みんなー!うしるだよー☆
今回はねえ!秋田県仙北市の山奥にある玉川温泉にやって来たんだ!
ここはねえ!ph1.2の日本で一番の強酸性の温泉で、胃液よりも強い酸性の温泉なんだ!
そこの自炊部に2泊したから刮目して見てね♡
旅館の玄関には秋田名物のナマハゲがお出迎えしてくれました。
悪い子はいねがー!お尻ペンペンしちゃうぞ☆
あ、発見!!
誰が悪い子よ!!
まずは靴を脱いでスリッパに履き替えて館内に入ります。
玄関のすぐそこにこじんまりと受付があり、そこでチェックインの手続きが行われます。
手続きの際には、昼食や朝食を食べる食堂の説明や、入浴する際の注意事項、館内が複雑怪奇なので部屋の場所を説明されました。
ちょ!湯治部の部屋が一旦外に出ないといけないなんて聞いてないよおお!
なんで入口が離れているのよ!ずぶ濡れになっちゃうじゃない!
雨に濡れながらなんとか自炊部のある自炊棟に辿り着きました。
自炊部の玄関はかなりこじんまりとしていました。
長期滞在の湯治客がカートにたくさんの荷物を乗せて、この狭い玄関から荷物を搬入するのでとても忙しなかったです。
玄関もっと広げたら?
自炊部は、寮みたいな雰囲気で薄暗く温泉旅館とは思えません。
なんでこんな寮みたいなところなのに人気なのよ?
玉川温泉は温泉旅行に行くところじゃなくて、全国各地から癌患者が湯治しに、週単位や月単位で泊まるところだからなんだぞ!
本日泊まる部屋はこちら。
スロープが扉の前にかかっていて、段差はあるし、しゃがまないと鍵が開けられないしで微妙な部屋でした。
4.5畳の独房みたいな部屋で、テレビはもちろんのことトイレもありません。冷蔵庫だけは冷凍と冷蔵が別にある大きめのが設置されてました。
そして、エアコンもなく扇風機のみ設置されてました。寒い時期は石油ファンヒーターかストーブが設置されるのでしょうけど、夏は扇風機のみなので盛夏に泊まるのはお勧めしません。
大雨のせいで寒くて暖房が欲しいの、シャルたん温めて♡
抱きつくな変態!!
あああああああ!顔面んんんんんん!!
押し入れの中には、布団にシーツに枕、浴衣が入ってました。
布団は自分で敷いて、起きたら自分で押し入れにしまいます。
ちなみに自炊部には歯ブラシも歯磨き粉付いてこないから持参してきてね!!
私歯ブラシ持って来てないんだど!
え?うしるきゅんの貸してあげる?
絶対に嫌よ!どうせ売店で売ってるでしょ!
窓からは玄関とバス停が見えました。
つまり玄関とバスから部屋が丸見えなのである。
いやん見ないでよエッチ!!
共同炊事場
自炊棟には自炊部と言うだけあって共同の炊事場があります。
炊事場にはガスコンロや電子レンジは設置されてますが、調理器具や食器用洗剤、スポンジは無いので持参しないといけません。
何故か水道がチョロチョロと流しっぱなしなっていて、タライから水がジャバジャバと溢れていました。
冬じゃ無いから凍結防止でもないけどなんで放置されてるの?
フリースペース
自炊棟と直接繋がっている浴場棟の2階にはフリースペースがあり、ここでテレワークしてる人がいました。
1階には浴場がありますがそれは後ほど。
浴場棟の奥にも別館があって廊下が続いています。
足湯
別館への廊下の途中には足湯があったので入って見ましょう。
足湯は屋外にあり、屋根はかかっているものの大雨で雨が吹き込んできて入る気になれませんでした。
うしるきゅんは足だけじゃなくて全身浸かりたいのよね
別館
別館は2階建てで、相部屋の自炊部と屋内岩盤浴があります。
めちゃめちゃ大きくて複雑怪奇な建物だから迷子になりそうなの・・・
夕食
夕食の時間になったので食堂がある南館に向かいます。
自炊部なのに食事なんて付いてるんだ
本当はトイレ付きの旅客部に泊まろうと思ったんだけど、満室で自炊部しか空いてなかったのよね
南館へは、2階にある旅客部のある本館への渡り廊下を渡ります。
渡り廊下を過ぎたらすぐに階段を上り下りして南館に入ります。
そして階段を降りて1階へ降ります。
降りるとすぐに食堂に到着です。
うしるきゅんファンの皆は分かったよね?
