今回は↓の毎日終電・休日出勤・泊り込み・仕事という名の無理難題・パワハラが横行している某大手キャリア案件という名の炎上案件に入った経緯を語ろうと思います
散々、この案件のこと記事にしてるけど、この話って一番最初にやるべきだったんじゃない?
私が腐葉土の中で越冬するカブトムシの幼虫並みの知能しかないことを知っていってるのかね?ちみは?
私が計画的に物事進められない無能って知ってるのかね!?
恥ずべきことを自慢気に話すなよ・・・
前の案件の終わり1週間前のある日
↓の某大手公共交通系案件が1週間後に終わりを迎えようとしているある日のことです。
この案件の主任であるUさんから、次の案件(某元国営企業のネットワーク更改案件)の要員として入らないかと誘われました。
Uさんは大手SIerE社グループのA社の社員で、某大手公共交通系案件でA社の下請けSIerの取りまとめ役を担っている人です。
Uさんは死ぬほど残業が嫌いな人で、Uさんが入る前は毎日終電が当たり前なくらい残業が横行していたのを、仕事の効率化と簡略化を推し進め、ほぼ定時から遅くても8時前には帰れるようにした功労者です。
ちなみに↓がこの案件の下請け構造です。
紹介された案件は、これから約3年ほど続く案件で某元国営企業の古くなったネットワークを新しいものに交換するという仕事です。
是非とも行きたい!むしろ行かねば!くらいの気持ちでOKしました。
何故、そこまで必死に入ろうかと思ったかというと以下の3点です。
- 人間関係を一から構築しなくていい
- Uさんが紹介された案件に移動して主任となる
- 自社の派遣先は炎上案件ばかり
1.人間関係を一から構築しなくていい
今の案件に携わった大部分の人が紹介された案件に異動するので、一から人間関係を構築しないで済みます。
クソブラック企業である我が社はSESという実質IT専門派遣会社なのです。
派遣なので次の案件に入るという事は、知らない会社の知らない人ばかりいる環境で働かないといけません!
コミュ障である私にとって、知らない土地の学校に転校させられ1から人間関係を構築していくくらいの苦痛です。
今思えば、それより苦痛です。
SESでは経歴を詐称して派遣先に送り付けるのが常套句で、ある程度スキルがあるものとしてドナドナ派遣されます。
自社の社員なんていないので、相談相手何て誰もおらず、分からないことがあれば自力でなんとかしないといけません!
それも、客先ではこれくらい出来て当然という態度ですので、出来なければ無能の烙印を押されてクビになり減給されるのがオチです。
2.Uさんが紹介された案件に移動して主任となる
残業だらけだった案件の仕事の効率化と簡略化を計り、ほぼ定時に帰れるようにした功労者であるUさんが主任になれば、残業が蔓延するリスクが少なくなるという短絡的な理由です。
3.自社の案件は炎上案件ばかり
ブラック企業である我が社の営業は無能揃いです。
持ってくる派遣先は炎上案件ばかりです。
ブラック企業である我が社では、月に1回帰社日なる、客先へ派遣されて散り散りになった社員が自社のオフィスに集まる日があります。
その時の話題で多いのは残業自慢です。むしろ残業自慢ばかりです。
やれ毎日終電だ、やれ休日出勤だ、やれ泊り込みだ。
それくらい炎上案件ばかりなのです。
残業自慢だけならともかく、残業でメンタルヘルスをやれてフェードアウトして退職するか、バックレて退職する人も少なくありません!
