みんなー!うしるだよー!
うしるきゅんはねえ!北海道の苫小牧に居るんだ!
苫小牧に来たのは、太平洋フェリーに乗って仙台に帰るためなんだぞ!
太平洋フェリーには、苫小牧西港から仙台港まで13時間も乗船したから刮目してみてね!
苫小牧駅から道南バスで『苫小牧西港フェリーターミナル』を目指しますの!
苫小牧駅からは道南バスの苫小牧西港フェリーターミナル行きのバスに乗車していきます。
っていうかこのバスのアナウンスおかしくない?
「お忘れ物のないようご注意願いです」って何?もしかしてDeathって意味なの!?
みんなもそう聞こえるよね!?
苫小牧駅から15分ほどで苫小牧西港フェリーターミナルに到着しました。
苫小牧西港フェリーターミナル
大きなターミナルですが、バス停から入口がすぐなので、迷うことはないと思います。
苫小牧フェリーターミナルからは、茨城県の大洗行きの三井商船フェリー、仙台経由の名古屋行き(仙台止まりの便もあり)の太平洋フェリー、青森県の八戸行きのシルバーフェリーの3航路が発着しています。
ネットで予約しましたが、チケットレスではないので、受付で乗船手続きをしてチケットを貰います。
新型コロナ対策で、検温と健康確認シートの記入がありました。
ちなみに太平洋フェリーはGOTOトラベルキャンペーンの対象なんだぞ!
乗船まで時間があったので、外に出てみました。
大洗行き、名古屋行き、八戸行きの全ての航路のフェリーが着岸していました。
全ての船が長距離路線なだけあって大きな船ばかりで圧巻です。
乗船するフェリーはどれなのじゃ?
真ん中に止まってる1番大きなフェリー「いしかり」だぞ!
外が寒いので館内に戻りました。
売店のすぐ傍で、ガルパングッズの販売ブースがありました。
大洗行きのフェリーがあるだけあって、あんこうチームのみんなが勢揃いだったの!
そしてすぐそばには、北海道どころか、八戸、大洗、仙台、名古屋ですら縁もゆかりもない、鬼滅の刃のブースもありました。
ところで北海道に縁とゆかりしかないゴールデンカムイのブースは無いの?
今期は北海道が舞台じゃないから出さないの?
乗船時間になったので乗船します。
フェリーへは、長い長い桟橋を渡っていきます。
桟橋の途中にはエスカレーターとエレベーターがあり上って行きます。
エスカレーターを登ってまた桟橋を歩いた行きます。
この桟橋めちゃめちゃ長くない?
『いしかり』に乗船
100mほどの桟橋を渡り終えるとフェリーのエントランスホールに到着です。
乗務員にチケットを渡し、チケット記載の番号の部屋に移動します。
自販機
自販機が設置されていて、船内だからと言って格段に割高という訳ではありませんでした。
500mlのペットボトル1本が200円とかじゃなくて良かったの
ゲーセン
船内にはゲーセンもあり、UFOキャッチャーや、子供が乗るような乗り物がありました。
そしてなにより、ゲーセンの1/3はパチンコとスロットのエリアでした。
トイレ
トイレもちゃんとした普通のトイレで、トイレ共同の客室の乗客のために、うがい用のコップが設置されていました。
B寝台
今回宿泊するのはB寝台です。
太平洋フェリーには、スイートルームから、ビジネスホテルクラスの洋室、旅館クラスの和室、そして雑魚寝の部屋(2等)まで、インドのカースト制度並みの複雑な部屋の階級があります。
ちなみにB寝台は2等より1つ上のグレードです。
B寝台はセパレートで仕切られてた2段ベットで、カプセルホテルのような客室です。
セパレートの中は、布団、小物入れの小さな網棚、タオルが干せるハンガーのみ設置されていてシンプルな構成です。
うんうんこの感じ、カプセルホテルそのものだよね!?
19:00 苫小牧出港
定刻通りの19時に苫小牧港を出港しました。
デッキに出た時には既に出港していて、だんだんと苫小牧の街から離れて行っているのが見えました。
さようならなの北海道・・・
展望大浴場
出港を見届けた所で、まずはお風呂にしましょう。
船内には乗客が誰でも利用できる大浴場があります。
脱衣所
脱衣所は、5人くらい着替えられる広さで、棚に入った籠に着替えを置く方式でした。
洗面台は、着替えられる人数にしてはやや多めの7基ほどあります。
浴場
大浴場には、8人くらい入れるジェット風呂と、6人くらい入れるジャグジー風呂の2種類がありました。
シャワーとカランは、窓と反対側の壁側に6基、入口付近の壁際に3基の計9基が設置されてました。
展望台大浴場というだけあって、窓が大きく取られていました。
しかし入浴した時には港から離れ、かすかに遠く街の灯が見えるだけでした。
夜の海は超真っ暗なの・・・
ジェット風呂は、若干熱めで42度くらいの温度でした。
ジェットの勢いがあって気持ちが良かったです。しかし、噴射口が3本しかないで、占有率が高く、ジェットに有り付けない時もありました。
ジャグジー風呂は、若干ぬるめの40度くらいでした。
浴槽の真ん中にバブルが噴き出す部分があり、一つ一つの泡は大きいのですが、勢いが少し弱めでした。
この日の苫小牧は強風が吹き荒れ、突然視界不良になる程の降雪があったり、すぐに止んだりと安定しない天候だったこともあり、会場が荒れ船がかなり揺れました。なので、浴槽のお湯も波打っていて、浴槽の外に溢れるくらい時もあるくらいでした。
海水浴でもしてるんじゃいかってくらい波打つてて、お風呂がエキサイティングだったの!
