元IT土方の供述

男の娘バーチャルブロガーがお絵描きしたり、深夜バスに乗ったり、旅行に行ったりするブログだぞ!

元IT土方の供述

蔵王温泉の共同浴場(上湯・川原湯・下湯)を湯めぐりしてきましたの!

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みんなー!うしるだよー☆

 

うしるきゅんは山形にある日本で二番目の強酸性泉で有名な蔵王温泉にやって来たんだ!

 

今回は、蔵王温泉にある3つある共同浴場を湯めぐりしてきたから刮目して見てね♡

 

 

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宮城県は曇っていて山形県は晴れてるけど県境の山の上に登ってみたらどうなってるのか!?みたいな記事でも書こうとやって来たらご覧の通りの曇り空。

山の上に上ろうものなら、視界が真っ白で何も見えないでござる!ってなること間違いなし。そういうことなので急遽予定を変更して、温泉巡りをすることにしました。

 

最近、全然天気予報当たらないんだけどどういうことなの?

 

上湯共同浴場

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まず初めに、蔵王温泉バスターミナルから徒歩6分くらいのところにあり、共同浴場の中では一番標高の高い所にある上湯共同浴場に入浴します。
 

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無人なので料金箱に入浴料200円を入れてから入館します。

 

無人だから絶対金払わないで入浴する人いるよね・・・

 

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脱衣所は木製の棚で、籠は無くそのまま置く方式で、洗面台や休憩用のプラスチック製の椅子が一つ設置されています。

棚のひとつひとつが大きめな造りなので手荷物が多くても十分な大きさでした。

 

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この共同浴場はph1.6という胃液並みの強酸性泉。源泉が熱いので井戸水で加水してるようです。

 

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木造の新しめの建物で、足を伸ばして6人くらい入れる大きさの湯船がひとつあり、しゃがめば10人くらい入れるくらいの大きさです。建物と道路の隙間に立ってるのでかなり狭いのかと思ったら想像よりも広くで驚きです。

強酸性泉で入浴するだけで殺菌されるのでシャワーどころかカランすらありません。

タライで湯船からお湯を掬ってかけるするか、そのまま入るかのどちらかです。

 

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あっち!あっち!!

 

加水してる割にかなりの熱さで、長く入っていられないくらいに熱く、5分くらい入り続けたらのぼせてしまいそうでした。

お湯は薄っすらと水色に白濁していて底が見えるくらいの透明度。硫黄臭が強くほんのりと酸っぱい匂いがします。そして、お湯には細かい湯の花がたっぷり浮遊していました。

 

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しかし、加水してあるので強酸性泉特有のピリピリ感が薄い気がします。同温泉にある新左衛門の湯のような硫黄臭がかき消されるほどの酸っぱい匂いも控えめ。新左衛門の湯はph1.45で加水なしだから当然だけど。

 

ピリピリするの嫌なのって人にはオススメなの

 

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建物の裏側には源泉を冷ますための水車が設置されてますが全然回ってません。

 

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建物裏側は、ベンチと水車が設置されてる木のぬくもりあふれる小さな広場になってました。

 

裏側は帰る直前に撮影したから夜になっちゃってるの

 

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提灯が埋め込まれて独特な鳥居がある酢川温泉神社も見えます。

 

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ちなみに、冬の時期に行くと風呂場から垂れ流しにされた温泉の湯気がモクモクと上がっていて雰囲気があります。

泉質 酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉(低張性酸性高温泉)
源泉 大湯1号源泉
泉温 54℃
PH値 1.6
効能 アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症、きりきず、皮膚乾燥症等
営業時間 6:00~22:00
定休日 無休
料金 大人200円、子供100円

 

川原湯共同浴場

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上湯共同浴場から旅館や飲食店に囲まれた細い路地を進んで行くと、日帰り温泉施設とジンギスカン屋に挟まれた隙間に建ってる、川原湯共同浴場にやってきました。

こちらも入金箱に200円を入れ入館します。

 

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ph1.8と上湯共同浴場よりちょっと抑えめの強酸性泉。こちらも源泉が熱いので加水しています。

 

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30年前の古い成分表にはph1.45と書かれていて、月日と共に酸性やアルカリ性を表す水素イオン濃度が変化しているというのが分かります。

 

上湯よりも狭めの脱衣所で服を脱いで浴場に入ると、仰向けで天井にかまけて「ああああああああ!↓ああああああああ!↑」と言ってる、ちょっとカーネルサンダースみたいに白いひげをボーボーに蓄えたヤバめの老人が先に入浴していて、入るタイミングを間違えてしまったと思わざるを得ない状況・・・。

しばらくして、その老人は「今日の風呂はぬるりいなあ!!」って言って上がって行きました。いつもはもっと熱いのね。

 

もしかしてこのじいさん、湯加減を監視するタイプの蔵王温泉の仙人なの!?

