みんなー!うしるだよー☆
うしるきゅんはねえ!岩手県の盛岡駅にやって来たんだ!
今回はねえ!藤七温泉って言うガチ秘湯にお泊まりするんだ!
すんごい所にある、すんごい温泉だから刮目して見てね♡
- 藤七温泉とは
- 無料送迎バスで藤七温泉を目指しますの!
- 『藤七温泉 彩雲荘』にやってきましたの!
- ロビー
- 休憩所
- トイレ
- 客室
- 男女別露天風呂
- 携帯電話の電波が入る場所
- 夕食(1日目)
- 混浴露天風呂
- 朝食(2日目)
- ドラゴンアイを見に行きましたの!
- 夕食(2日目)
- ご来光露天風呂
- 混浴露天風呂(3日目)
- 朝食(3日目)
- 無料送迎バスで盛岡駅に帰りますの!
- 泉質・料金・アクセス・地図
藤七温泉とは
- 岩手県八幡平市の八幡平の麓、標高1400mの所にある秘湯
- 彩雲荘のみの一軒宿
- 東北地方最高所にある温泉
- 携帯電話の電波が届かない所にあるガチ秘湯
- 足元湧出の混浴露天風呂が有名
- 泥パックができるほど湯の花の泥が沈殿している
- 10月中旬から5月上旬まで雪に閉ざされ閉業
つまり!個性を個性で上塗りしたようなすんごい温泉なんだぞ!!
無料送迎バスで藤七温泉を目指しますの!
盛岡駅西口から、藤七温泉を含めた、八幡平温泉郷の宿泊者専用の無料送迎バスが出ています。これに乗車して藤七温泉を目指します。
ちなみに日帰り入浴の場合は、季節限定運行の八幡平自然散策バスで行けるんだぞ!
おお!しゅごい!!岩手なのに富士山が見えるの!
今日から君もふっじさんだっ!!
これは岩手山じゃぞ!!
グサッ!
あああああ!間違いを指摘するのに、わざわざ薙刀で刺さないでよう!!
バスは盛岡駅西口を出発して1時間ほどして、八幡平ビジターセンターの駐車場に到着しました。
なんじゃ、藤七温泉はここから歩いていくのか?
ノンノン♪ここから藤七温泉の送迎バスに乗り換えるんだぞ!!
バスじゃ無くて、このボロいワゴン車なんだけどね!!
バスより酔いそうではないか!それに車内が臭うぞ!!
グサッ!
これでしか行けないし、この臭いは温泉の臭い(硫黄臭)だよおおおお!いっつも嗅いだるでしょおおおお!!
おお!こ、これはなんぞ!?
ロボット兵が眠ってて、旧約聖書にあるソドムとゴモラを滅ぼした天の火を撃ち放ちそうな要塞が見えるの!!
この要塞みたいな廃墟は、松尾鉱山の労働者が住んでいたアパート群で1万7千人が住んでいたそうです。松尾鉱山が閉山されて今は誰一人住んでないがね。
今は誰も住んでない?それでもラピュタは滅びぬ、何度でも蘇るさ!
貴様のアホ面には、心底うんざりさせられる
グサッ!
あぁぁ、目がぁ、目がぁ〜〜〜あああああああ〜〜〜〜!!
おい!外を見ろ!山並みが同じ目線に見えるくらいまで登って来たぞ!
白夜たんのバルスを喰らって見えないよう!!
『藤七温泉 彩雲荘』にやってきましたの!
八幡平ビジターセンターから50分、盛岡駅西口から約2時間ほどで藤七温泉に到着しました。
標高1400mだけあって、盛岡駅では半袖でも暑いくらいだったのに、藤七温泉では長袖じゃないと寒いくらいでした。
なんじゃ、このボロ宿は!?とても1泊1万円以上する宿に見えんぞ!
シー!そんなこと言わないの!!温泉がしゅごいんだから!
うしるきゅんも初めて来たけど・・・
サイクルコンピュータで盛岡駅西口から藤七温泉までのルートを計測しましたが、距離にして約70kmも離れていました。関東で言えば東京駅から三浦半島の先端の城ヶ島、関西で言えば京都駅から神戸駅に匹敵する距離です。
四国一個分の面積のある県だけあって、盛岡市の隣の市の温泉でもこんなに遠いの!!
