前回、御徒町で羊肉中華を食べて以来、中国東北料理がクセになったわたくし。
中華料理の総本山といえば横浜中華街。
そんな横浜中華街にも中国東北地方の料理が食べられるんじゃないかと、調べたところ「東北人家 新館」がヒットしたので行ってみることにしました。
中国東北地料理とは?
中国東北料理とは遼寧省、吉林省、黒竜江省(ロシア、モンゴル、北朝鮮)と隣接してる辺り)の料理です。
羊肉やパクチーをふんだんに使用したエクスニック全開なのが特徴で普通の中華料理とは一線を画す料理です。
アクセス
最寄り駅は、みなとみらい線の元町・中華街駅です。
元町・中華街駅の1番出口から道路を渡って「朝陽門」を潜ります。
山下町交番(すしざんまいの看板)の交差点を右に進みます。
「福満園」という中華料理屋のある角の左を進みます。
道を真っ直ぐ進んでいくと左側に今回紹介する「東北人家 新館」が見えてきます。
店内に入ると、鹿なのかトナカイなのか分かりませんが、そのような獣の頭蓋骨が飾られてました。
客層は、観光客ばかりの横浜中華街では珍しく常連っぽい中国人率が高いです。
中華街に来る観光客向けの店と言うより、中華街に住んでる中国人向けの店なんだろうと思います。
横浜中華街の「東北人家 本館」でカエル料理を食べさせられたわ!【神奈川県横浜市】
メニュー
ランチメニューは、曜日(月火・水木・金土日)で変わります。
個人的には、羊肉などを使用した中国東北料理が食べられる鍋ランチをお勧めします。
この店で食べてる中国人は十中八九鍋ランチを食べてますしね。
鍋の方が本場に近い味なんだろうと勝手に思ってます。
ラム肉と野菜のサンラー鍋
ラム肉とチンゲン菜ともやしが入った、ほんのりと酸味と甘みがあり辛いスープの鍋です。
セットでライスとザーサイと杏仁豆腐が付いてきます。
鍋は厨房で調理されたものが運ばれてきて、店員が固形燃料に着火して常に熱々の状態で食べられるようになってます。
最初は、取り皿も何もなく、箸でつついて食べるものだと思ってましたが、熱すぎる!!
舌が火傷しそうなので、店員におたまと取り皿を持ってくるように言ったら、「あ、忘れてた!」みたいな顔されました。忘れてたのね。
スープは、黄色っぽい色をしていて、中華料理と言うよりエスニック料理のような見た目。
ほんのりと酸っぱく、ほんのりと甘く、赤青両方の唐辛子の輪切りが入ってるので辛いです。見かけに寄らずあっさりしています・。
ラム肉の出汁が染み出していて羊肉特有の味もします。
ラム肉の出汁のせいか、中華料理と言うよりエスニック料理のような味付けですね。
ラム肉は、ちょっと羊特有のクセがちょっとある肉で好き嫌いがはっきりしそうな味です。私は好きですけど。
バラ肉のように薄い肉ですが、柔らかく羊肉の美味さが凝縮されていて美味しいです。
このラム肉から出汁が染み出しててスープが羊肉の味のなんですかね?
チンゲン菜は、羊肉の味が染み出たほんのり酸っぱいスープの旨みを染み込んいてしんなりとしています。
ラム肉と一緒に食べるとラム肉のクセを和らぎつつ、スープの味が口の中に広がり、この鍋が一層美味しくなります。
もやしとタケノコのザーサイです。結構辛いです。
もやしがシャキシャキ感とタケノコがザクザク感の組み合わせと辛めなのが最高です。
この鍋には大量のラム肉が入っていて食べ進めていくとクドく感じます。
そんな時にザーサイを食べて口直し!
締めに杏仁豆腐です。
普通の杏仁豆腐ですが、大量のラム肉でクドく感じる舌には最強の口直しですね。
普通の杏仁豆腐の2倍美味しく頂きました!
羊内臓と高菜のサンラー鍋
羊のレバーっぽいのとハチノスっぽいのと高菜の入った鍋です。
こちらも同じく、セットでライスとザーサイと杏仁豆腐が付いてきます。
ブログのネタの飯テロ投下 pic.twitter.com/TpGsVbcyki
— 漆うしる (@UrushiUshiru) 2018年3月25日
こちらも同じく厨房で調理されたものを運んできて店員が固形燃料に着火!
グツグツ煮えたぎってます!
まず手始めに羊のレバーっぽいのから(多分レバー)
ちょっと弾力があってふんわりとした食感。
羊肉の特有のクセを還元濃縮したような、羊肉のすべてを出し切ったような味です。すごく濃い味の肉。
羊肉が好きな人は大好きで、嫌いな人は大嫌いなんだろうと思われるほど、羊肉の濃さを感じます。
すごいクセのある肉ですねえ。私好きよ、こういうクセが強いの。
今度は、ハチノスっぽいような肉です。
コリコリと言うホルモンのような食感ですが、繊毛のようなものがフワフワしていて不思議な食感。
見た目はすごくクセのありそうな肉ですがかなり淡泊でくせがありません。
先程のレバーと違い、羊肉を食べてるような感じはしません。
羊肉が嫌いでも、焼肉で内蔵系の部位が食べられる人なら食べられると思います。
ラム肉と野菜の鍋と同じくサンラースープですが、本当に同じスープか?ってくらい味が違います。
羊内臓の脂が染み出してるのか、かなりこってりとしています。
ほんのりと酸っぱく高菜の塩気が出ていてしょっぱいです。
そして、赤青両方の唐辛子の輪切りが入っていて辛い!ラム肉と野菜の鍋よりも辛く感じました。
高菜の塩気が強く羊肉独特の味があまりしないので、ラム肉と野菜の鍋よりはエスニック感はありません。
この鍋も大量に羊の内臓が入っていてボリューム満点です!
その分、食べ終えた時のクドさも凄い!スープもこってりなので尚更です。
そんなクドくなった舌を締めの杏仁豆腐で癒して終了です♪
店舗詳細
関連ランキング:中華料理 | 日本大通り駅、元町・中華街駅、石川町駅
まとめ
普通の中華料理に飽きた!
エスニック料理大好き!
というような方には、かなり最高超絶におすすめなお店です。
そうではない方も、中華街では珍しい中国東北地方の料理を食べに行ってみてはいかがでしょうか?
漆さん?
中華料理といったらゲテモノの宝庫ですよね?
ゲテモノ実食レビューってやらないんですか?
ゲテモノの食リポするためにブログ開設したわけじゃないのでやる訳ないじゃないですか
そもそもゲテモノ好きじゃないですし
やらないんですか?
やらないんですか?
しつこいなあ・・・
最後まで読んでいただきありがとうございました!