元IT土方の供述

男の娘バーチャルブロガーがお絵描きしたり、深夜バスに乗ったり、旅行に行ったりするブログだぞ!

元IT土方の供述

小原温泉『岩風呂 かつらの湯』洞窟みたいな温泉に入浴してきましたの!

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク

f:id:UrushiUshiru:20200403113629j:plain

みんなー!うしるだよー☆

 

宮城県の東北本線「白石駅」にやって来たんだ!

 

1週間以上前の話だけど・・・

 

今回はねえ!宮城県白石市の山奥にある小原温泉ってところに入浴してきたんだぞ!

 

刮目して見てね♡

 

 

小原温泉とは

小原温泉はこんな感じの温泉だぞ☆

  • 宮城県白石市の山奥にある温泉
  • 白石駅から8km、白石蔵王駅から9km離れた山奥にある
  • 目に効能のある温泉で「目の小原」と言われてる
  • 共同浴場が1ヶ所、温泉旅館が2ヶ所しかない秘湯
  • 公共交通機関は白石市民バス七ヶ宿町営バスといったコミュニティーバスでしか辿り着けない
  • 土日祝は白石市民バスが運休して七ヶ宿町営バスの3本しかない

 

小原温泉へバスで向かいますの!

f:id:UrushiUshiru:20200404190447j:plain

白石駅からは白石市民バス・・・バス!?に乗り換えて小原温泉を目指します。

 

これバスじゃなくてワゴン車だよね?どこからどう見てもバスじゃないよね?

 

白石市民バスと車体に書かれておるからバスなのじゃろ

 

f:id:UrushiUshiru:20200404190503j:plain

バスは、右に2列シートが3つ、左に1列シートが3つ、一番奥が5列シートの無理矢理7人乗りにしたようなギツギツの車内でした。

もちろん運賃箱(強化プラスチック製の箱)も設置されてます。

 

うしるきゅんたち以外に誰一人乗ってないような空気輸送バスだから、ワゴン車に格下げされたってこと?

 

f:id:UrushiUshiru:20200404190607j:plain

バスは市街地を抜け山を登り始めました。

 

f:id:UrushiUshiru:20200404190626j:plain

住宅すら見えないような山岳地帯に突入していきました。こんな山奥の温泉かなり久しぶり。

 

あんれー?駅を発車してから一切アナウンスも無いけどどうやって降りればいいのこれ?

 

おい!今、小原温泉バス停を通り過ぎよったぞ!

 

な、なんだって!?

 

ピンポーン!

 

うしるきゅん降りまーす!!

 

f:id:UrushiUshiru:20200404190532j:plain

小原温泉バス停のひとつ先の「スパッシュランド前」バス停で下車する羽目になりました。

 

もう!なんのアナウンスも無い上級者向けバスだなんて聞いてないぞ!

 

f:id:UrushiUshiru:20200404190655j:plain

スパッシュランドは、プールや温泉、レストランがある公営の複合施設です。新型コロナウイルスの影響で訪問した日から休館してるようです。

 

てっきり廃業した公営施設かと思ったぞ・・・

 

f:id:UrushiUshiru:20200404190941j:plain

ここまでのバスがワゴン車なのも納得なほど狭い山道を戻っていきます。

こんな細い山道、山形の姥湯温泉行って時のことを思い出しちゃうのよね。

 

熊が出ないか怖いよう・・・

 

f:id:UrushiUshiru:20200407024443j:plain

麓の方を見るとこじんまりとした、小原温泉にある旅館の建物と、白石川が見えました。

 

f:id:UrushiUshiru:20200404190847j:plain

山道を進んでいくと上の湯旅館と言う廃旅館の建物がありました。

 

昔は上の湯、中の湯、下の湯なんてあったのかな?

 

今はホテルいづみやと旅館しんゆの2ヶ所しかないけど・・・

 

 

f:id:UrushiUshiru:20200404190958j:plain

道を真っ直ぐ進んでいく、如何にもと廃墟のようなコンクリ製の建物がありました。

 

これが中の湯か下の湯だった建物?