ロビー
フロントは温泉旅館とは思えないほど質素で無骨、病院の売店かってくらい質素です。
ロビーには、売店が併設されていて、土産物が売られています。
この雰囲気がより病院の売店っぽいの
売店では湯あみ着が販売されています。
女性客は全員これを来て入浴してました。混浴だし、客室からも、側の道路からも、崖崩れ補修の工事現場からも丸見えだし。
白夜たんは見られても困らないから、もちろん着ないよね?
グサッ!
あああああ!
ビールや地酒も販売されていて、夕食で飲酒する際はここで購入します。
休憩所
ロビーから廊下を進み、客室がある2階に上る階段の側に休憩所があります。
テレビ付きで山小屋ののうな雰囲気の休憩スペースです。
ドコモだと電波がここで入りますが、au、ソフトバンク、楽天モバイルは入りません。
休憩所には自販機が設置されていました。
山奥のガチ秘湯なのでペットボトル1本200円取られるのかと思いましたが、缶ジュース120円から、ペットボトル130円からと普通の値段でした。
大型バスもダンプカーも通れるような大きな道路だから普通なのかな?
トイレ
トイレは、塩化ビニールパイプの蛇口をひねって水を流す方式でした。蛇口をひねり過ぎると勢い余って便器の外に水が飛び散るので注意が必要です。
あっぶね!うしるきゅんの腓腹筋におしっこ水がひっかかるところだったの!!
客室
湯治宿のような質素な雰囲気の廊下で、歩くとドスドスと振動が響き渡るほどです。
うしるきゅんが止まるお部屋はここだぞ!
そう!18号室チングルマ!!
チングルマは高山植物の名前で、扉の前に貼られたこの写真のお花です。こんな可愛らしいお花なのに、どうしてこんな卑猥な名前を付けられたの?
ちなみに、チングルマだけじゃ無くて、客室全てに高山植物の名前がついてるんだぞ!
客室は6畳の湯治宿っぽい鄙びた部屋です。
ちなみに藤七温泉には湯治部も自炊部もありません。
ボロい建物なので、廊下から足音が響くのはもちろん、振動もしっかりと伝わってきます。
藤七温泉まで電気が通っておらずら自家発電なのと、空気中の硫黄成分で家電製品がすぐに壊れてしまうので、客室にはテレビも冷蔵庫もエアコンもありません。
テレビもエアコンもなくて、秋田の玉川温泉の自炊部を思い出すボロさなの
コンセントはちゃんとあるので、スマホの充電はできます。
客室には、浴衣、タオル、歯ブラシ、足袋、バスタオルが備え付けられていました。
そして、宿泊者特典として、藤七温泉温泉名物の「味付黒温泉卵」が付いて来ました。
おんせんたまごあからは、焼き焦げたような香ばしい香りがしました。
黄身まで固まりつつあるくらいの硬めの茹で加減でした。ほんのりと塩味がありました。
ラーメンに入れて食べたい温泉卵だったの!
向かいの客室(コゼンタチバナ)が空いていたので覗いて見ました。
※翌日清掃後撮影
8畳の部屋で、こちらもテレビ、冷蔵庫、エアコンがありません。
隣の部屋(イワカガミ)も空いたので覗いてみました。
※翌日清掃後撮影
こちらは10畳の部屋で布団が4つも置かれていました。
2階の一番奥には洗面台とトイレが設置されています。洗面台の脇のテーブルには、水が入ったピッチャーと、お湯が入ったポットが置かれていました。
ちなみに宿泊した日は水道工事の影響で、2階の洗面台とトイレが使えませんでした。
男女別露天風呂
さーて、まずは手始めに男女別の露天風呂に入ろうっと!
ん?ん!?扉が外れて閉まらないよう!!
脱衣所
脱衣所は、木造の掘建小屋で3人くらい着替えられる広さでした。標高が高くて紫外線が強いからか笠が置いてありました。
扉の立て付けが悪くよく外れます。
そして浴場側の扉もよく外れます。
んんんんん!外れて直らないよおおおおおう!!
