元IT土方の供述

男の娘バーチャルブロガーがお絵描きしたり、深夜バスに乗ったり、旅行に行ったりするブログだぞ!

元IT土方の供述

『五色温泉 宗川旅館』標高800mの山形の絶景秘湯に入浴してきましたの!

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みんなー!うしるだよー☆

 

今回、山形県米沢市にある秘湯『五色温泉 宗川旅館』にやって来たんだ!

 

秋の風を感じに絶景露天風呂がある秘湯と聞いてやって来たんだぞ!

 

それに今週のお題「秋の空気」だからね!秋と言った温泉だし!

 

刮目して見てね☆

 

貴様は、春夏秋冬関係なく温泉に行っておるじゃろ

 

 

五色温泉とは

五色温泉はこんな感じの温泉だぞ☆

  • 山形県米沢市大字板谷にある標高800mに位置する秘湯
  • 最寄り駅は奥羽本線の板谷駅で、距離7km、標高差400m弱の山道を登らないと辿り着けない
  • 開湯1300年というかなり歴史のある温泉
  • 宗川旅館という一件宿しか存在しない温泉
  • 旅館周辺には風力発電所以外の人工的な建物は存在しない
  • 20年前まで日本で最初のスキー場「五色スキー場」が近くにあった
  • 特別豪雪地帯の秘境にありながら冬季でも営業している

 

五色温泉 宗川旅館

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秘湯ではお馴染みのかなり古めの鄙びた建物がポツーンと。そして、未舗装の広々とした駐車場がありました。

 

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除雪のための巨大ブルドーザーが駐車してあり、この辺り一帯の豪雪具合が伝わってきます。

 

あれでしょ?1階部分埋まるくらい積もるんでしょ?

 

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旅館に送電するために電柱が建ってますが、駐車場から奥羽山脈の山々が一望出来て景色は凄くいいです。

 

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旅館には、レンガ造りの蔵が併設されてました。青とか黄色のレンガも埋め込まれてカラフルで日本建築っぽくない佇まいです。

 

いつ建てられたんだろ、この蔵

 

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レンガ蔵の脇を通ると、かなり古めで鄙びたまさに秘湯と言った趣の宿泊棟が見えました。明治からの建物をそのまま使用してるらしいです。

 

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昔はスキー場も併設されていた関係か、下の方にも無駄に駐車場がありました。

旅館入口の駐車場ですら広々としていてガラガラなのに、下の駐車場を使用する来たいってあるんですかねえ。

 

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駐車場からは、旅館の建物全体を見渡すことができ、こんな山奥の一件宿なのに大きいのが分かります。

 

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宿泊棟と駐車場の間には道路があって、この道を真っ直ぐ進んで行くと、滑川温泉の近くの滝の辺りまで行けたはずです。

車両通行止になっていて自転車すら通れないようです。そもそも舗装されてるか怪しいけど。

 

館内

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それでは旅館の中へ入っちゃいましょう!

 

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館内に入るとリフォームしたのか、明治の建物をそのまま使用してるとは思えない程綺麗です。

 

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玄関を通り、通路挟んだ所に受付があります。

五色温泉には、内風呂と露天風呂のがあり別料金でそれぞれ600円で。ネットの情報だと、日帰り客は露天風呂のみって書かれてたから内風呂まで入れるとは思いませんでした。

 

ラッキー☆ 

 

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リフォームして綺麗だけど大正っぽい雰囲気。

 

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宿泊棟はリフォームされておらず、いかにも昭和の旅館って感じの雰囲気。

 

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複雑怪奇で地下階でもあるのか?って思ったけど、ここは宿泊棟の2階らしいです。

 

受付は1階のはずなのに、いつの間に2階になったの?

 

露天風呂

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受付曰く、内風呂に先客がいるらしいので、まずは露天風呂から。

玄関脇にある斜面を登って行きます。

 

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10mほど登ると、かなり古めかしくて、手作り感満載の木造建築が見えてきました。こちらの建物の中に露天風呂があります。

この露天風呂風呂は、12月初旬から4月中旬まで雪のため閉鎖されます。

 

この間の台風大丈夫だったかなあ?飛ばされてない?

 

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うーん、このボロくて手作り感満載なのが、秘湯感と珍スポット臭が漂っててそそる。

 

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露天風呂の建物の入り口で靴を脱いでから、階段を3段ほど上がって廊下を歩いて行きます。

 

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中は鄙びた感じやボロさを通り越して、廃墟のような哀愁漂う雰囲気。

 

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奥に進むと、手前が男湯で奥が女湯になってます。近くにある、滑川温泉や姥湯温泉のような混浴ではありません。

 

チッ、男女別かよ

 

白夜たんのナイ◯チ拝んでやろうと思ってたのに!

