寒いわクソ!
みんなー!うしるだよーくらい言わせてよ!!
貴様がバスの時間を1時間間違えて、バス停で待ちぼうけ食らわせておるのが悪いのじゃ!
寒くて寒くて仕方がないわ!
じゃあ、うしるきゅんがハグして温めてあげるね!!
やめろ変態!触るなあああああ!!
青根温泉とは
今回は青根温泉って言うこんな感じの温泉に行ってくるぞ!
- 宮城県川崎町の蔵王の麓標高500mの所にある温泉
- 仙台空港からの1日1往復のバスだけが川崎町外からアクセスする唯一の公共交通機関
- 1528(享禄元)年に開湯した490年の歴史がある温泉
- 伊達政宗が宿泊した旅館が現存している
吹き曝しの寒いバス停で凍えながら待つこと1時間。遠刈田温泉行きの高速バスに乗車しました。
ああああ!バスの中暖けえええ♡
白夜たんも♡
だから触るな変態!!
ひでぶ!!
アクティブリゾーツ宮城蔵王に到着
仙台駅から1時間ほどで終点のアクティブリゾーツ宮城蔵王に到着しました。
ところでここから青根温泉は近いのか?
う〜ん、ここから歩いて1時間くらいかなあ?
相変わらず辺鄙な温泉ばかりじゃな
目の前のホテルにも温泉はあるんだけどね!
妾はここでいいぞ!早速入ろうではないか!
日帰り温泉は14時からだから、こんな何もないところで、4時間近く寒空の中待つことになるけど?
待つ?ねえ?
ぐぬぬ・・・
ホテルの敷地から国道457号に出ると、青根温泉ここより7kmと書かれたちょっと絶望を感じる看板がありました。
GoogleMapでルート検索すると4.4kmって書いてあったのにどういうことなの・・・?
ここから1時間で辿り着けるのか?
この看板が正しかったら2時間くらいかかるんじゃないかな
まあ、それでも行くんだけどね♡
この鬼畜め!!
20分くらい歩くと、路肩に木彫りの人形がたくさん飾られている怪しい場所に辿り着きました。
ただの民家?それとも工芸屋?
道を真っ直ぐ進んでいくと片側が通行止めになってました。
この間の台風のせいで壊れたのか舗装工事をしてました。
片側が通行止めゾーンを過ぎるとヘアピンカーブが現れました。青根温泉方面から走ってきたおばさん2人組もこちらに向かって走ってきました。
まさか貴様以外に、こんな山道を生身で出歩いとる気狂いがおったとは
勝手に人のこと気狂いなんて言っちゃメッ!なんだぞ!
はあはあ・・・急に坂がきつくなったでござる
しんどいから白夜たんおんぶして!おんぶ!!
貴様の身体と妾の身体を見比べてみろ!妾が潰れてしまうわ!!
もう!白夜たんったらあ!冗談だぞ☆
脳天に愛刀ぶっ刺してもよいか?
紅葉した道を期待していたのですが、思ったより色付いてない・・・。そもそも紅葉すらしない木々ばかりなので普段とあまり変わらない。残念。
紅葉を見ながら歩くの捗るぞ!っていうのは期待してたのに・・・
蔵王町から青根温泉がある川崎町に突入しました。
隣町の温泉だとは聞いとらんぞ?
うしるきゅんも今初めて知ったんだぞ!
それくらい調べてから行け!
ひたすら森の中を道なりに進んで行くと公園のような開けた場所に辿り着きました。
ワンワンランド?
ここは、蔵王わん!ワン!ランドと言うドッグランらしいです。生憎、定休日らしく白夜を走らせることは叶いませんでした。
妾は犬ではなく狐じゃぞ☆︎
グサッ
ああああ笑顔で薙刀ぶっ刺すのやめてええええ!!
妾を畜生呼ばわりした罰じゃ!
落石注意の標識が現れました。
落石怖いよう・・・
落石どころではなく、崖崩れを起こした痕がありました。
モーゼの滝の如く綺麗さっぱり木々がなくなってました。
この道怖いよう・・・
道なりに進んで行くと急カーブが現れ・・・。
カーブを曲がる今度は路面が崩れてました。
崩れた箇所は、川が干上がったような感じになってました。
青根温泉へようこその看板が見えてきました。いよいよ青根温泉も近いようです。
ですが、崖崩れで思いっきり路面が抉られて片側通行止めになってやがりました。
1週間前まで台風19号の被害で通行止めだった道だけあるでござるなあ
こんな道を1時間歩こうだなんて何考えとるんじゃ貴様!
片側通行止めゾーンすぎてすぐのカーブに湧き水が垂れ流されてました。
うーんあんまり冷たくないでござるなあ
どれどれ、本当に冷たくないのか貴様で試してみようぞ
冷たい!冷たい!!