浴場
露天風呂には、6人くらい入れる広さの木造りの浴槽が一つありました。
ちなみに洗い場はありません。
めちゃめちゃ開放的で山々が一望できると同時に、道路からも丸見えでした。
ちなみに早朝には入浴しながらご来光が見られます。ご来光露天風呂は後ほど。
もう!こうなったら自慢のボディを見せつけるしかないね!!
アブドミナル・アンド・サイ!
からの!
サイドチェストオオオオオ!!
遠くの山並みが見えるくらい超開放的だと、逆に丸出しでも恥ずかしくないよね!?
え?いっつも恥ずかしげも無く丸出しだろって!?
湯口からは、ドバドバと温泉が注がれていて、硫黄とメタンガスが混ざったようなエゲツない匂いがします。
勢いよく温泉が注がれていますが、浴槽の中に排水溝があるので、オーバーフローはしていませんでした。
温泉は、硫黄泉らしい、エメラルドグリーンがかった乳白色でした。見通しは30cmほどの濁り具合です。
段差には、粉状のエメラルドグリーンがかった湯の花がいっぱい積もってました。
酸性泉らしいツルツルサラサラした、さっぱりとした肌触りです。ph3.7の弱酸性泉なので湯上がりにチクチクせず、湯上がりもさっぱりです。
硫黄臭とメタンガスが混ざったような匂いがしっかりと感じます。
動画も撮ったから刮目して見てね♡
携帯電話の電波が入る場所
館内はスマホの電波が入らないので外に出てみました。
外に出て、速度制限40の標識の近くまで、道を下ると電波(au)が入りました。
ちなみにここからだと、男女別の露天風呂(特に男湯)が丸見えでした。
夕食(1日目)
ロビー脇にある食堂で夕食後です。
夕食は18時~20時の間に食堂にて行われます。
テーブル席の他にお座敷もあります。
バイキングのテーブルが置かれてないのと、部屋そのものが広いので、お座敷の方が圧倒的に広かったです。
夕食はバイキング形式です。
バイキングは山奥の秘湯だけあって山菜が中心でした。
山菜の他にも以下のメニューがありました。
ひっつみと言う小麦粉で作った団子が入った岩手県名物のひっつみ汁。
山を登った2km先が秋田県だからか稲庭うどんもありました。
山菜の天ぷらもありました。
盛り付けするとこんな感じ。
山菜中心で別な意味で茶色い夕食となりました。
こんな健康そうな茶色い食事は初めてなの!!
焼き魚はいわなの塩焼き。
ほどよい塩味で淡白な白身、身が解れやすくて思ったより食べやすかったです。
鹿肉と山菜の生姜和え。
味噌、生姜、味醂の味でかき消され牛肉との違いが分かりませんできた。むしろ、鹿肉は、これくらい調味料で味をかき消さないといけないほど、癖が強いのでしょうか?
ニジマスの刺身で、八幡平市で養殖された八幡平サーモンです。
見た目は鮭の刺身。そして、味はとろりと脂っこくまさに鮭の刺身です。川魚だけあって、ウナギみたいにちょっと土っぽい味がしました。
天ぷらはアカシアの花、アスパラ、みずの葉の3種類です。
アカシアの花はめっちゃサクサクしていて、ほぼ無味です。
みずの葉は、シソの葉として出されても普通に騙されるくらい違いがわからない、サクサクとしたシソの天ぷらのような味でした。
なんだかんだアスパラが一番美味しかったの!
よもぎ豆腐は、もちもちしんなりとした食感です。何も付けないで食べると、よもぎの味がダイレクトすぎるほどよもぎでした。
醤油を付けると、何かが違うような、相性が良くないと言うか、違和感がありました。むしろ、砂糖の方が合いそうです。
デザートはフルーツとミニ大福がありました。
ミニ大福は中にタップリとゴマの餡が入っていました。
苦味の強い餅米を使用しているのか、ゴマ餡が苦いのか、結構苦味が強かったです。
さ〜て!夕食の後は、藤七温泉名物の混浴露天風呂に入っちゃうぞ!!
