかよ!」とかクレームを付けられそうなほどです。
途中で洞窟が左右に分かれていました。
なになに?「老齢・高所恐怖症の方は左へお進みください」だって?
こんなウネウネして急な階段の連続の洞窟を歩くような老齢の人は体力有り余ってるだろうからどっちの道も関係ないと思うよねえ・・・。
正直、ここまでヨボヨボ爺さん婆さんには無理な道のりだったぞ
右の道は上り階段になっています。
左の道は下り階段になっていてこちらの方が怪しい雰囲気漂ってました。
左の道
怪しい感じの左の道を進んでいきます。左の道も急で狭い階段だから老齢の人とか無理だと思うのよねえ・・・。
階段を下ってウネウネとした道を進んでいきます。
血管ウネウネマスクメロン!
途中にウミユリ本体の集団化石と書かれた看板があってこの岩壁に化石があるらしいですがどこにあるのか分かりませんでした。
化石ってどれなのー!?
急な上り階段が現れてました。別の方向からの階段と合流して複雑にありここが合流地点のようです。
この先に進むと右の道と合流し地底湖に辿り着くようです。
右の道が気になったので逆走して合流地点に戻りました。
てへぺろ☆
右の道
それでは右の道を登っていきます。
階段を登りきったと思ったら、ほぼ直角に近い金属製の階段が現れました。これが老齢の人はダメよんって言ったいた理由か・・・。
ひぎいいいい!やっと頂上が見えてきたでござるうううう!!
な、なんだと・・・?
登りきったと思ったら今度は急な下り階段が現れました。
階段を下りると開けた場所に出て下の方を見ると「浄魂の泉」と言う地底湖が現れました。
かなり高いところを歩かされるので高所恐怖症の人はダメよんって言っていた理由がわかったぞ。
浄魂の泉
階段を降りてもまだまだ深いところに地底湖がありました。
深部がエメラルドグリーンに染まった綺麗で神秘的な地底湖。
ポチャン・・・ポチャン・・・と水滴が跳ねる音が洞窟に響き渡っているのも幻想的。
すぐに「パパ早く〜!」って洞窟を伝って子供が叫ぶ声が響き渡り幻想的な雰囲気もろともかき消されましたとさ。家族連れが後ろの方から追いついてきたようです。
めっちゃ音が響く洞窟でござるなあ・・・
「石筍のこま犬」なるものが展示されてるようですがどこなの?観音像が飾ってあることくらいしか分かりませんでした。
地底湖も凄いですが、洞窟の空間を可能な限りウネウネと複雑に張り巡らされた階段も凄いです。
よくもまあこんなところに階段を使ったよね
地底湖から出発してすぐの所に左の道との合流地点に辿り着きました。
ちょっと進むと両壁に化石が埋まってる化石ゾーン?に辿り着きました。
黄緑色のペイントで印がつけられていてボコってイボみたいに出てるのが化石らしいです。
おっ!これは生き物の骨格またいとか、なんかの葉っぱみたいとかそういうのを想像していたけど印をつけられてもよく分からないほどだとは思いませんでした。
ちゃん形が残ってる化石は採掘されて洞窟にはないということ?
よくわからない化石はスルーしてウネウネした洞窟を進んでいきます。
クレバス
なになにクレバス?え?どこ?ただの洞窟なんだけど?
天井を見てみると細長くて先が見えないくらい深そうな穴がありました。
これがクレバスか。
ちなみにこの穴は地上まで続いてるらしいです。
角を曲がってそろそろゴールか?と思ったらまた下り階段階段が現れました。
え?まだまだ終わりじゃないの?
と思っていると顔面すれすれの所をもコウモリが飛んできたではありませんか!?そして後を追うように何匹も飛んできました。
ちなみに上の写真にコウモリが写ってるから探してみてね!
お分かりいただけただろうか・・・?
そしてまたくねくねと狭い洞窟を進んでいきます。
いよいよ上り階段が見えきました。出口という標識が掲げられてるのでいよいよゴールも近いようです。
階段の途中に分かれ道を発見。
この先行き止まりらしいですが、先が真っ暗でなにも見えずらかなり深いところまで続いてそうでした。
出口の扉が見えてきました。
そういえば、コウモリは、出入り口を扉で塞がれてるのにどこから侵入してきたんでしょうか?クレバスから?
でもクレバスとは逆方向から飛んだきたし、他にも外に通ずる穴があるのかな?
うわ!暑い!!もう無理!!
扉を開けた瞬間に洞窟の次はサウナかと言わんばかりに全身に熱風が襲いかかり思わず引き返してしまいました。
心の準備させてー!
長い長い幽玄洞もいよいよゴールに辿り着いてしまいました。
山梨のコウモリ穴 とか鳴沢氷穴 みたいにあっという間に終わるのかと思ったら、とても長くて洞窟探検してる気分を味わえる洞窟でした。
紹介したのはほんのごく一部だから全部知りたい人は行ってみてね!
それも涼しいしね!
出口付近には土産物屋あって化石とか宝石の原石とか販売されてました。
化石は北米産って書かれてたぞ
バス停に向かって歩いていると「お疲れ様でした アイスクリームは」と街路樹に張り紙がされてました。なに言ってんだこいつ?と思わずにはいられませんでした。
「いかがですか?種類も豊富に」と続いていて、ああアイスクリームに宣伝ですか。
こんなに熱いとソフトクリームよりガリガリくん食べたくなるのよね
あああああ!暑すぎでござる!!
とりあえず一関行きバスが走ってる最寄りのバス停まで歩いてるのですが、行きの時よりもメキメキと気温が上がってちょっとしか歩いてないのに汗が止まりません。
ああ!バ、バスがあああああ!!
一ノ関駅行きののバスが行ってしまったでござる・・・
時すでに遅し・・・。
次のバスが2時間後までやって来ないので予定を変更して猊鼻渓へと向かいました。
料金・営業時間・アクセス
入館料 | 大人1,100円、高校生700円、中学生600円、小学生400円 |
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営業時間 | 4~9月:8:30~18:00 10~11月:8:30~17:00 12~3月:9:00~16:00 |
休館日 | 無休 |
アクセス | 大船渡線「猊鼻渓駅」から東磐交通バス「夏松線」「前沢線」で『幽玄洞』バス停下車すぐ 大船渡線「猊鼻渓駅」から徒歩30分 一ノ関駅から岩手県交通バス「げいび渓線」で『幽玄洞入口』バス停下車、徒歩10分 |
場所 |
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最後まで読んでいただきありがとうございました♡