わざわざペットボトルに汲んでうしるきゅんの背中にかけないでええ!!
青根温泉に到着
森が開けら建物が見えてきました。
旅館が現れましたが、今は営業してないようで廃墟のようでした。
廃墟の隣には、不忘閣と言う伊達政宗も宿泊した旅館がありました。
今回はここで入浴していくのか?
ノンノン♪日帰り入浴がないからパスなんだぞ!
貴様のクレカ払いで妾だけで宿泊するのは?
絶対にメッ!なんだぞ!!
不忘閣を過ぎるといよいよ温泉街の中心部に突入です。
停車場の足湯
停車場の足湯と言う足湯がありました。
洋館らしき建物や民家がチラホラと見えてきました。思ったよりもちゃんとしてる温泉街でした。
バスの回転場がガッツリ掘られていて、落とし穴のようになってるバス停がありました。
バス停があるではないか!なんでわざわざ1時間歩いてきたのじゃ?
そりゃあ仙台空港からのバスしか走ってないからなの・・・
どうして仙台駅からのバスは無いし!
じゃっぽの湯
バス停の目の前には、じゃっぽの湯と言う青根温泉唯一の日帰り入浴施設がありました。
アクティブリゾーツ宮城蔵王バス停から徒歩1時間弱で到着したので4kmあるかどうか。アクティブリゾーツ宮城蔵王の前にあった看板の7kmはどういうことなの・・・?
日帰り入浴施設があったり、旅館が立ち並んどったり、貴様が最近訪れるような秘湯と違って、きちんと温泉街然としておるのう
青根洋館
バス停の近くには洋館もありました。
まさか、昔は洋館が建てられるくらい人気のあった温泉街なのかな?
洋館は、観光案内所らしく無料で入館することが出来るようです。
1階は無料休憩所兼喫茶店となっていてコーヒーやソフトクリームを食べることが出来ます。
そして、洋館とは明らかにミスマッチな演歌が延々と流されていました。
どうしてクラシックが似合いそうな建物に、富士そばみたいに延々と演歌が流れておるんじゃ?
それは2階に行けば分かるんだぞ!
っていうか富士そば行ったことあるの?
それは秘密じゃ!
古賀政男記念館
2階は、古賀政男という青根温泉にゆかりのある作曲家の資料館になっています。
1階で流されていたのはこの人の作曲した曲だからなんだぞ!
年表を見ると、福岡出身で中学は韓国で、大学は東京で、青根温泉どころか宮城県すら全く関係ないように見受けられるがどういうことなんじゃ?
ピッチピチの平成生まれのうしるきゅんが昭和のことなんか分かるわけないじゃん!
むしろ1016歳のロリババアの白夜たんの方が知ってるんじゃないの?
この妾をロリババア呼ばわりとは聞き捨てならんな・・・
痛い痛い!薙刀でうしるきゅんのグレートプリケツ刺さないでええ!!
新聞を拡大コピーした記事の中に書かれてました。
旅行で青根温泉を訪れた際に自殺未遂して、その時に「影を慕いて」と言う曲を着想したかららしいです。
ある意味迷惑な由来でござるなあ・・・
そんな時に妾を召喚してくれれば、未遂で済まずに済んだじゃろうに!
やっぱり死神の類だったのね!!
奥にも何やら部屋があるようです。
こちらは、古賀政男の写真や賞状、実際に使用していた楽器などが展示されてました。
更に奥の部屋には、江戸時代と明治時代の青根温泉の風景画がなどが展示されてました。
江戸時代は、強風で吹き飛ばされそうな小屋と東屋しか存在せず、どこに伊達政宗が宿泊したの?もしかして野宿?ってくらい質素な温泉街。
いや、マジでどこに泊まったの?ねえ、知ってる白夜たん?
知らんわ!
ちなみに明治になると旅館が張り巡らされて、2019年現在よりも発展していました。
ここ100年くらいで何があったの?
サンルームもありました。日当たりが良すぎて11月上旬でも暑い!
ちなみにこの洋館は、仙台にあった建物を移築したものらしいです。お、おう・・・。
青根洋館の駐車場の一部は展望台になってました。
民家の一軒すら見当たらない山々がどこまでも続いてました。
そして思いの外紅葉してませんでした。11月なのに、標高500mなのに!(憤慨)
ぶっちゃけ紅葉なんてどうでもいいので温泉に入りに行きましょう!
おっふろ♪おっふろ♪
今回、山景の宿流辿と言う宿で入浴していきます。
今回はここまでなの・・・
次回は貴重な入浴シーンもあるから待っててね♡
毎度毎度思うんじゃが、あれのどこが貴重なんじゃ?
それは言わない約束だぞ!!
最後まで読んでいただきありがとうございました♡