ん?こ、これは太くて硬くて暴れっぱなしのビッグマグナムじゃないか!?
うしるきゅんのビッグマグナムとどっちが大きいか勝負しないと!!
ここは脱衣所ではないぞこの変態筋肉ダルマ!それに貴様の完敗じゃ!!
グサッ!
身も心にも薙刀を突き付けないでえええええ!!
脱衣所から内風呂を通って混浴露天風呂に向かいます。
ちなみに内風呂は、足を入れただけで飛び跳ねるほど熱くて入れませんでした。
あっつ!あっつ!!
混浴露天風呂はめちゃめちゃ真っ暗でした。
どうりで貸切状態だと思ったよ!!
うおっ!寒っ!!6月だってのに寒いよう!!
一の湯は、ニの湯、三の湯、四の湯、藤八の湯が並んだエリアから少し山を登った先にあります。しかし灯りの類は無く暗すぎて道が見えません。
野生動物見たいに夜目が効かないから行けないよう!!
どの浴槽もぬるめかつ、高所で気温が低いので、入っていても身体が温まりません。
その中で唯一、ニの湯だけが温かいのですが、寝湯かってくらい浅く、寝ながら入ってました。
夜空がめっちゃ綺麗なの!
でも見惚れてると鼻の穴に温泉が入って悶絶しちゃうの・・・
ちなみに、藤八の湯が一番ぬるく、ぬるいを通り越して冷たかったです。
福島の微温湯温泉かってくらいぬるかったの
夜の混浴露天風呂は微妙だったの・・・
さっさと寝て、早朝にリベンジだ!!
混浴露天風呂
翌日、目覚ましが鳴って飛び起きたら夜中の3時半。アラームは5時に設定していて、夢の中で目覚ましが鳴ったとかいうよくわからない状況で起床しました。
脳内アラームで1時間半早く叩き起こされるほど、昨日の混浴露天風呂が心残りだったのね・・・
混浴露天風呂は、玄関を出た廊下の先にあります。
廊下の途中には、湯あみ着用の二層式洗濯機が設置されていました。
こ、これは!?
ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃねーか、完成度高けーなオイ!
いちいち、ここで反応するな!!
グサッ!
あああああああ!!
脱衣所
脱衣所は、薄暗く歩くとドスドスと振動が響き渡るほど古かったです。
脱衣所には、洗面台はなく、着替えを置く棚と籠があるのみでした。
内風呂
脱衣所から扉を開けると内風呂があります。
6人くらい入れる浴槽が一つだけありました。
洗い場は、塩化ビニール製のパイプのカランが3基あるだけで、シャワーの類はありませんでした。
水のカランとお湯のカランで温度を調整すると言う面倒くさい方式でした。ちなみにお湯はほぼ熱湯なので注意です。
カランが熱湯と水で温度調整が難し過ぎて、桶で浴槽からお湯を掬って身体を洗ってたの
湯口はどことなくマグナムチックなデザインでした。
どんだけ我慢してたの?ってくらいドバドバと温泉が注ぎ込まれていました。
この湯口、入口の前にあったネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲を意識したのかなあ?
夜はかなり熱くて45度くらいあったのですが、朝は42度くらいの適温に下がっていました。
エメラルドグリーンがかった乳白色に濁っていて、見通し15cmくらいの濁り具合でした。
温泉からは、メタンガスと硫黄臭が混ざったような匂いがします。特に湯口付近が匂いが強かったです。
ツルツルサラサラしたさっぱりとした肌触りでした。
匂いも肌触りも、男女別露天風呂の温泉と基本的に一緒でした。
動画も撮ったから刮目して見てね♡
露天風呂
夜は真っ暗でよくわかりませんでしたが、ゴツゴツした斜面に浴槽が点在している、湯畑のような露天風呂でした。それもこの露天風呂全てが足元湧出で、まさに湯畑に直接入浴するようなもの。そして、6月だと言うのに積雪が残っていて、夏の景色ではありません。
ちなみに内訳はこんな感じです。
一の湯だけ、少し山を登った離れたところにあるので、この写真には写ってません。
女湯が全然囲われてなくて丸見えなの!
