元IT土方の供述

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元IT土方の供述

『金沢湯涌江戸村』江戸時代の武家屋敷・町家・農家の住宅を展示している博物館に行ってきましたの!

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みんなー!うしるだよー☆

 

今回は金沢の湯涌温泉にある「金沢湯涌江戸村」にやって来たんだ!

 

石川県中から江戸時代の住居を集めたすんごい博物館だから刮目して見てね♡

 

 

金沢湯涌江戸村とは

石川県金沢市湯涌温泉にある、江戸時代の建造物を移築展示している野外博物館です。

江戸時代の商家・武家屋敷・農家の住宅が展示されていて、その全てが国の重要文化財、もしくは石川県・金沢市の有形文化財となっているほどの貴重な建築物になっています。

 

町家・武家ゾーン

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入館料を支払い門をくぐると、江戸時代の武家屋敷や商家の住宅が展示されている武家・商家ゾーンに突入します。

 

旧松下家住宅

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まずは、一番手前にある平屋の「旧松下家住宅」に入ってみます。

旧松下家住宅は、1830年頃に建築された、種苗店や茶店を営んでいた商家の住宅です。

金沢市泉二丁目から移築された建物です。

 

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中に入ると土間と囲炉裏があり、商家らしく帳簿を記入する台が設置されてました。

 

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外観だけだと小さな住宅なのですが、奥の方に広がった造りになっていて、10畳の部屋がいくつもある大きな住宅でした。

 

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平屋だと思ってましたが2階建てのようです。2階は立入禁止になっていて、どうなっているのか分かりませんが。

 

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館内にはこんな張り紙が。

張り紙によると、忍びの者と侍との適切な距離は、2mで畳一枚分らしいです。

 

こんな近距離だと「曲者だ!出合え出合え!」ってなっちゃうよ!

 

旧鯖波本陣石倉家住宅

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次ぎに武家・商家ゾーンの一番奥にある「旧鯖波本陣石倉家住宅」を見学します。

1868年に建築され、鯖波宿で人馬継立問屋であり本陣でもあった住宅で、鯖波宿があった福井県南越前町から移築されたものです。

 

福井県から移築されたものもあるのね

 

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外観からも分かる通り、8畳から10畳の畳敷きの部屋がたくさんあるような大きな屋敷でした。

 

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屋敷の奥に進んでも同じような広さの部屋がずっと連なっていました。

 

ジムでも開設できそうな広さなの!

 

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部屋の一角には駕籠が展示されてました。

こんな大きなお屋敷に住むような金持ちだし、駕籠で移動してたのかな?

 

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深夜バスで一睡も出来なかったから、畳の部屋を見ると横になりたくなるの・・・

 

見学してるのうしるきゅんくらいしか居ないし、ちょっとだけ・・・

 

スヤァ・・・

 

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あれ!?いつの間にか雨降ってるの!?

 

時間も30分進んでるし、時間を30分進めることができる能力者に攻撃された!?

 

ん?なんかお尻がぬるぬるするし、赤い液体が・・・

 

それは貴様が薙刀で尻を刺しても起きないくらい、ぐっすり寝ておったからじゃ

 

なんじゃこりゃぁあああああああああ!!

 

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屋敷の一番奥には畳敷きの当時からのトイレがありました。使用禁止になってますが。

 

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大便器も畳敷きで、飛び跳ねたブツが畳に染み付いて臭そうなトイレだなって思いました。

 

なんでトイレも畳敷きにしたの?

 

旧長井家住宅

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次は、武家・商家ゾーンで一番こじんまりとした石置屋根が特徴的な旧長井住宅を見学します。

19世紀に建築され、足軽組頭クラスの武士の住宅で、金沢市菊川から移築されました。

 

武士って商家よりショボい家に住んでたのね・・・

 

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こじんまりとした外観ですが中は意外と広く、6畳の部屋がいくつもありました。

 

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ナガシには干からびて小さくなったような大根とほうれん草の食品サンプルが置かれてました。

 

足軽組頭クラスになるとこんなショボい食事してたのかな?

 

旧平尾家住宅

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次に隣りにある旧平尾家住宅を見学します。長井家と打って変わって立派な門構えの大きなお屋敷です。

1860年に建築された下級武士の武家屋敷で、金沢市本多町から移築されたものです。

 

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平尾家は写真に撮られるのが大好きな家系なのか、当時の平尾家の写真がディスプレイに映し出されていました。

 

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屋敷には6畳の部屋がたくさんありますが、8畳や10畳あるような大きな部屋はありませんでした。

 

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そして何より、この屋敷の特徴はトイレです。

 

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屋敷にはトイレが3箇所点在してました。

平尾家一族のお腹が緩いのか、トイレの数が権力の象徴だったのかは分かりませんでした。

 

つまり写真に撮られるのが大好きで、お腹が緩いってことだね!