 

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こちらも新しめの木造建築で、上湯の半分くらいの大きで3人くらい入れる大きさ。こちらもシャワーもカランもなくタライで掛け湯する方式。

源泉が浴場の直下にある足元湧出泉で、湯船の底がスノコになっていて隙間からお湯が湧き出る仕組みになっています。

お湯の湧き出てるって感じはあまりせず、ホースで直接加水されてるまずの量の方が多い気がします。

加水してる量が多いためか上湯よりぬるめで程よい湯加減。しかし、酸っぱい匂いは控えめで、それに加えて硫黄臭も上湯共同浴場より控えめ。

マイルドといえばそうだけど薄いとも言えなくもないです。先客の老人が今日はぬるいと言っていたので、この日はたまたま加水される量が多く薄いのかもしれませんが。

 

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建物裏側は、浴場からあふれ出たお湯が垂れ流され湯だまりになってました。

 

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強酸性なのでもの類は生えておらず、白く薄っすらとエメラルドグリーンの温泉成分が沈殿してました。

 

ちなみに浴場の写真は、仙人が上がって次の利用客がくる合間に撮ったの!フ◯チンで

 

泉質 酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉(低張性酸性高温泉)
源泉 河原湯共同浴場源泉
泉温 45℃
PH値 1.8
効能 アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症、きりきず、皮膚乾燥症等
営業時間 6:00~22:00
定休日 無休
料金 大人200円、子供100円

 

 

下湯共同浴場

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蔵王温泉バスターミナルのすぐ近くにある下湯共同浴場にやってきました。

川原湯の次と言いたいところだけど、その間に大露天風呂風呂に入浴してきました。

 

大露天風呂のレポートは記事の終わりにリンクがあるから行ってみてね♡

 

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建物横には手湯と足湯があって、手湯に手を突っ込んでみると熱くて熱くて火傷しそう。熱すぎだよう!!

 

手湯というより温泉たまご作る場所なのってくらい熱かったの

 

強酸性で出来上がる前に卵が溶けちゃいそうだけど

 

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ところで建物に灯りが灯ってないけど営業してるの?こちらも無人なのでなんとも。

真っ暗だけど閉鎖されてるわけじゃないので営業してるっぽい。灯りをつけて脱衣所へ。

 

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ph1.8と川原湯と同じ酸性度。源泉の種類は違いますが。

そしてこちらも源泉が熱いので加水されてます。

 

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誰も入浴してないので脱衣所も撮影。

12箇所も棚があるけどそんなにたくさん入浴できないと思います。

 

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湯船からも撮影。脱衣所が広々としてるのが分かると思います。3つの共同浴場の中では一番広いと思います。

 

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上湯と川原湯の中間くらいの大きさの湯船で5人くらい入れます。段差になってる箇所は底の方が空洞になってるので湯船と横向きで座っても足を伸ばせる広さです。

上湯より大きな建物なのでそれより小さいというのは意外です。

 

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あっち!あっつ!

 

上湯くらいの熱さで長時間入浴できるような熱さではありません。

お湯は共同浴場3つの中では一番透明度が高く、湯の花などの浮遊物も少ないです。

その代わり、白く薄っすらとエメラルドグリーンの粉状の結晶が底に溜まっていてヌルヌルします。

上湯と比べると酸っぱい匂いや硫黄臭は控えめで川原湯と同じくらいです。そして酸性の刺激は河原湯より強く上湯よりマイルドです。

しかし、湯口から出るお湯の加水具合が短時間で変わるので、浮遊してる湯の花の量が増え、硫黄臭と酸っぱい匂いが強くなり、お湯がピリピリする時もあれば、浮遊してる湯の花が減り、匂い・お湯の刺激が薄まったりと泉質が安定しない印象を感じました。

 

バスターミナルから徒歩3分くらいの所にあるから便利だよね☆

 

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冬の時期に行くと、手湯や足湯の湯気や、排水口に流された温泉の湯気がもくもくと上がっていて幻想的です。

泉質 酸性・含硫黄-硫酸塩・塩化物温泉(低張性酸性高温泉)
源泉 蛇荒川折口、インキョ、上の川混合源泉
泉温 56.9℃
PH値 1.8
効能 アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症、きりきず、皮膚乾燥症等
営業時間 6:00~22:00
定休日 無休
料金 大人200円、子供100円

 

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次回は、蔵王温泉の名物の一度に200人は入れるという『大露天風呂』に入浴してきたから。こちらの記事も刮目してみてね♡

 

最後まで読んでいただきありがとうございました♡