 

残忍で悲惨で惨たらしく、ときめいて死ね!

 

グサッ(⇐薙刀が刺さる音)

 

あああああああ!白夜たんのナイ◯チ拝まないとときめいて死ねないよう!

 

そうかそうか!二度と靴の裏でゴキブリを叩き潰すときの音みたいな声を発せないよにしてやろう!!

 

アガガガガガ!鋭利な一物をうしるきゅんの口の中に入れないでええ!!

 

脱衣所

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脱衣所もかなり鄙びた印象で、籠式で4つほどあります。

 

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実はこの脱衣所、真ん中で仕切られていて2部屋あるような状態になっています。なんで混浴でもないのに2部屋に分けられているのか不思議。

 

そもそも、そんなに沢山入れるのかな、この露天風呂?

 

浴場

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いやあ、とてもいい景色!

露天風呂からは、奥羽山脈の山々が一望でき、雲一つない天候も相まって素晴らしい景色が広がってました。

 

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景色が良すぎて駐車場まで見えました。(/ω\)イヤン

実は、日帰り入浴で旅館から出てきたおばさん集団が駐車場で井戸端会議をしてて見えないか冷や冷やしながら入浴してました。

 

山の方見ながら井戸端会議してたから良かったけど

 

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お湯は無色透明で無臭。ちょっと井戸水のような土のような匂いがします。

 

パリっとした肌触りの中性泉で、ほぼほぼ真水を温めたんじゃないかっていうくらい、全く癖が無く、温泉というよりお湯に近い温泉です。

無色透明でも若干トロっとした肌触りの所が多いので、逆に源泉かけ流し加水循環無しでここまでお湯に近いのは珍しいんじゃないですかね?

 

無色透明なのに五色温泉と言う不思議

 

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お湯の温度は40℃らしいですが、37℃くらいしかないんじゃないかってくらいぬるく、お湯から出た途端に寒くなるほどです。湯口から出るお湯は熱くは無く触ってちょうどいい湯加減でした。そりゃあそれくらいぬるいわ。

 

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ここの温泉は、鏡のように反射していて、鏡の中に浸かってるような気分になるくらい、湯船に浸かっていても空と周りの木々を反射しています。

この風景を見て、空と樹々とかが反射してるから五色温泉なんだと勝手に解釈しましたが、五色の湯煙を見て温泉を発見したのが由来らしいです。

 

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湯舟から上を見上げるとモミジの木が見えました。

紅葉の季節の晴れた日に訪れると真っ赤なモミジが湯面に反射してるのが見られると思います。

 

訪問したのは10月中旬で標高800m以上の山奥なのに全く紅葉してなかったのよね・・・

 

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上がると冷たい風が吹き込んで寒くて寒くて、なんだかんだ2時間以上入り続けてしまいました。それでも全くのぼせないどころか上がった瞬間に寒くて凍えるくらいでした。

実は、福島の微温湯温泉に入浴してからというのも、長時間入浴し続けてものぼせないくらいぬるい温泉も正義な気がしています。

 

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通路に泉質表が貼られてました。無色透明無臭なので単純温泉なのかと思いましたが、ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物温泉らしいです。

 

真水かと思ってしまうくらい、無色透明無臭で全く癖が無いのに色んなもの入ってるのね

 

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湯上り直前は寒くて寒くて仕方がなかったのですが、服を着てしばらくすると身体のなかからじわじわと温かくなってきました。

 

これがこの温泉の効果なの?

 

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さ~て次は、内風呂に入りに行きますか!天気が良すぎて内風呂はもったいない気がするけど・・・。

 

内風呂

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露天風呂の次は内風呂です。

もう一度受付で入浴料を支払って入館します。

 

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宿泊棟を横切り階段を登って行きます。

宿泊棟は一つかと思ったら奥にもう一棟あるような複雑怪奇な建物。

 

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階段を登ると男湯は左、女湯は右と矢印で表してる看板が現れました。

 

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右を向くと細くて圧迫感のある古めの廊下が真っ直ぐ続いてました。

 

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左向くと・・・内風呂どこ?