女湯
女湯です。丸見え。超丸見え。女湯としての意味をなしていませんでした。
囲いがないので、客室、屋外、崖崩れ補修の工事現場から丸見えです。
8人くらい入れそうの大きさの浴槽です。
四の湯
四の湯は、正方形の6人くらい入れる大きさでした。
足元湧出だけあって、ぶくぶくと泡が出ています。
床面は、雑に置かれた木の板で、その隙間から源泉が湧き出ている、足元"直"湧出でした。
足元直なので源泉に触れることができ、触ると少し熱かったです。そして木の板の隙間には湯の花の泥が沈殿していてぬるぬるしていました。
普通の足元湧出泉だとスノコの下に源泉があるのに、足元の直に源泉があるって凄くない!?
温泉からは、メタンガスというか生ゴミというか凄い臭いがします。源泉が密集している特に箇所は強く感じられます。
火山性ガスってこんなに凄い臭いなのね・・・
温度はかなりぬるめで38度くらいでした。
灰色っぽい乳白色に濁っていて、見通しは10cmほどの濃厚な温泉でした。
ツルツルサラサラしたさっぱりと肌触りですが、湯の花の泥が沈殿しているほどなので、若干ざらつきを感じました。
三の湯
三の湯は、正方形の6人くらい入れる広さで、すぐ隣には藤八の湯がありました。
普通に入ると半身浴になってしまうほど浅い浴槽でした。
こちらの方がぷくぷくと泡の勢いが良かったです。しかし、こちらの方若干ぬるくて37度くらいしかありませんでした。
こちらも、灰色っぽい乳白色に濁っていて、見通しは10cmほどの濃厚な温泉でした。
臭い肌触り共に四の湯と同じですが、泡の勢いが良いだけあって、こちらの方が強く感じられました。
藤八の湯
L字型で12人くらい入れそうな大きさの浴槽が藤八の湯です。
最終日に撮影した晴れた時の写真が混じってるけどゆるちて
藤八の湯は、湯の花が沈殿しまくっていて、画像のような灰色の泥状になって沈殿しています。
底にはたっぷり泥が沈澱していて、木の板が置かれてないので、ドロドロぬるぬるしています。
泥には枯葉や枯草が混ざっていてヘドロ感がありました。
顔面泥パック最高なの!
枯草がへばり付いてヘドロのお化けのようになっておるぞ!
泥水のように灰色に濁っていて、見通しは数センチの超濃厚な温泉でした。
底にはゴロゴロと岩が沈んでいるので、気を付けないと、足をぶつけて痛い思いをします。それと足元には熱い源泉も湧いてるので、踏んでしまって「あっつ!」ってなる、まさにトラップだらけの浴槽でした。
源泉が、斜面側と、L字の角になってる部分に密集しているので、温度にムラがあります。源泉から離れた場所だとだと冷たく感じるほどぬるいかったです。
一番熱い所でもせいぜい34度くらいで、温泉と言うより水溜まりに入ってるような気分です。
冷たいのですが、入ってるうちに体の内側からじわじわと熱くなってきました。
それでもお風呂から出るとクッソ寒いの!!
臭いは他の浴槽と同じく、生ゴミのような火山性ガスの臭いがします。
お湯自体はツルツルサラサラなさっぱりとした肌触りですが、湯の花の泥がたくさん舞っているのでザラザラ感もありました。
二の湯
二の湯は、藤八の湯、三の湯、四の湯より若干高台に位置していて、4人くらい入れる広さの浴槽でした。
かなり浅くて腰がやっと浸かれるくらい、寝転がらじゃないと全身浸かれませんでした。むしろ寝湯です。
灰色っぽい乳白色に濁っていて、見通しは5cmほどでした。
臭いは他の浴槽と同じく生ゴミのような火山性ガスの臭いがします。
肌触りはツルツルサラサラながらも、湯の花の泥のザラザラ感がありました。
若干の熱めの温度で42度くらいでした。
奥の方に源泉が集中していて、ボコボコと勢いがいいです。そして、湧出の勢いが良く木の板が湯の花の泥に埋まっていて、ここに踏み入れてしまうと源泉を直に触れることになるので、めちゃめちゃ熱い思いをします。
夜に入ると、満点の星空を見ながら寝湯することができる、最高の浴槽だぞ!
