今回は、治安が悪いことに定評のある六本木にあるイラン料理屋「アラジン」を紹介します。
ランチビュッフェではイラン料理が食べ放題になる珍しい店です。
アクセス
最寄り駅は地下鉄日比谷線、大江戸線の六本木駅です。
地下鉄を降りたら六本木ヒルズの方向へ歩いていきます。
地下道からエスカレーターを上ると六本木ヒルズが見えてきます。
エスカレーターを上ってすぐに右折して真っ直ぐ進みます。
右側に六本木ヒルズのペレスとリアンデッキを降りられるエスカレーターあるので降ります。
エスカレーターを降りると大通りにぶち当たるので左折します。
ちょっと真っ直ぐ進むと「上島珈琲店」のある交差点があるので左折します。
左折してちょっと進むと、今回紹介するイラン料理屋「アラジン」です。
店内に入ると、やけにダンディーボイスのイラン人ウェイターが大皿を1枚持ってきて「ランチビュッフェ、ココニアルノ全部食べ放題!」とランチビュッフェが開始されます。
客層は日本人半分、イラン人半分でした。
ランチビュッフェ
ランチタイムに来店したら強制的にランチビュッフェ(1200円)になります。
私のおすすめもランチビュッフェです。
イラン料理食べ放題なんてこの店くらいしか無いですからね。
ランチビュッフェでは以下のものが食べ放題になります。
- バスマティライス(細長い外国の米)
- ピラフ(バスマティライス使用)
- ナン
- マトンカレー
- チキンカレー
- 日替わりサラダ
- 日替わり惣菜2種類
- スープ
- 日替わりデザート2種類
- コーヒー
- 紅茶
おまけでケバブが付いてきますがお代わりは出来ません。1本400円から別途注文しないといけません。
それではビュッフェのメニューをそれぞれ紹介します。
ピラフ
ターメリックで黄色く染まった細長い米(バスマティライス)が特徴のピラフです。
ほんのりとスパイシーでインゲンが入ってます。
薄味なのでカレーと合わせて食べるのがおすすめです。
※バスマティライスはピラフの白米バージョンなので割愛させていただきます。
ナン
ナンというよりインドのロティのような薄く淡泊な感じのするパンです。
ナンのような脂っこさは無く、淡泊なのでカレーをさっぱりと食べられます。
薄いのでしっかりとカレーが絡みついて美味しいです。
ナンと言うよりロティだよなあ・・・。
マトンカレー(ゴルメサブジ)
マトンと小豆の入ったカレーです。
カレーと言うよりは全然辛くなくシチューっぽいです。
酸味があり、小豆のしんなりとした食感が特徴的でインドカレーとはまた違った不思議な食べ物です。
葉野菜(ほうれん草?)がペーストになっていてどろっとしています。
チキンカレー
チキンと豆のカレーです。
ピリ辛ですが、インドカレーのようにスパイスがガツンと来るわけではなく優しい感じの味付けです。
ほんのりと酸味とほんのりとスパイシーな感じのする不思議なカレー。
カレーとシチューの中間のような食べ物です。
インドから西に行くにつれてカレーが徐々にシチューに変わっていったんじゃないかと思うような食べ物です。
日替わりサラダその1
日替わりサラダの1品目です。
春雨と豆とパプリカを香辛料で和えたサラダです。
酢で和えてあるので酸味があり、ほんのりと胡椒のようなスパイスを感じるサラダです。
春雨のプリパリとした食感と、豆のしんなりとした食感が不思議なサラダです。
ちなみに、この日替わりサラダは普通のポテトサラダの日もあるので、その日はハズレです。
日替わりサラダその2
日替わりサラダの2品目です。
小豆とひよこ豆とニンジンとカブのサラダです。
ニンジンとカブのシャキシャキ感と小豆とひよこ豆のしんなり感の食感があり、結構酸味と塩気のあるサラダです。
サラダと言うよりピクルスのような食べ物ですね。
カレーがちょっと飽きたなってときの口直しにぴったりです。
ちなみに、ただのキャベツのサラダの時もあるので、その時はハズレです。
スープ
ミネストローネスープのようなトマトの酸味のあるどろどろとしたスープです。
ミネストローネっぽさを感じさせながらシチューのようなマイルドなスープで、ニンジン、ほうれん草のみじん切りの他の大麦が入ってます。
麦飯に入ってるような大麦がスープに入ってるって不思議ですね。そしてモチモチしていて美味い。
日替わり惣菜(焼き物系)
揚げ物系の日替わり総菜は、日によって色々と違く特徴的なのでそれぞれ紹介します。
おこげ
ターメリックラスを圧縮して焼いたような食べ物です。
外はザクザクと硬く、中はモチモチとしつつも米のツブツブ感を感じられる不思議な食べ物です。
甘くも無くしょっぱくも無く、ただコメの味だけがします。
カレーに付けて食べると美味しいです。
ダンディーボイスのウェイター曰く「OKOGE」って言ってるのでおこげだと思います。
玉子焼きのようなもの
卵とほうれん草を一緒に混ぜ込んだ玉子焼きのような食べ物です。
外はちょっとカリっとしていて中はふんわり。パン並みにフワフワとした食感です。
塩味が効いていて塩味の玉子焼きのようです。
そのまま食べても美味しいですし、カレーに付けて食べても美味しいです。
さつま揚げのようなもの
小麦粉で作ったさつま揚げのような食べ物です。
ほんのりと塩味が付いていてスパイスのスパイシーさもありますが、カレーに付けて食べるためか薄味です。
食感は固めで小麦粉のパサつきを感じるさつま揚げです。
ダンディーボイスのウェイター曰く「SATSUMAAGE」って言ってるのでさつま揚げだと思います。
日替わり総菜
豆と香辛料をペースト状に和えた食べ物です。
豆のしんなりとした食感と香辛料の独特の味がする食べ物です。しかし香辛料のガツンと来る辛さは無く優しい味付けです。
ケバブ
中東の食べ物と言ったらケバブですね。イランだとカバブが正しいようですが。
羊肉をミンチにしたハンバーグのような食感です。ハンバーグよりはもっちりとした食感。
羊肉の美味さとスパースの美味さが絡み合ってジューシーです。脂が滴ってめちゃめちゃ美味いです!