内風呂の扉が壁と同化していて、内風呂どこって?って思ってしまいました。

 

脱衣所

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脱衣所は、秘湯の内風呂にしては広めでラックにカゴが載せてあるだけという質素なもの。

 

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入り口付近にもラックが設置されていて、こちらの方が狭いのに籠が多めでした。

 

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脱衣所の入口には、温泉っぽくない緑色でカクカクとした変わった書体の暖簾が掲げられてました。

 

浴場

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浴場に入るとモヤがかかってるくらい湯気で覆われていました。

あまり広くないのに扉が二つある不思議な作りで、洗い場は真ん中の仕切りの所にあり、シャワーとカランが4つほどありました。

 

なんで出入口が2つもあるんだろこの温泉

 

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湯船の半分がかかるくらいのトンネルある、これまで見たことのないような不思議な浴場です。浴場の奥には、一つの湯船の真ん中を仕切って二つに分けたような変わった造りの湯船がありました。

 

福島の川上温泉の半天嵒窟風呂を彷彿とさせる造りなの

 

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ちなみに手前がぬるめで41℃くらい、奥が熱めで43℃くらいです。

 

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奥の方は、無色透明ながら鉄臭さがあり、湯船の底は茶褐色に変色して温泉成分が染みついてました。そして、一見浅そうですが、普通に浸かっただけで肩まで沈むほど。

露天風呂と同じくパリッとした肌触りながらも、鉄臭さが強いせいか泉質が濃い気がします。

 

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湯口があり触るととても熱いくらいで、近くによるだけで鉄臭さがプンプン漂ってきます。もしかし、この湯口の所に源泉があるからトンネル掘って内風呂拡張したんですかね。

 

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トンネルの奥の方がゴツゴツとしていて洞窟のようになってました。

 

洞窟を掘ってトンネルにしたってこと?

 

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手前も無色透明でちょっと鉄臭さがありますが、かなり弱まってます。

奥の湯舟から仕切りの下にある管から流れていく方式で、時間が経つと鉄臭さが薄まる泉質のようです。

 

内風呂全体を動画で撮ってみたから見てみてね♡

 

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お風呂から上がると熱めのお湯でしたが、すっと汗が引くタイプの温泉でした。風呂上りに汗がダラダラと止まらないということが無いのは良いですが、すぐに湯冷めして着替えを終えた時にはちょっと寒さを感じるほどでした。

 

脱衣所が寒いからよりそう感じるの

 

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内風呂も堪能したことだし帰りますか。

登った時は全然感じなかったのですが、思いの外急な階段登ってきたんだなあって。

 

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内風呂入ってた2時間弱の間に何があったんですか?

旅館から出ると、つい2時間前まで雲一つない快晴だったのに、今にもなり出しそうなほど曇っていて若干モヤがかってます。

  

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いや、マジで何があったんですか?一泊したんじゃないかって勘違いしてしまいそうなほど曇ってやがるんですが。

 

神社

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旅館の玄関の脇の斜面にある神社が建てられていて、気になったので参拝してみます。

 

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え〜と、白夜たんのナイ〇チが大きくなりますように!

 

ふん!そんな卑猥な願いをする変態は妾が成敗してくれよう!

 

恥を知れこの変態があああああああああ!!

 

あああああああ!なんで人のためのお願いしてあげただけなのにいいいいい!!

 

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拝殿にこけしが沢山奉納されていて、劣化して色落ちしてるのと、空模様も相まって不気味な雰囲気が漂ってました。

 

夜は参拝したくない神社でござるなあ

 

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登ると旅館と駐車場と山々が一望でき、五色温泉一帯には風力発電所くらいしかありません。

 

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神社の脇を見てみると旅館の一部が地面にめり込んでました。

そう、これは目の前の建物が内風呂でコンクリート部分がトンネルの一部なのです!

 

あの内風呂って神社にめり込んでたのね・・・

 

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さーて、板谷駅まで自転車で帰りますか!降らないといいなあ。

 

天気をここまで意識してるのは、板谷駅から自転車で山道を登ってきたからでなのよね・・・

 

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出発しようとするタイミングで、生憎の天気で心配してくれたのかワンコが見送りに出てくれました。

 

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近寄ったら逃げたけど・・・。

 

理由が分からないけど、心配されてるどころか嫌われちゃったの・・・

 

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犬に嫌われたところだし帰ろうとしたところ、露天風呂の建物が目につきました。

めちゃめちゃ入浴してる所が見えそうなんですが、見えるのか、それとも死角になって見えないのか!?

私、気になります!

 

600円払うからさあ、もう一度露天風呂って来てよ!

 

ここから見えるのかどうか、うしるきゅんが確かめてあげるからさあ!

 

ほうほう・・・今度は目つぶしをご所望の用じゃなあ!!

 

目があ!目があああああああああああああああああああ!

 

泉質・料金・営業時間・アクセス

泉質 ナトリウム・カルシウム- 炭酸水素塩・塩化物温泉 (低張性中性高温泉)
源泉 5号源泉
泉温 45.9℃
PH値 6.4
日帰り入浴時間 10:00~16:00
定休日 無し(露天風呂は12月初旬~4月中旬まで閉鎖)
日帰り料金 露天風呂:600円、内風呂:600円
アクセス 奥羽本線『板谷駅』から徒歩2時間
場所
詳細 楽天トラベル】【じゃらん】【るるぶ

 

最後まで読んでいただきありがとうございました♡