ここ最近、介護職の不祥事が多発していますね
去年には、介護職員による殺人事件も発生しているし
去年で言えばこちらの方が有名ですね
虐待件数もずっと右肩上がりで過去最多だしね
今後はIT技術者の犯罪も増えるんじゃないかと思います
ITと介護職には薄給激務という共通点がありますし、4Kですし
4Kってディスプレイの解像度のことじゃないですよ?
知ってるわ!
介護職は「きつい」「汚い」「危険」「給料が安い」の4K言われています
ITは「きつい」「帰れない」「休暇が取れない」「給料が安い」の4Kです
特にITは待遇が刑務所未満ですし、介護職もそんな感じがします
そしてITも介護職も離職率が高いですし
ブラックIT企業である我が社は、1年以内の離職率が40%、3年以内が80%だ!!
と漆さんが言ってましたよ
言ってましたよって、あんた、ずっとあのダメガネが言ってたことをそのまま言っていたの?
そうですけど?
それに、これ台本です
それだったらヤツをクビにしないで、あんたを最初から使わなければ良かったんじゃない?作業量増えるし・・・
え?なんか言いました?私の悪口だったら二度とこの減らず口を言えないようにしますけど?
す、すみませんでした!!
以上、前置きでした。
介護職の不祥事のニュースを見るたびに思っていたんですが、そういえばIT業界にいた時も色々と職場での犯罪行為を見たり聞いたりしたなあと思ったんですよ。
それも、介護職もITも薄給激務で不人気職種という共通点もありますし。
そこで、今回は、IT業界に居て、今まで見たり聞いたりした職場での犯罪行為を取り上げようと思います。
汚い話もあるので食事中の方は閲覧注意です!!
作業着やコンソールケーブルの盗難
これまでもずっと取り上げていましたが、終電・休日出勤・泊り込み・パワハラが康応している某大手キャリア案件の時の話です。
この案件では、サーバルームで作業をする時や、某大手キャリアのデータセンターでの作業の時は作業着を着る決まりになっていました。
社内に作業着を掛けるハンガーラックがあり、帰宅するとき、みんな、ここに作業着を掛けて帰っていました。
ある日の事です。
ある人の作業着が無くなっているという事件がありました。
この時は誰か間違って持っていたのでは?ということで作業着に名前を書いたガムテープを見えやすい所に張り付けて対応しました。
ちなみに、作業着は元請け企業の貸与物なので名前を書くという事ができません。
そして翌日も、名前を書いたガムテープを貼っていたのにも関わらず、別の人の作業着が無くなっていました。
そんなことが何度も起きたので、作業着は自宅へ持ち帰ることになりました。
ちなみに、コンソールケーブルの盗難もあり、出張の時はそれの所為で、夜勤があるのにも関わらず、朝からコンソールケーブルを買いに出かける羽目になりました。
※コンソールケーブル・・・パソコンとサーバやネットワーク機器とかに接続するためのケーブル
詳しくは↓の記事を読んで頂ければ分かります。
データセンターのサーバラック破壊事件
これも某大手キャリア案件の時の話です。
今日も今日とて、上司から無理難題を押し付けられ毎日終電で仕事をしていたある日のことです。
「客先でのデータセンターでのサーバラック破壊の件」というメールが流れてきました。
元請け企業S社の別案件での出来事のようですが、発注元である某大手キャリア(私がいる案件とは別会社)データセンターのサーバラックの扉がボコボコに破壊されていたそうです。
そして、その某大手キャリアは被害届を提出して犯人を捜しているようなのです。
ちなみに、サーバラックとはサーバとかを格納する棚みたいなものです。
よくデータセンターとか聞くと、細長い黒い物体が整然と並んでいる画像を想像すると思いますが、それがサーバラックです。
同案件でのデータセンターのサーバラック破壊事件
そして、これも某大手キャリア案件の時の話です。
この案件荒れすぎ・・・
今日も今日とて、上司から無理難題を押し付けられ毎日終電で仕事をしていたある日のことです。
「客先でのデータセンターでのサーバラック破壊の件」という同じようなメールが流れてきました。
今度は私がいる案件の出来事のようです。
また、発注元である某大手キャリアのデータセンターのサーバラックの扉がボコボコに破壊されていたそうです。
それも、Mデータセンターという、私が1ヵ月半以上片道2時間以上かけて通勤していた所です。
そして、ちょうど元請け企業S社が担当しているサーバーのサーバラックの所でした。
犯人はお前たちだということで、S社及びS社に客先出向している下請け会社一堂に電話会議で、某大手キャリアのお偉いさんから罵声説教を受けるという事態になりました。
ちなみに、説教の内容はサーバラック破壊だけではなく、これまであった手順書外作業や作業ミスによる障害事故についても言われました。
トイレ糞まみれ事件
これは、職務経歴の記事事に書いてある金融系サーバ更改案件の上司から聞いた話です。
5年前の出来事です。上司は大便をするためにトイレに向かいました。
そこでトイレの個室に入ろうとしたところ、トイレの個室の壁一面に大便が塗りたくられていたそうです。
それも便器から大便がはみ出していて放置されていたようなのです。
上司はビルの警備員にそのことを告げ、この後のことは分かってないそうですが、翌日このビルで働いている社員全員にこのことが一斉送信されたそうです。
出張先での逮捕事件
これもまた、某大手キャリア案件の時の話です。
この案件に連れてこられた初日の出来事です。
派遣先である下請けSIerのD社の社員から案件の説明とともに、「1週間前に出張先で逮捕された奴がいて、元請けであるS社からのD社自体のクビをちらつかせられているから言動には気を付けて欲しい」と言われました。
そして後ほど聞いた話ですが、その逮捕された人は、D社に派遣されたSES業の会社の社員のようで、かなり仕事が出来る人だったそうです。
それもチームリーダーも任されて、D社にも色々と意見を言う人だったそうです。
ちなみに、この業界で仕事が出来るという事は、その人ばかりに仕事を押し付けられるようになり、仕事量が倍増して長時間労働になってしまうということです。
そしてD社に色々と意見を言うという事は、パワハラ気質なこの会社からパワハラを受けることになるという事です。
実際に、捕まった人はD社からのパワハラや長時間労働に晒られていたようなのです。
長時間労働かD社か、パワハラか、もしくはその両方に頭が来て自棄になったのか、もしくは刑務所の方がマシだと思ったのか分かりません。
その人は出張前日にこんなことを言っていたそうです。
「これが俺の最後の仕事だ!」
そう言い残して出張先で犯罪を犯して逮捕されました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
IT業界は薄給激務とはよく聞くと思いますが、犯罪が多発するようなクレイジーな職場と思った人はいないと思います。
IT業界では、多重派遣や客先常駐、そして長時間労働といったストレスがかなり溜まる職場ばかりで、精神疾患を患って休職や退職する人もかなり多いです。
私がこれまで携わってきた数々の案件には必ず1人くらいは、精神疾患を患ってる人や、患って休職や退職した人がいました。
そういった精神疾患を患いやすい劣悪な労働環境のせいで、精神を病んで正常な判断が出来ずに犯罪を犯す人が後を絶たないのだと思います。
こんな、劣悪な労働環境を避けるためにもIT業界(特にSIer)は避けるべきだと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!