 

f:id:UrushiUshiru:20200404191017j:plain

建物には小原温泉駅と書かれていて、下車する予定だったら「小原温泉」バス停らしいです。

 

看板には宮城交通って書かれていて、昔はちゃんと宮城交通の路線バスが走ってたのね

 

ところで、バス停なのになんで小原温泉駅なの・・・?

 

f:id:UrushiUshiru:20200404191112j:plain

 建物には昭和で時が止まったような広告が貼られてました。

 

f:id:UrushiUshiru:20200404191131j:plain

中は古びたベンチや灰皿が設置されていて、昭和で時が止まったような雰囲気でした。

現在は使用されてないのかと思ったら、ちゃんと清掃されていて、現役で待合室として使用されてました。

 

f:id:UrushiUshiru:20200404191212j:plain

今回入浴するかつらの湯へは、バス停脇の階段を降りて、底から更に下り坂を下って行きます。

昭和を通り越して大正から時代が止まってるような郵便局跡がありました。

 

f:id:UrushiUshiru:20200404191234j:plain

坂を下って行くと工事車両がたくさん停車していたり、建材が置かれている更地がありました。

 

あれ?めっちゃ工事してるけどどういうことなの・・・?

 

f:id:UrushiUshiru:20200404191250j:plain

3年前に廃業した旅館「かつらや」の解体作業が行われてました。

 

スパッシュランドからこっちに向かってる時に見えてた旅館って潰れてたのね・・・

 

f:id:UrushiUshiru:20200404191308j:plain

更地の一番奥まで行くと右に逸れる道があるので真っ直ぐ進んでい行きます。

 

f:id:UrushiUshiru:20200404191408j:plain

道を真っ直ぐ進んでいくと赤い吊橋が見えてきました。吊橋が見えてきました。

 

f:id:UrushiUshiru:20200404191343j:plain

橋の辺りまで来るとかつらの湯の建物が見えてきました。

 

『岩風呂 かつらの湯』にやって来ましたの!

f:id:UrushiUshiru:20200404191441j:plain

いよいよ、かつらの湯に到着です。

受付で入浴料を支払い更に奥の方へ・・・。

 

ふう・・・遠かったでござる・・・

 

貴様がバスを乗過ごさなかったらもっと近かったぞ

 

f:id:UrushiUshiru:20200404192006j:plain

温泉のすぐそばには白石川が流れていて、川のせせらぎと鳥のさえずりが響き合わってました。

 

f:id:UrushiUshiru:20200404191457j:plain

受付から奥に進むと浴場の小屋が見えてきました。
土足厳禁なのでここでスリッパに履き替えます。

 

f:id:UrushiUshiru:20200404191511j:plain

暖簾をくぐると浴場になります。

男女別で、手前が男湯で、奥が女湯になります。

 

洞窟みたいな温泉って聞いたけどどんなのかなあ?

 

浴場

f:id:UrushiUshiru:20200404191611j:plain

暖簾をくぐると下り階段があり、その先に岩場を掘ったような所に浴場がある野趣あふれる温泉でした。

 

洞窟の中に風呂と脱衣所があるようなすんごい雰囲気の温泉だぞ!

 

オラ、ワクワクすっぞ!!

 

f:id:UrushiUshiru:20200404191950j:plain

洞窟のように見えますが、岩場を掘った穴なので屋根が設置されてます。

 

f:id:UrushiUshiru:20200404191640j:plain

脱衣所は棚式で、籠の類も無い、いかに共同源泉って感じの雰囲気です。

f:id:UrushiUshiru:20200404191905j:plain

脱衣所の一番奥の方は岩が迫り出していて、湧き水がぽちゃぽちゃと垂れてくるので

 

ひゃん!冷たい!!