でも寝がえりを打って、源泉が湧出してる所に踏み入れてしまうと、自分が星になってしまうんじゃないかってくらい熱い思いをするから気を付けるんだぞ!!
一の湯
一の湯は、登山道のような木道を登った先にあります。
そこそこ遠くて、そして、冷たい風をモロに受けるのでめちゃめちゃ寒い!
動画で見るとその遠さが分かるぞ!
刮目して見てね♡
一の湯は6人くらい入れる広さです。
この浴槽が一番熱くて43度くらいでした。
灰色がかった乳白色で見通し数cmほど濁っています。藤八の湯並みの濁り具合です。
泡の勢いも1番激しく、ボコボコボコボコと凄い勢い、まさに天然のジャグジーです。
見よ!このボコボコ!!
1番ボコボコが激しい所に踏み入れると、完全に板が湯の花の泥に埋まっていて、源泉が直でした。それも勢いが凄いのでめちゃめちゃ熱く、脚を火傷してしまいそうです。それも源泉が多くて、どこを踏んでも源泉と言う地獄を味わうことになります。
あつっ!あっつ!あつっ!あっつ!どこを踏んでも源泉だよう!助けて!!あっつ!!
他の浴槽と同じく、生ゴミのようなメタンガスのようなえげつない臭いがします。足元湧出の勢いが良いだけあってここが一番強いです。
こんなにボコボコ泡が出てるなら、お風呂の中でおならをしてもバレないね!
言ってるそばから屁をするな!臭いぞ貴様っ!!
グサッ!
あああああ!それ源泉の泡だし、温泉と一緒に噴出した火山性ガスが臭いんだぞおおおお!
足元湧出泉でさえ珍しいのに、こんな足元直に源泉がある温泉ってここの他にあるのかなあ?
すんごい温泉だよね!?あっつ!!
もちろん帰りも木道を下って行いきます・・・。
あああああ!寒い寒い!!
朝食(2日目)
足元直湧出の混浴露天風呂を楽しんだ後は朝食になります。
朝食は7時~9時の間で行われます。
朝食も山菜中心ですが、シュウマイやウインナー、湯豆腐、いぶりがっこもありました。
朝食は緑色の山菜が多く、見るからに健康そうな食事です。
ちなみにデザートはヨーグルトで、蜂蜜をかけて食べます。
朝食には、「源太清水」と言う八幡平の湧水で入れたコーヒーが飲めます。
普通のコーヒーより、まろやかかつ苦味がかなり少なく、飲みやすかったです。水が違うだけでこんなに違うのか・・・。
朝食の後も混浴露天風呂入りました。
チェックアウトする時間帯なので貸切状態でした。
うしるきゅんたちは連泊だからね!!
全体的に温かくなっていて、温度順は低い方から藤八の湯、三の湯、四の湯、二の湯、一の湯になっていました。
二の湯でも熱いと感じ、藤八の温泉でも温かいと感じるほどです。
入浴して10分くらいでどんどん霧がかかっていって、隣の浴槽まで霞んで見えるほどになって行きました。
今日の天気は晴れって聞いてたのにおかしいなあ?
ガスって一の湯なんて真っ白見えないぞ!!
これはやりたい放題!全裸で葉っぱ隊ごっこができるぞ!
人生で一度やってみたかったんだよね!
YATTA!YATTA!YATTA!YATTA!
妾の目の前でやるな!ガスってても丸見えじゃぞ変態!!
グサッ!
あああああああああああ!
ドラゴンアイを見に行きましたの!
温泉の後は、1年のうちに5月下旬から6月中旬の間でしか見ることのできないドラゴンアイを見に行きました。
めっちゃガスってるけど見られるかなあ?
路線バスで八幡平頂上レストハウスにやって来ました。目の前に止まってるバスでさえ霞んで見えるほど霧が濃くなっていました。
果たしてうしるきゅんはドラゴンアイを見ることができたのか!?
以下の記事を刮目するんだぞ!!