 

旧山川家住宅

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武家・商家ゾーンの最後に、正面に見える旧山川家住宅を見学します。

1830年頃に建築され、江戸時代から明治・大正にかけて繁盛した商家の住宅です。

金沢市竪町から移築されたものです。

 

いやああああ!土砂降りじゃん!

 

旧平尾家を見学してた時は止んでたのに!!

 

お腹が緩いだの写真に撮られるのが好きだの小馬鹿にしとったバチが当たったんじゃろ

 

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中に入ると直ぐに広々とした帳場がありました。

 

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部屋がたくさんあり、複雑怪奇な建物で迷路のようになってました。

そして何よりどの部屋の壁も赤色で派手な印象のお屋敷でした。

 

山川家は派手好きな家系だったのかなあ?

 

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曲がりくねった迷路のような廊下の突き当りに「通楽庵」と言う茶室がありました。

 

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通楽庵は、3畳の狭くて薄暗い部屋で、隠し部屋のような雰囲気でした。

 

狭くて暗い部屋ってワクワクするよね?

 

そうじゃのう!周りの目を気にせず、貴様に制裁を加えられるしのう!

 

グサッ!

 

あああああああ!いつも周りの目なんか気にしないで、制裁加えてるでしょおおおお!!

 

農家ゾーン

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次は農家ゾーンを見学します。

石置き屋根だった商家と打って変わって、茅葺屋根の住宅が立ち並んでました。

 

旧平家住宅

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まずは一番手前にある旧平家住宅を見学します。

17世紀に建築されたかなり古い住宅で、能登の農家の古い形式を残しています。

石川県能登町から移築されたものです。

 

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中に入ると土間と囲炉裏があり、部屋全体が囲炉裏から出た煤の臭いで充満してました。

 

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商家と違って板張りの部屋が中心で、畳敷きの部屋は少なかったです。

畳敷きの部屋も縁無しの畳で質素な作りでした。

 

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うわ!怖っ!座敷わらしだ!

 

あ、後ろには妖狐もいるぞ!!逃げろー!

 

グサッ!

 

この妾を妖怪扱いしおって、逃げられると思うなよ!!

 

ああああああああ!

 

旧高田家住宅

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次は隣にある旧高田家住宅を見学します。

18世紀前半に建築された本百姓の住宅で、加賀の農家の典型的な住宅です。

金沢市湯涌河内町から移築されたものです。

 

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入るとすぐに馬小屋がありました。

 

家の中にお馬さんが居るとかめっちゃ臭そうなの・・・

 

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能登農家の平家を比べるとこじんまりとした屋敷です。

 

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ここの屋敷にも人形が置いてありました。

 

旧園田家住宅

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次に独特な形の茅葺屋根が特徴的な旧園田家住宅を見学します。

19世紀前半に建築され、加賀藩に御料紙を納めていた紙漉き農家の住宅です。

金沢市二俣から移築されたものです。

 

村を牛耳ってる御三家の筆頭じゃないのね

 

それは園崎家じゃ

 

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土間がそれほど広くなく、その代わりに今の広いお屋敷でした。

 

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大きなお屋敷で長い真っ直ぐ伸びた廊下もあります。

 

地下に拷問部屋が隠されていそうなほど大きくて迷路のようなお屋敷なの!

 

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広間以外の部屋が全て畳敷きの部屋で、他の農家の住宅より立派な造りです。

 

やっぱり村の筆頭が住んでたのかなあ・・・?

 

旧野本住宅

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最後に旧野本住宅を見学します。

19世紀前半に建築され、代々肝煎を務めた家柄の農家の住宅で、石川県能登町から移築されたものです。

 

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土間が他の住宅よりも広く取られています。

 

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居間もそこそこ広かったです。

 

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居間以外は畳敷きの部屋ですが、旧園田家の部屋と比べると質素な作りです。

 

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全ての屋敷を見学し終わり、江戸村を後にしようとした時には、晴天が広がってました。

江戸村を見学している最中ずっと、雨→晴のループを何度も繰り返して天気変化が忙しなかったです。

  

北陸の天気っていっつもそうなの・・・?

 

入館料・営業時間・アクセス

入館料 大人:310円、65歳以上または障害者:210円、高校生以下:無料
営業時間 9:00~17:30(最終入場17:00)
休館日 毎週火曜日(火曜日が祝日の場合、翌平日)
アクセス 金沢駅から北鉄バス「湯涌線」で終点『湯涌温泉』バス停下車、徒歩8分
場所

 

最後まで読んでいただきありがとうございました♡