 

f:id:UrushiUshiru:20200404191742j:plain

洗い場が無さそうな雰囲気ですが、階段の横に扉付きの洗い場があります。

 

f:id:UrushiUshiru:20200404191838j:plain

洗い場には、シャワーとカランが1基設置されていて、バスチェアと桶も1つだけ設置されてました。

 

f:id:UrushiUshiru:20200407024338j:plain

ここの温泉は下水も無ければ浄化槽もないから、そのまま川に垂れ流しなんだぞ!

 

だから石鹸を使っちゃメッ!なんだぞ!絶対だぞ!!

 

f:id:UrushiUshiru:20200411232832j:plain

洗い場と浴槽の間には、湯だめみたいなのがあり、ほんのりと硫黄臭がしました。

桝が置かれていて飲泉できるようです。

湯だめから常にお湯がオーバーフローしていて、洗い場がびちゃびちゃになってました。

 

f:id:UrushiUshiru:20200404191727j:plain

浴場には6人くらいが入れる浴槽が一つだけありました。かなり深めで、座ると鼻の辺りまで水没してしまうほどです。

かなり熱めでビリビリと肌を刺すので、入り始めは躊躇してしまうほどでした。

 

f:id:UrushiUshiru:20200403113730j:plain

無色透明でほんのりと土臭さのある温泉でしたが、湯だめで感じた硫黄臭は一切しませんでした。そして、湯の花の舞う温泉らしいですが、何も舞ってない透明度の高い温泉でした。

 

f:id:UrushiUshiru:20200404191715j:plain

ph7.9の弱アルカリ性泉らしいですが、ほんのりとトロトロ感を感じるくらいで、キシキシと肌に引っ掛かる感じが強く、サラサラと肌に馴染むさっぱりとした肌触りの温泉です。肌触り的には鳴子温泉にある旅館姥乃湯の弁慶風呂の肌触りに近いです。

 

f:id:UrushiUshiru:20200411233411j:plain

浴槽の脱衣所側に鉄製の蓋がされていて、そこからプクプクと気泡がが浮いてました。

 

もしかして、その蓋の下に源泉があるの?

 

若干この辺りが熱い気がするし

 

 

吊橋

f:id:UrushiUshiru:20200404192051j:plain

温泉に入った後は、傍にある吊橋を渡ってみようと思います。

 

f:id:UrushiUshiru:20200404192123j:plain

橋の上からは白石川と旅館かつらやの建物が見えました。

 

この旅館解体されたら温泉街って言うよりただの山奥だよね・・・?

 

f:id:UrushiUshiru:20200404192135j:plain

反対側(北側)を見るとかつらの湯の建物が見えました。

 

f:id:UrushiUshiru:20200404192153j:plain

橋を渡った先には東屋がありました。

 

f:id:UrushiUshiru:20200404192225j:plain

東屋の脇から遊歩道が伸びているのですが、去年の台風19号の影響のせいか通行止めになってました。

 

お、おう・・・

 

f:id:UrushiUshiru:20200404192258j:plain

遊歩道が通れないので戻ろうと思います。

 

f:id:UrushiUshiru:20200404192307j:plain

あんれー?白夜たんまだ渡れてないの~?

 

まっさか白夜たんが高所恐怖症だなんてねえ?

 

おい貴様!揺らす出ないぞ!!

 

ほ~ら、ほ~ら♪

 

グサッ!(←薙刀が刺さる音)

 

川底へ落ちろ!!

 

ああああああああ!

料金・営業時間・アクセス

泉質 単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
源泉 目の湯
泉温 53.2℃
PH値 7.9
営業時間 8:00~18:00
定休日 不定休
料金 大人:200円、子供:100円
アクセス 東北本線「白石駅」から白石市民バス「きゃっするくん」小原線で「小原温泉」バス停で下車、徒歩10分
東北新幹線「白石蔵王駅」もしくは、東北本線「白石駅」から七ヶ宿町営バス七ヶ宿白石線で「小原温泉」バス停で下車、徒歩10分
場所

 

最後まで読んでいただきありがとうございました♡