中には「私は宇宙兄弟に感銘を受けて宇宙飛行士を目指すので会社を辞めます」と書かれた退職届を自社に送りつけてバックレた人もいるくらいです。
メンタルヘルスやられ過ぎだろ・・・
紹介された案件に入れば少なくとも営業が紹介する炎上案件には入らなくて済むという理由です。
そんなこんなで、自社の営業にメールで「派遣先の主任に次に行く案件を紹介されたのでそこに行こうかと思ってます」という旨を送りつけました。
案件を紹介された翌日
主任のUさんから案件を紹介された翌日、自社の営業から返信がありました。
「来週、次の案件の面談があるからこれを受けてから決めましょう」という返信です。
そして、案件の詳細を確認して驚愕しました。
- Linuxサーバの構築
- 英語を使用
- 勤務地:都内某所・都隣県某所・東京の山奥の某所
- 出張あり:北関東某所・大阪・福岡
まずは、Linuxサーバの構築ですが、大学時代にちょっと触ったくらいです。
構築なんて無理です。
英語を使用・・・中高大と英語の成績は、他の教科が全て平均点以上でも英語が全ての足を引っ張て平均点前後になるくらい低空飛行です。
英語はからっきしなのです。
勤務地・・・都隣県某所は電車で片道1時間半以上、東京の山奥の某所は片道2時間以上かかるので通いたくないです。
出張・・・お、おう・・・
こんな感じで行きたくありませんが、末端の客先常駐員には「ハイ」か「YES」かの選択肢しかありません!
拒否権は無いので行くしかありません!
面談当日
某大手公共交通系案件を退場して数日経ったある日。
自社の営業に連れられて、面談という名の面接を受けに都内の喫茶店へ連れていかれました。
ちなみに、SES社員になると、面談という名の面接に合格しないと仕事が無いので、もれなく「永遠の就活生」「常時リストラ要員」という称号を得ると同時にそのような扱いになります。
え?ミニにタコ耳にタコができるくらい何度も聞いたって?
大事なことなので何度も言いますよ!!
喫茶店に入ると、先に派遣先企業の人が2人いました。
↓の記事で大阪出張を言い渡したKさんと、のちの記事で登場するであろうYさんでした。
落ちても良い面談なのに「緊張するなあ」という気持ちと同時に、なんで入社してもなお、就活まがいの事をしないといけないのかと虚しくなりました。
漆さん、最初は職務経歴からお願いします
はい、〇〇年にJavaの案件にて・・・(以下略
※Java・・・プログラミング言語のひとつ
と営業が経歴詐称しまくりの職務経歴書を読み上げました。
ちなみに、Javaなんてこの会社に就いてから一度も触っていません!
大学の卒業研究の時にJavaでプログラムを組んだくらいです。
そのソースコードは大学と共同開発している会社に内々定を頂き、わたくしめは無い内定で卒業しました。
漆さん、Linuxはできる?
はい、前の案件でSIPサーバを構築していて、それがLinuxでした
※SIPサーバ・・・IP電話の制御を行うサーバ
英語はどれくらいできるの?
会話はカタコト程度なら、読み書きくらいは一通り・・・
以上、噓八百でした!
実は面談の前に営業と打ち合わせして、Linux経験があるように、英語は読み書きができるくらいにと答えるようにと脅迫言われていたんですよ!
2週間東京で検証して、2週間、M(東京の山奥)、Y(北関東)、大阪、福岡のどれかに出張に行くスケジュールになる予定だけど、大丈夫?
はい、大丈夫です♡
と答えておきましたが、本音ではF〇〇K O〇Fでしたけどね!!
この日は面談を終え、自社に戻りました。
是非ともこの案件落としてください!と祈りながらね!!
つづく。
炎上案件に苦しんでる皆さん!転職しませんか?
炎上案件に苦しんでる皆さん、特にSES契約で働いてるみなさん転職してみませんか?このまま炎上案件に留まっても職務経歴を含めてなにも得るものはありませんよ?
SESに任される仕事と言うのは、基本的に、雑用で誰にでもできる仕事か保守や環境構築といった技術的ではあっても社員のキャリア形成に繋がりにくい仕事を任されます。だから自社社員を採用せず、わざわざ外部からお金を払ってSES呼んで仕事させてるのです。つまり転職に不利。
SESは、転職に不利な上にこのまま今の会社に留まっても常駐先には年齢制限があって(40~50歳)行き着く先は高齢失業です。
年齢に比例してスキルや実務経験をよりシビアに求められていき、どんどん転職が不利になります。
つまり早め転職活動がSESから脱却する可能性を高めてくれます。
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