玉川温泉が迷路ってことだけは分かったわ・・・
食事バイキング形式で、湯治宿だけあって野菜中心のメニュー構成でした。メインディシュは肉と魚の2種類から選んで注文する方式でした。
メニューの中には秋田名物のきりたんぽ鍋と稲庭うどんもありました。
新型コロナ対策でビニール手袋をしてからトングで取る方式を取られてました。
めっちゃ人が居るの!コロナ禍とかどうなったの!?
湯治宿のくせに地酒やビールが飲めるコーナーもありました。(別料金)
ま、永遠の17歳のうしるきゅんと、リアルキッズのシャルたんには関係ないんだけどね!
リアルキッズ言うなあ!
とりあえず取れるだけ取ってこのメニュー構成。
メインディシュは肉料理の鶏肉と大根と昆布の煮物にしました。(魚料理は鯖の味噌煮)
ちょっと美味い社食な味で、薄味だと前評判で聞いていたけど普通からちょっと濃い目の味付けでした。
おかわりし放題だから大食漢のシャルたんでも満足だね!
べ、別に私は大食漢じゃ無いわよ!
え〜?上の画像の2回分食べてるのにぃ〜?
うっ、うっさいわね!
温泉
食事の後は温泉に入りましょう。
ph1.2と胃液並みの酸性度があり、日本一の強酸性泉、主成分は塩酸と、劇薬みたいな温泉は如何程に!
脱衣所
脱衣所は広々としていて、15人くらいは着替えられそうです。
棚に乗っかっているプラスチック製の籠に着替えを置く方式でした。
質素で飾り気のない脱衣所で、温泉旅館というより銭湯や日帰り温泉施設みたいな雰囲気です。
本当は撮影禁止だけど、清掃開始時間に頼み込んで撮影許可もらったんだぞ!
洗面所は3基あり、アメニティーは綿棒だけ置いてありました。
非常に酸性が強く、空気中の水分も酸性と化しているため、蛇口が錆まくって黒ずんでボロボロになってました。
温泉成分表にはph1.13と書かれていて酸性度が上がいるんだけど・・・
浴場
天井から浴槽、床まで酸性に強いヒバ材造りの木の温もり溢れる大浴場で、天井がかなり高く取られていて開放的でした。
スーパー銭湯かってくらいたくさんの浴槽がありました。入っても左側手前から、かけ湯、源泉50%、ぬる湯、あつ湯、寝湯があり、右側は源泉100%、気泡湯、弱酸性湯、箱蒸湯、蒸気湯、立ち湯とスーパー銭湯かよってくらいバラエティ豊かです。
浴槽の広さは、源泉50%、ぬる湯、源泉100%が6人くらい入れる大きさで、あつ湯と弱酸性は若干狭く4人くらい入れる広さでした。
入口付近にはかけ湯があり、かけ湯は真水を温めたものでした。
洗い場は入って右側に、4列にそれぞれ3基ずつシャワーが設置されていて、左側は介護者優先洗い場になっていて、2列にそれそれ3基ずつシャワーが設置されてました。
浴槽の手すりは、強酸性のため、鉄でも木でもなく、配管のパイプを駆使して作られたものでした。ですがボルトは金属製で、浴槽の中のボルトは小さくなってました。
源泉50%
まずは源泉50%の浴槽から。
無色透明で粉のような緑色がかっか湯の花が底面の端の方に溜まってしました。
臭いは無臭で、温度は41度くらいでした。
若干ぬるぬるとしていてツルツル感もある肌触りです。入っているうちにピリピリと痛くなるし痒くもなります。
手の洗い過ぎでアカギレができていたのでかなり滲み、入っていても慣れることなくずっと滲みて痛いままです。
日本で2番目の強酸性泉の蔵王温泉(ph1.5)に入浴した時よりも刺激が強く感じます。蔵王温泉だとアカギレでも最初だけ滲みてすぐに慣れるのに。
50%希釈したくらいでは酸性度はそれほど下がらないということでしょう。
PH値は対数だから半分に希釈しても蔵王温泉よりも値が低いのね
ぬるゆ
次に源泉50%のぬるゆに入ります。
39度くらいかなりぬるめの温度で、温度が低いせいかぬるぬるぬる感が増しています。
39度と長く入っていられる温度ですが、入っているうちにチクチクと痛痒くなるのでそんなに長湯できません。それも入ってからチクチクし出すタイミングは普通の温度の方と変わりませんでした。
あつ湯
あつ湯も源泉50%で、温度は43度くらいで刺激が増して入った瞬間からビリビリと来ます。ビリビリとした刺激が収まり、あとからチクチクと痛痒くなってきます。
こちらも無色透明ですが、沈殿している湯の花の量が多く、底面が緑色がかった白色に染まっているほどでした。
寝湯
寝ながら入浴できる寝湯があります。
踝くらいの深さのかなり浅い浴槽で、頭を乗せる部分だけくり抜かれた枕が付いています。
浅くお湯との接地面積が少ないので、長く入って居られます。
温度は42度くらいで、こちらも源泉50%です。
打たせ湯
打たせ湯は、あまり勢いはありませんが、こちらもお湯との接地面積が少ないので、刺激が少なく気持ちが良いです。
しかし、水しぶきが一滴でも目に入ると目が開けられないほど痛くなるので注意です。まさにバルス。
あああああああ!目が目がああああああああ!