藤七温泉に戻ってくる頃には更に霧が濃くなって、建物全体が霞んで見えるほどでした。
うしるきゅんのお部屋(チングルマ)からの景色なの。清々しいほどガスってるの!!
帰ってきたら温泉卵が補充されていました。
昨日貰ったものと違って真っ暗でした。
茹で加減、塩加減ともに昨日と同じでした。
温泉卵で腹ごしらえした後は、もちろん混浴露天風呂に入りました。隣の浴槽でさえ霞んで見えるほど霧がかかってるほどの悪天にも関わらず、日帰り客と新規にチェックインした客でそこそこ混雑していました。
こ、これは!?
すんごくでっかいチングルマなの!しゅごいの!!
もう隠す気すら無いのか貴様!!
グサッ!
あああああ!うしるきゅんのチングルマがああああ!!
女湯にちゃんと目隠しがされてました。ガスってなかった午前中は丸見えだったのに。
藤八の湯、三の湯、二の湯が午前中よりも熱くなっていて、熱さは低い順で、藤八のゆ、四の湯、三の湯、二の湯、一の湯でした。
藤八の湯がぬるめの温泉(37度)くらいに温度が上がっていました。源泉の勢いも午前中より強くなってる気がします。
午前中よりも天気の移り変わりが激しく、雨が降ったり止んだり、雷が鳴ったり真横で光ったり、霧が濃くなって目の前が霞むほどになったり、晴れ間がのぞいたり、入浴している間に降雪以外の天気を網羅してしまうほど。
先客だらけだったから、午前中と翌日に撮った写真でゆるちて
夕食(2日目)
夕食はご覧の通り基本昨日とほぼ一緒のメニューです。稲庭うどんがそばに、唐揚げがチキンソテーになっただけです。
連泊客の特典なのか、牛肉の蒸し焼きが付いてきました。
和牛を使用しているからか、柔らかく癖がなく、そしてさっぱりとした味わいの牛肉でした。
一日中、温泉入ったり、八幡平の頂上に行ったりしてカロリー消費しまくって、お腹がペコちゃんだったからめっちゃ食べたけどね!
夜にも入浴しました。
内風呂が昨日と同じくめちゃめちゃ熱くなってました。
夜になると源泉が熱くなるのかなあ?
夜になる晴れていて、昨日よりも星空が綺麗が綺麗に見えました。二の湯で満点の星を見ながら寝湯すると最高でした。
コンデジだとこれが限界だし、露天風呂じゃなくて旅館の前の道路で撮った写真だけどゆるちて・・・
昨日は水かってくらいぬるかった藤八の湯が、L字の角の部分で40度くらいの温度が上がっていて気持ちよく入れました。
あ!流れ星だっ!!
白夜たんのナ○チチがなおr・・・
言い終わる前に終わっちゃったよう!
グサッ!
あああああ!!
ご来光露天風呂
翌日もかなり早く(3時半)に目が覚めました。
晴れてたのでご来光を見に、男女別露天風呂に入ります。
外は明るいですがご来光までまだまだです。しかし、今日は快晴で待てば見られるのは確実です。
ご来光前でも、岩手山から遠くの山の稜線まで見えて綺麗でした。
こんな絶景を独り占めなんて、早朝3時半に起きて良かった!!
いよいよご来光が見えてきました。
ご来光を独り占めと思いましたが、この時間になるとゾロゾロと人がやってきました。
わあい!ご来光だ!しゅごいの!!
ご来光を見に入浴してきた人と、ご来光を撮影しに浴場に来ただけの人が集まりだし、露天風呂はご来光撮影大会と化していました。
写真だと貸切に見えますが、浴場に5人、男湯と女湯の間の何もない砂利の所に3人、道路に2人居ます。
みんなご来光好き過ぎじゃない?
混浴露天風呂(3日目)
ご来光露天風呂の後は、もちろん混浴露天風呂に入りました。
晴れた日だと、迫り来る緑とゴツゴツとした岩肌がよく見え、野泉のように見えます。
温度は全体的に1〜3度程度上がっていて(四の湯だけ低くなってた)、低い順から四の湯、藤八の湯、三の湯、ニの湯、一の湯になっていました。
藤八の湯が全然ぬるくなくなっていて、40度くらいに上がっていました。
全体的に温度が上がってるけど、今日は火山活動が活発なのかなあ?