是非ともケバブもお代わり自由にして欲しいですが、こればかり食べる人が出るからお代わりできないんでしょうけど・・・。
日替わりデザートその1
日替わりデザートは2品あり、そのうちの1つを紹介します。
米と牛乳と砂糖を煮詰めたもの
米を牛乳と砂糖で煮詰めたデザートです。
砂糖の甘さを牛乳がマイルドな味わいにさせてくれる一品です。
米のツブツブ感と牛乳と砂糖のネチネチ感を感じます。
インド料理屋でも似たようなデザートが出ますが、米系のデザートってなんでこんなにおいしいんですかね?
牛乳と砂糖の寒天
牛乳と砂糖の寒天のような食べ物です。
寒天のようなプルンプリンした食感で、砂糖の甘さと牛乳のマイルドさを組み合わせた優しい味付けのデザートです。ほんのりとした甘い味付けです。
杏仁豆腐のような感じの食べ物でもあります。
日替わりデザートその2
日替わりデザートは2品あり、もう1つを紹介します。
プリン
手作りプリンです。
カラメルの所がフワフワしていて、中はプルンした食感です。
カラメルのコクと卵と牛乳のマイルドな感じのする美味しいプリンです。
スーパーのプリンよりも格上の上品なプリンです。
バナナ
バナナです。
なんの変化球も無く普通のバナナです。
特にバナナ自体に語ることは無いので、これを食べてる時の出来事でも語ろうかと思います。
バナナをアホ面で食べているとダンディボイスのウェイターに「カレー、カレー」と話しかけられ、何が言いたいんだろう?とポカーンとしました。
カレーもっと食べろって事かなって思ってましたが(2種類それぞれ3杯も食べて腹いっぱいだよ!)、次の「ドミニカドミニカ」「ドミニカ知ってる?」っと言ってきました。
ドミニカって中南米の国ですよね?
だから何って感じで謎が深まるばかり・・・。なんのこっちゃ?
と続けて「カレ、ドミニカノ大使館ノ人、シッテル?」「サッキココデ食ベテタノドミニカの大使館ノ人」と言ってきました。
私の隣の席で食べてた外国人2人組はドミニカ共和国の大使館の人だったそうです。知らんがな・・・。
ちなみに、このウエイター話すのが好きなようでよく客にちょっかいをかける事に定評があります。
しかし、この店に初来店した2年前から日本語レベルが全然上がってないような気がしますが・・・。
店舗詳細
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まとめ
エスニック料理の宝庫の東京でも珍しいイラン料理食べ放題のランチビュッフェがある「アラジン」です。
初見ではインド料理にも見えなくない料理ですが、インド料理のような香辛料全開のスパイシーさは無くマイルドで優しい味付けが特徴的です。かといって洋食と比べるとちょっとスパイシーな感じでもあります。
インド料理よりも日本人の口に合ってると思うので一度食べてみてはいかがでしょうか?
ドミニカ共和国大使館の人が行きつけの店でもあるようですしね!!
〇〇のようなものって名前の料理ばかりなんだけど
ふざけてるの?
違いますよ!だってメニューに何も書かれてないですし、ウエイターの言ってた通りに書いただけですよ!
正式なメニュー名を店員に聞けばいいじゃん!
私が極度のコミュ障って知ってますよね?
無理でござる
人類最底辺レベルのコミュ障なのによくリポートやろうと思ったね
・・・
最後まで読んでいただきありがとうございました!!