立ち湯
立ち湯も源泉50%で、170後半の身長で乳首より少し下くらいの深さがありました。
温度は41度くらいの温度で、無色透明で無臭、底の方に緑がかった粉のような湯の花が沈殿してました。
歩行しながら入るかたちになるので温泉が肌に当たってチクチクします。
蒸気湯
サウナのような蒸気湯があり、入口には真水のかけ湯がありますした
中は4.5畳くらいの広さで、四方を囲むようにベンチが設置されています。
サウナとは違い床下から蒸気が溢れていて、蒸気で室内が霧がかっているほどです。
普通のサウナより湿度が高く、ほんのりと硫黄臭とヒバの香りで充満しています。
少しぬるめのサウナといった温度で、じわじわと汗をかく感じです。しかし、源泉を利用しているので温度が一定ではなく、かなり熱い時もありました。
硫黄臭のする蒸気が全身を包んでいるので、普通のサウナより気持ちが良く感じました。
湿度がかなり高いので、身体が熱くなる前に息苦しさで出てしまいます。
レンズが真っ白になってしまって中は撮れなかったの・・・
箱蒸湯
蒸気湯の隣には、中世の拷問道具のような箱蒸湯がありました。
前面の扉を開けて、上の蓋を開けてそこから顔を出して、扉を閉めて入ります。まさにその姿は拷問される囚人のよう。
中はそれほど蒸されておらず、最初は全然暖かく無いのですが、じわじわと背中の方が暖かくなり、だんだん全身から汗が滴るほど熱くなります。
飲泉コーナー
箱蒸風呂の隣に飲泉できるコーナーがありました。
かなり酸っぱくレモンのような味に、ほんのりと鉄の味がしてあまり美味しくありません。
飲泉は50%に希釈されていて、更にそこから水1:温泉9の割合に希釈して飲むように書かれてましたが、温泉と水道の蛇口を間違えて逆の割合で飲んでしまいました。
だからあんなに薄めたつもりでもめちゃめちゃ酸っぱかったのね!
気泡湯
気泡湯は、床からぶくぶくと泡が出てくるジャグジー風呂でした。
温度は41度くらいで、ボコボコと泡と一緒に水流ができて、温泉が肌に当たり攻撃してくるので、すぐにチクチクと痛み出すので長く入っていられません。
弱酸性の湯
弱酸性の湯は、源泉が10%に希釈された浴槽です。
ほぼ真水のような浴槽で、サラサラとした肌触りで、他の浴槽のようなぬるぬる感はありません。舐めても酸っぱくありませんでした。
酸性が強すぎで上がってもチクチクするので、ここで温泉を洗い流してから休憩するようにしてました。
源泉100%
一通り大浴場を回ったところで源泉100%に入浴してみます。
薄らと白濁していてほぼ無臭、湯口付近だとかなり薄らと軽い硫黄臭がします。しかし、ほんのりとなので、ヒバの香りの方が強く感じます。
ぬるぬるした肌触りで、最初は刺激がなく大したことが無いと思っていたら、入っているうちに急激にチクチクと痛痒くなって来ました。それも源泉50%の浴槽よりもかなり強く。
アカギレはもちろんのこと、、ちょっとしたささくれや、肌と衣類が擦れた部分だけでもチクチクと痛く、上がると内出血して赤いブツブツができているほどです。
ぬるめの温度で39度くらいです。普通の温泉ならのぼせることなく、長く入っていられますが、こちらの温泉だと身体中がチクチクと痛み出して、2分も入っていられません。
温泉に入って内出血したのは初めてだぞ!