清々しいほどの快晴で、一の湯まで登ると、建物と斜面の隙間から岩手山が顔をのぞかせていました。
ドラゴンアイを見に行った昨日こそ晴れて欲しかったの・・・
今日も気持ちがいいほどボコボコしてるの!
一の湯は昨日のよりも温度が上がっていて、43度くらいの熱さになっていました。
澄み渡る青空、顔をのぞかせる岩手山、ボコボコと足元で勢いよく湧き出す温泉、最高なの!
横に顔を向けると、浴槽に迫り来るくらいの積雪が残っていました。
6月でこれくらい残ってるのだから、冬になったら何メートル積もるのやら・・・。
今6月だよ?夏だよ!?
一の湯もご来光が見えるの!!
果たしてこれはご来光と言えるのか?
一の湯までの木道は、晴れてると余計に登山道にしか見えません。
全裸で登山してるような解放感なの!!
駐車場から丸見えじゃぞ!少しは隠せ!!
グサッ!
ああああああああ!
木道を下りてる間に身体が冷えたので、もう一風呂!
朝食(3日目)
朝食は昨日とほとんど同じでした。むしろ違いは何?
早朝4時前からずっと温泉に入り続けていて、お腹がペコちゃんだからたくさん食べたけどね!!
朝食の後は男女別露天風呂に入りました。
風は冷たいですが、日差しが強くて少し暑かったです。
チェックアウトギリギリまで温泉に入っちゃうもんね!
無料送迎バスで盛岡駅に帰りますの!
もっと混浴露天風呂に入っていたいのですが、9時には送迎バスが出発してしまいます。
錆び付いてて来た時よりもボロそうなワゴン車じゃな・・・
ここ岩手県なのになんで秋田ナンバーなの?
自分たちの他に乗客がいませんでした。
みんなわざわざこんな山奥まで、車で来てるのかなあ?
藤七温泉を出発すると、どんどん曇り始めました。
八幡平頂上レストハウスに到着。
ここで、早朝にチェックアウトしてドラゴンアイを見に行った宿泊客を拾って、再度出発です。
昨日は真っ白で何にも見えなかったけど、こんなに広い駐車場になってたのね
どんどん雲てきて、今日ドラゴンアイ見に行ってもガスってそうなの・・・
八幡平ビジターセンターで盛岡行きの無料バスに乗り換えです。
ここに到着する頃には雨が降って来ました。
混浴露天風呂に入ってた時の快晴は何だったの?
さーて、ここから更に1時間かけて盛岡駅に帰るぞ!!
貴様・・・これ以上妾を酔わす気か・・・?
グサッ!
これか路線バスでしか帰れないんだから仕方ないでしょおおおおお!!
八幡平ビジターセンターを出発する頃には、同じ目線に見えていた岩手山もあんなに高く見えるくらいになってました。
約2時間かけて盛岡駅西口に戻って来ました。
・・・
白夜たん大丈夫?
そうだ!人工呼吸してあげりゅ!!
ドサクサに紛れて、何してくれようとしとんじゃ、この変態筋肉ダルマ!!
グサッ!グサッ!グサッ!グサッ!
ああああああ!うしるきゅんを打ちのめすほど元気が残ってて良かったのおおおお!!
泉質・料金・アクセス・地図
泉質 | 単純硫化水素温泉(低張性弱酸性高温泉) |
---|---|
源泉 | 藤七温泉 |
泉温 | 87.0℃ |
PH値 | 3.7 |
日帰り入浴時間 | 8:00~18:00 |
定休日 | 無し |
日帰り料金 | 大人650円、小学生以下350円 |
アクセス | 盛岡駅から岩手県北バス「八幡平自然散策バス」で『藤七温泉』バス停下車すぐ 田沢湖駅から秋北バス「八幡平頂上行き」で『八幡平頂上』バス停下車、徒歩25分 |
場所 | |
詳細 | 【楽天トラベル】【じゃらん】【るるぶ】 |
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