スタンド「ヨットクラブ」
パスタ、カレー、そば、うどん、ソフトクリーム、モーニングセットなど、軽食が食べられるコーナーがあります。
海を見ながら食べられるってなんかいいよね!?
夜は真っ暗なんだけどさ!!
スケルトンなピアノが設置されていました。
このピアノを使って生演奏も行われるらしいですが、新型コロナの影響で中止され、ただのお飾りと化してました。
レストラン「サントリーニ」
朝と夕の2回、バイキング形式での食事ができるレストランがあります。
夕食は出港1時間前から利用できるようです。
バイキングでたらふく食べてやるぞ!
何言ってるの?乗船前に苫小牧駅の近くでスープカレー食べたから予約してないんだぞ!
抜け駆けして一人でスープカレーを食べておったじゃと貴様あ!!
グサッ!
ああああああ!北海道に来てスープカレーばかりで飽きたのじゃって断ったのは白夜たんの方でしょおおおおお!
展望通路「プロムナード」
エントランスから、後部にあるシアターラウンジとエントランスまでの通路にはソファーが並べられていたフリースペースになってました。
陸からギリギリ4G回線が届くので、PCで作業している人やソシャゲやってる人が集まってました。
うしるきゅんは、苫小牧のスーパーで買ったコアップガラナを飲むんだ!
コアップガラナは北海道でしか買えない炭酸飲料なんだぞ!
見た目はコーラとかドクペみたいだけどどんな味がするんだろ・・・
うげえええ、コーラに正露丸を投入したような味だったの・・・
シアターラウンジ「ミコノス」
船内には無料のシアターラウンジがあります。
もちろん下級客室のB寝台の私奴にも分け隔てなく無料です。
映画館と比べれば小さいですが、船内かつ無料とあらば、これくらいのでも十二分の広さです。
映画上映だけではなく、プロによるピアノやバイオリンの生演奏も聴けるらしいですが、新型コロナの影響で中止されてました。
ちなみにこの日に上映されていたのは、日本のコミックが原作の「アリータ・バトルエンジェル」の字幕版でした。
えええ!ここで終わりなのお〜!?ってお話だったの
映画を見てたら夜の11時過ぎだし、旅で疲れて眠いし寝ようっと!
スヤァ・・・
翌日
夜が明けて景色が見えるだろうとデッキに出てみました。
三陸沖を巡航中。
もう隣県の岩手県付近まで来たようです。
動画も撮ったから見てみてね♡
Nice boat.
プロムナードで朝食を食べていると、金華山が見えてきました。もう宮城県入りしたようです。
このパン一つだけの朝食どうにかならんのか?
どうせ下船したらすぐに仙台駅まで移動して昼食食べるし、ここで節約して次の旅費に充てたいじゃん?
パンを押し込み、デッキに出て、生金華山を拝みにデッキに出てみました。
さようならなの金華山!!
石油コンビナートや停泊しているタンカーや貨物船が見えてきました。いよいよ仙台港に入港したようです。
9:40 仙台港到着
到着時刻より20分早く仙台港に到着しました。
フェリーが快適過ぎでこのまま名古屋まで行きたいですが、仙台までのチケットしか購入してないので下船します。
車で乗船の乗客から先に下船が始まり、その後に一般の乗客の下船が始まりました。
ちなみに名古屋までの乗客は、仙台での一時下船も可能で、入港20分後までなら下船できます。
12時20分に仙台を出港するので、2時間くらいしか滞在できませんが。
下船しても、仙台港から仙台駅まで電車とバスを乗り継いで40分弱かかるから、観光できないんだぞ!
長い桟橋を渡り、仙台港フェリーターミナルに上陸。
仙台港は苫小牧行きと、名古屋行きの太平洋フェリーしか着眼しないので、苫小牧港フェリーターミナルよりかなりこじんまりとしています。
仙台駅へ向かいますの!
仙台港からは仙台駅行きのバス(宮城交通)が走っています。しかし、バスで仙台駅まで行くと1時間かかるので、途中で電車に乗り換えて仙台駅に向かいます。
陸前高砂駅で仙石線に乗り換えて仙台駅を目指しました。
仙台港フェリーターミナルから、路線バス(宮城交通)と電車(仙石線)を乗り継いで38分ほどで仙台駅に辿り着きました。
座って寝ること以外許されない深夜バスと違って、横になって寝れるし、映画鑑賞できるし、大きなお風呂付いてるし、フェリーは超快適だったの!
最後まで読んでいただきありがとうございました♡