さーて、お風呂掃除が始まったことだしお部屋に戻ろうっと!
1時間以上入っても身体が温まらず、初日だけ3回も入ってしまいました。
体力が奪われる温泉と聞いていましたがそれほどでもありませんでした。蔵王温泉の方がぐったりと疲れるくらいです。
朝食
朝食もバイキング形式で野菜中心のメニューでした。
夕食と比べると薄味であっさりとしていました。
ヨーグルトとコーヒーもあったの!
屋内岩盤浴
館内には、屋内岩盤浴があったのでフロントで予約して入りに行きます。
岩盤浴では備え付けの浴衣や普段着着用は認められておらず、岩盤浴用の作務衣か、持参のジャージかスウェットじゃ無いと入れません。
ちなみに岩盤浴用の作務衣は400円でレンタルできます。
屋内岩盤浴は大浴場棟から奥に進んだ別館にあります。
階段を半階降りたところに浴場があり、ベッドのような正方形の岩盤が並べられていました。
入口にゴザがあり、それを岩盤の上にを敷いて寝ます。
岩盤からはラジウム放射線が出ていて、微量や放射線を浴びることで身体に良い効果があるようです。
サウナのようにすぐに熱いと感じるわけではなく、じわじわとくる熱さです。炎天下の中、コンクリートの上に寝かされているような感じです。
30分くらいで汗がダラダラと垂れてきました。
撮影禁止だから公式サイトの写真でゆるちて・・・
昨日からずっと大雨でしたが、夕方になり雨が止んだので外出してみました。
地獄谷を見たり、熊が出没する遊歩道を通って新玉川温泉まで散歩したりしました。
本当は昼間に新玉川温泉に日帰り入浴する予定だったのよね・・・
夕食2日目
散歩を終えて夕食にしました。
毎日メニューが変わり、2日目の夕食ははたはたの寿司以外、秋田名物はありませんでした。
今日は、白身魚と野菜のホイール焼きと、巨大焼売だったので魚料理にしました。
はたはたの寿司は押し寿司で生ではありませんでした。硬めでゴムみたいな食感で酸っぱかったです。
癌患者が多いから生魚は出さない方針なのでしょうか?
ホイール焼きにはチーズが入っていて芳醇な味で、味噌がコクを与えているます。秋田名物が減らされてましたが、2日目の夕食の方が好きでした。
朝食3日目
最終日は朝食を食べて、チェックアウトギリギリまで温泉に入りました。
最終日の朝には、アカギレがすぐに瘡蓋になって痛くなくなった代わりに、金玉が痛くて仕方がなかったの
ph1.5〜1.9の強酸性の蔵王温泉に入り続けてもそんなことなかったのに・・・
ま、金玉が痛くても新玉川温泉には入るんだけどね!
レディーの前でなんてこと言ってるのかしら!?
泉質・料金・アクセス・地図
泉質 | 酸性-含二酸化炭素・鉄(Ⅱ)-塩化物泉(等張性酸性高温泉) |
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源泉 | 玉川温泉(大噴) |
泉温 | 97.3℃ |
PH値 | 1.13 |
日帰り入浴時間 | 10:00~15:00(最終受付14:30) |
定休日 | 12月~4月 |
日帰り料金 | 大人800円、小人400円、未就学児無料 |
アクセス | 田沢湖駅から羽後交通「急行玉川線」で『玉川温泉』バス停下車すぐ 田沢湖駅から羽後交通「急行八幡平線」で『玉川温泉』バス停下車すぐ 田沢湖駅から秋北バス「鹿角花輪行き」で『玉川温泉』バス停下車すぐ 鹿角花輪駅から秋北バス「田沢湖駅前行き」で『玉川温泉』バス停下車すぐ |
場所 | |
詳細 | 【楽天トラベル】【じゃらん】【るるぶ】 |
最後まで読んでいただきありがとうございました♡